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マイカーの水没事故、車両保険を使うとどうなるか(1/3)

2019年10月29日 | カーライフ

2019年8月、当地を襲った特別警報豪雨の際に車で走ったら水没事故(注)に遭いました。その結果、車両保険で修理することにしましたが、修理にかかるコストは、来年以降の保険料は、はたまた保険適用でどこまで修理してくれるのかなど実際の手続きに沿って書いておきます。
※注:タイトルに「水没事故」と書きましたが、浸水ではなく、水圧による被害で済みディーラーの診断は「下取りに影響する事故修理歴や水没事故ではありません」ということでした。

特別警報の冠水路でアイサイトが作動  


<事故の経緯>
朝、目が覚めると大雨特別警報が発令されていましたが、降る雨はぽつぽつという感じ。台風ではありませんので風は吹いていませんでした。どうしても出社しなくてはいけない事情もあり、いつも通りマイカーレヴォーグで出発しました。
途中、何か所か水を跳ね上げる程度の冠水路を問題なく走破していきました。しかし一番深い場所に到達した時、「さすがにまずいかな?」と一旦は躊躇したものの、対抗車が走ってくるのを見て「大丈夫そう」と判断し再発進しました。ところがその対向車とのすれ違いで波をかぶりアイサイトの緊急ブレーキが作動、次々と寄せる大波を被って危うくエンストするところでした。


<事故の被害>
なんとか冠水路を脱出して近くのコンビニ駐車場に止めました。水没は脱したとはいえアイサイトは停止、エンジン警告灯が点灯し「販売店に連絡してください」のメッセージを表示したままです。
エンジンはかかるものの、「S」セーフモードに入ったようでエンジンの回転数も上がりません(上限2000回転制御?)
フロント周りを見ると、車両右側のフォグランプカバーがありません。また左側はヘッドライトウォッシャーパネルが流出してしまっています。
気分的にも相当に凹んだのですが、ディーラーの営業マンに電話して取り敢えず自走できるなら明日来てくださいと指示を受けました。


事故当日の様子(フォグランプ周りのパネルがまるごとありません)


左側はヘッドライトウォッシャーパネルが流失



<ディーラーの見解>
翌日、ディーラーに持ち込んで点検を受けました。開店一番乗りだったのですが、前日から続々とレッカーされてきた水没車の対応でディーラーは大忙しでした。

1時間半ほど待ってようやく点検。失ったフォグランプカバーは、オプションを取り付けた人が外した純正部品を頂いてはめ込んでもらいました。ウォッシャーパネルは部品手配することに。(2,700円)
一番心配したエンジンは、エアフロセンサーが水滴か水蒸気を検知しエラーログを残していただけで浸水はしていませんでした。
ECUリセットでエラーは復帰、その後も電装系を含め浸水による不調はありませんでしたので、ほんと軽微な損害で済んだことは幸いでした。

後日、エアクリーナーボックスを外したところ、フィルターは乾燥状態でボックス内に数滴水が流れた跡がありました。


しかしサービスの人が、「パネルははめておきましたが、実は・・・」と説明を続けます。
「水圧で押されたフロントバンパーの嵌め合い部分がちぎれてしまっていますので、バンパーは交換になるかと思います」と。

外れたバンパー(仮復旧前)


取り敢えず嵌め直してもらった仮復旧後


営業マンは、「このまま乗っていてもバンパーが落ちるようなこともありませんし、ようは気にするかしないかだと思います」と。

フェンダーやボンネットの「ちり」が合わないのはスバルの宿命、これくらは気にしない気にしない、言わなければ誰も気づかない程度ではないでしょうか。幸いにエンジンや電装系に被害が無かったことで安心しましたので「これくらい」は気にしない、ウォッシャーパネルだけ発注して引き上げることにしました。

(続く)

マイカーの水没事故、車両保険を使うとどうなるか(2/3) 


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