オーガニック農HOWの日記

食べる側からの農への取り組み。EM自給菜園的生活の日記です。

お味噌仕込みの秘訣

2015-01-12 14:51:24 | Weblog
今年も極寒の2月に、お味噌を仕込みます。

これが、お金がかかる道楽イベントのようなもので、単に自家用のお味噌づくりではないのです。

お味噌は家では作りませんし、
糀も買いません。

塩糀を作るのに使う糀も、EM米で仕込んでもらい、冷凍保存します。

JA今津の味噌加工所へ、お米と大豆とお塩を、予約した日にちの1週間前に持ち込みます。

一日貸し切りで仕込みますが、
お味噌仕込みの半分以上の作業
の、
糀を作る、大豆を煮る、糀と煮た大豆を混ぜるまでをやってもらいます。

そこからが出番、
塩と糀と煮た大豆を混ぜて、
ミンチマシンに入れて、
うにゅうにゅと出てきてモンブランのトッピングみたいな、味噌のもとに、お塩を混ぜてみそ玉にし、空気を抜き容器に詰める作業をします。

めぐままさん、息子と3人で密閉容器に、
おいしいお味噌になぁれと詰め込みます。

そして、
EMの倉庫で保管、極寒の冬に仕込み、静かに春を迎え気温が上がる夏を越し、
冬の始まりには芳醇な香りのお味噌が出来上がります。

原料のお米も大豆もEMオーガニック、お塩の極上、

180キロ仕込むのに、加工料理と材料費だけで10万円以上かかります。

この極上味噌は、めぐままさんと、横浜のにこさんとどうしてもという知人の分以外は、
自家用と身内へ送るのと、お世話になった方々への贈り物やお礼の品として。

一般販売はしていません。

仮に販売するとすればお味噌を熟成保管するための倉庫の賃料、容器代、作業人件費や運搬その他の経費、利益を加算、とてつもなく高価なお味噌になります。

売るためにお味噌づくりなどする気はさらさらなく、

ま、高くつく道楽だわね~!

美味しいお味噌の秘訣は、
味噌加工所でつくるからと、良い微生物に満たされたEMの倉庫で保管熟成させているからだと思います。

家庭で作らない理由は、単に関心がないから、
面倒くさい、それに雑菌が入ってお味噌に臭いがつくでしょう?

手前味噌と言って自家製は一番らしいけど、
家庭で作られたお味噌をいただいたことがありますが、ご自慢の手前味噌、
うーん、雑菌の臭いがしますね。

お味噌仕込みの環境、キッチンに着いた臭いや使う道具、容器や保管場所によるもの。

その家庭に住み着いている微生物によってもその家庭の味に。

お味噌本来の微生物が醸し出す繊細で芳醇な香りは、家庭では出ないと思います。

やはりお味噌仕込みは、

専用の施設や味噌加工所をお薦めします。