関西では、ツバス→ハマチ→メジロ→鰤(ブリ)と呼ぶ、成長する出世魚の代表格ですね。
おめでたいですね。
私の、沖縄の石垣島の御神崎の東側の海岸のシュノーケルポイントへ降りる山道の師匠であらせられるブーブさんのHPです。
しばらく更新が止まったままですが今だ参考にさせていただくサイトのひとつです。
しばらく監視を怠っていた隙にこっそりと更新が御座いました。第二子誕生おめでとうございます。
どこに書いたらいいのか分からないので、ここにお祝いのメッセージを書いておきます。
北海道旅行記、はよ(笑)
関西では、ツバス→ハマチ→メジロ→鰤(ブリ)と呼ぶ、成長する出世魚の代表格ですね。
おめでたいですね。
私の、沖縄の石垣島の御神崎の東側の海岸のシュノーケルポイントへ降りる山道の師匠であらせられるブーブさんのHPです。
しばらく更新が止まったままですが今だ参考にさせていただくサイトのひとつです。
しばらく監視を怠っていた隙にこっそりと更新が御座いました。第二子誕生おめでとうございます。
どこに書いたらいいのか分からないので、ここにお祝いのメッセージを書いておきます。
北海道旅行記、はよ(笑)
2014年夏の八重山旅行にあわせ、過去泊まったところ、検討したところ、これから泊まりたい宿を自分の備忘録としてキャプチャーしていきます。
沖縄、八重山諸島に行くようになってたくさんの宿を検索してきました。いまもう無くなってしまった宿、行きたいと思うけどとても予算が合わない宿、新規オープンでクチコミもまだ少ない宿、毎年繰り返すネット検索ですがしばらくすると名前を忘れてしまったり、気付いたときには満室になってたりするんですよね。記憶のほうもだいぶ怪しくなってきたので、気づいた時にその都度追加していきたいと思います。
期間は春から夏、お盆休みを中心としたトップシーズンで大人ふたりが基準です。年末年始やオフシーズンは泊まったことがありません。冬だと同じホテルでもだいぶ安いんでしょうね。
今まで沖縄旅行に限らず、宿泊先は基本、ホテルを選んでいます。あまり「べったり」なペンションや設備が無い民宿は避けてきました。お酒とおしゃべりは大好きですが「ゆんたく」も緩いヤツなら参加するかも?という程度です。
妻が極度の虫嫌い(笑)、蛇とか爬虫類が大嫌い(私)、狭くて暗いのは嫌だ(二人とも)、ディープなのが苦手でさらりと自由に過ごしたい、ま、こんな前提条件になってますが快適なリゾートホテルで1泊10万とかは論外です(笑)
私たちは2006年頃より沖縄、八重山を訪れるようになりました。それまでは社員旅行などで数回訪れたことはありますが、団体旅行ゆえ予め決められたホテルしか知りません。
個人で石垣島を訪れるようになってから10回目になりますのでそれなりに土地勘もつきました。あとは予算や日程との兼ね合いで早めに予約するようにしています。お盆の日程であればだいたいGW前には航空券も宿も予約しています。
なお、行ってないところも含めて「感想」はわたし個人の憶測で、予断や偏見があるかもしれません。辛口評価を含めいつか実際に行ってみて「お薦め」できればと思ってますのでどうぞご容赦下さい。
※画面イメージクリックで公式HPが別窓で開きます。
まず最初に泊まったのが日航八重山ホテル。たぶん、石垣島で最初のホテルです。だがほとんど記憶にありません。日航系列だし、間違いないだろうと泊まりました。まだ八重山の事をなにも知らなかった時分です。
2006年当時でおそらく1泊2万円くらいだったのではないでしょうか。今でも3万から4万と中上位のリゾートホテルですが、まぁホントに全く記憶がありません(笑)たぶんこの手のホテルにはもう泊まることはないでしょう。
石垣島での定宿、ベッセルホテル石垣島。旧スリープインの時代からお世話になってます。1泊2日朝食付で1万5千円ほど。26平米ある部屋は清潔でバスルームも広いしダイバーズロッカーは無料だしビーチタオルも貸してくれるし応対もよく出来てます。あえて欠点をあげるならば繁華街や離島ターミナルまで歩くのが中途半端ってことくらいです。それでもターミナルまで実測で徒歩8分です。
当然のように今年も泊まろうとおもっていたところが、なんと同じ部屋が2万3千円と高騰してるじゃありませんか。最低1万と少しで泊まったことがある部屋がなんと1.5倍から2倍に値上がりしてました。新石垣空港の影響、すごいです。
替わりにいくつかあたってみたところ、市街地の中クラスビジネスホテルは軒並み同じような値段になっていました。安いところは14平米とかでシングルのツインユースです。二人でちっこいダブルベッドに寝るのはな・・・。
かといって贅沢は言ってられないので早めに押さえたのがホテルイーストチャイナシー。
こちら存在は知っていましたが今まで候補にあがったこともなく一から情報を調べました。19.7と25.7平米の洋室を中心に2万円前後。ちょっと高いがベッセルよりは安いし繁華街や離島ターミナルには近いし窓からの景色は良さそう。ということはバルコニーからタイムラプス撮影もできるから、と予約することにしました。
ちなみに、楽天トラベル・じゃらん・ヤフートラベル・公式HPと全く同じ価格設定になってました。普通は直販のほうがちょっと安いんですけどね。
他に、ホテルククルとかミヤヒラなんかも調べたんですが、やはり値段は1万後半から2万円と全体的には数千円の値上げになっているようです。
そのもうすこし下のクラスになると1万円前後でいくつかあったのですが部屋が狭いし離島ターミナルから離れるし、値段と設備のトレードオフってことで今回は選択肢から外しました。
他に市街地近くで候補にあげたのが石垣島IZM。ペンションでもホテルでもない「ツーリストハウス」
まるで美容室かカフェのような1軒まるごと貸切の宿です。最繁期で2万4千円。ベッセルとほぼ変んない値段ですよ。市内のホテルが値上がりし、このようなコテージやビラと価格差が無くなってきました。
こちらは3ベッドルームもあるので、2人で泊まるというより気の会った仲間達と貸し切るタイプですね。いつか泊まってみたいと思うお宿です。
この夏、もうひとつ候補にあげていて今回は見送ったのがnico-stayです。
こちらは川平湾を見下ろす高台にある2部屋だけの小さな素泊まりペンションです。以前はティンガーラという名前で、米原海岸のヤドカリビーチ前で経営されていた方が川平湾へ移転し再開したお宿です。
ティンガーラは閉鎖する前に検討したことがあったのですが、その後、ご家庭の犬の事情で宿を締めいったん本土に引き上げていたのですが、昨年石垣島に戻り再開されたようです。
以前、ティンガーラのHPからたくさんの米原情報を頂いたものです。再開にあたって古くからのファンからたくさんの喜びの声が上がっていました。また素晴らしいお宿になると思います。
そして、そのティンガーラの跡地には新しいホテルが出来ました。
JUSANDI(ユサンディ)
ティンガーラがあった場所を買い取り、整地して新たに4部屋だけの高級リゾートホテルが誕生しました。夏の最盛期には1泊ふたりで13万円という価格、もちろん私たちにとっては候補外です。
以前は米原海岸に隣接して大型リゾートホテルの開発案件があったのですが、環境問題と景気低迷により立ち消えとなりました。その際、開発に関係していたとされる人は、今回、サザンゲートブリッジの先にある新港地区でドルフィンなんとかという施設をオープンさせた人と同じらしいです。噂ですが開発には色んな利権がからんでい(以下略)
※2014/06/06 コメント欄にやーもさんより情報を頂きました。
ティンガーラの跡地はユサンディではなく、そのままティンガーラの建屋を使った貸し別荘になっているそうです。
ウィークリーマンスリーマンションシリーズですね。Blue in Greenというそうです。訂正して追記しました。
さて、話は米原海岸に戻ってもうひとつ。
米原カフェストリートに建つテラスハウス・ヤマバレ。
こちらは2011年に米原ツアーでお世話になったアプネアアドベンチャー石垣島のオーナー山下さんが、ご自分のショップの上に建てた1棟2階建ての貸別荘です。
ショップ自体は一段低くなっているので見通しはあまりよくないのですが、こちらのコテージは国道79号に面した高い位置なので米原海岸が一望できます。
ただ1部屋しかないのでシーズン中は早い時期に予約が埋まってしまいます。ツアーと合わせて利用するなら最高に環境が良い立地ですね。山下さんはパワフルなマッチョマンなんでツアーに行くならそれなりに覚悟してください(笑)
次回は石垣島北部と離島の宿をご紹介する予定です。
※記載内容は2014年4月末段階の情報です。
※補足
ベッセルホテル石垣島。5/9時点でYahooトラベル経由「るるぶ」から18,100円(大人2名26平米ツイン朝食付き)の販売がありました。
2014年夏、石垣島やえやまの旅が始動しました。
例年、夏の数日間を八重山で楽しむのですが、旅の楽しみのほとんどは旅行前に集約されています。もちろん行ったら行ったで楽しいのですが帰る日が近づいてくる寂しさもあって、実は一番楽しんでるのは宿や飛行機や海やらと検索している時かもしれません。
まだ出発日までには100日以上あるのですが、八重山の旅、楽しみながら綴っていきたいと思います。
さて、昨年の夏は1回スキップしたのですが、これで沖縄旅行はここ7年で10回目となります。幸いなことにその全てで台風など自然災害で旅行が中止になったことはありません。
2012夏の石垣・波照間も台風の間を縫うようにして無事に渡ることができ、「沖縄に3回行ったら1度は台風」といわれるなかで強運を発揮してきました。わたし、日頃の行いはあまりよろしく無いのですが、妻が晴れ女なんでしょうかね、雨にたたられたことすらありません。
さて、2014八重山旅行に向け、既に航空券は押さえました。
ANA 福岡=石垣直行便を、旅割60で抑えました。帰り便を旅割28で先に抑えちゃったので、108,600円(大人ふたり往復)となりました。
例年だと楽天のANA楽パックを利用することが多いのですが、今年は4月あたまから検索してみたところどうも勝手が違って旅費が異常に高いです。
他にも時々使うANA公式の旅作も同様で、1泊6日石垣直行便で14万円以上が当たり前の状況でした。
宿もいつも使っているベッセルホテル石垣島が、2009年に1泊10,900円だったものが、今年はなんと23,000円という高値でした。(26平米ツインおとな二人高層階朝食付き)
色々と検索しつつ、今回の旅費を比べてみると・・・
大人ふたりANA福岡=石垣直行便往復+1泊(ベッセルHを基準にした料金)
楽天トラベルが143,000円
ANA旅作が148,000円
航空券108,600+ベッセル1泊23,000で合計131,600円
となります。(4月末時点での計算)
今回はとり合えず先に往復航空券だけを直接予約して、宿はあとからじっくりと選択することにしました。ベッセルホテル石垣島が23,000円・・・・これなら他をあたるべきでしょうね。
それにしても石垣島のホテル高くなりました。2013年3月に開港した新石垣空港の効果で需要と供給のバランスが崩れたのか、どのホテルも強気の設定になっていますね。
ただ、本土資本のホテルは活況を呈しているのに比べ従来型の八重山の宿は稼働率が50%を切るとか・・・。
そういえば2014年の石垣島トライアスロンも休止になったそうですね。大型化しつつある大会、コースや運営を見直し今後十年二十年と発展していけるよう検討期間を設けるとの事ですが、宿泊施設の確保が難しくなったことも一因としてあげられていました。
観光客の私がいうのもなんですが、新空港ができ旅客数が伸びる中、本土資本の大型ホテルが乱立することで石垣島の魅力が損なわなければいいのですが・・・。
今回の旅の手配は航空券と宿は別々の手配ということでスタートしました。さらに検索を進め今まで泊まったことの無い宿を訪れてみたいと思います。
次回は試行錯誤四苦八苦の、やえやま宿選びです。
前記事の続き
2012年夏の八重山旅行も最終日。
この夏は波照間島に3泊、石垣島滞在はわずか1日だけでした。朝、ホテルをチェックアウトしたのちカウンターに荷物を預けておいて買い物に出かけます。
ホテルの前にある公園に、新しい看板ができていました。
ここ、石垣島から各地への距離が表示されています。改めてですけど、他県へ行くより、台湾までが270kmとほんと外国なんですよね。
拡大してみると
沖縄本島まで約500km、つまり一口で「沖縄県」といっても石垣島と沖縄本島は東京-大阪間に匹敵する距離なんです。
よく、「今度沖縄に行くからできたら石垣島も・・・」なんて人、居ますけどね。これは「ついで」に立ち寄れる距離ではありません。置き換えるなら、東京の人が大阪へ観光に来て「ついでに鹿児島も寄っとく?」というようなものですから。
さて、買い物にでかけます。
考えれば到着日はわずか20分ちょいで波照間便に飛び乗ったので、石垣島で買い物ができる最初で最後のチャンスなんです。
例年だと、米原海岸や川平湾を訪ねるのがデフォだったのに、今年はPMCのツアーとここあやぱにモールだけです。あ、まだ正式には「ユーグレナモール」でしたね。
確か3年間のネーミングライツ(命名権)だったはずですが延長したのでしょうか。
妻はなんとかストーンとかストラップとかTシャツとか貝殻とかお菓子とか・・・・買うモノが一杯あるようです。私は波照間の黒糖と海ぶどうを買ってあとはマヒマヒでマンゴービール飲んでました。
そうするうちに時間も経ち、タクシーを使いホテルから荷物をピックアップし空港へ向かいます。
ここでANAのロビーを見下ろしながら、最後のそばを食います。
去年は那覇行きの便が機材遅れとなって都合3便の出発がかち合い大混雑になりました。
また、台風の際にはとても収容しきれない人たちがこのロビーを溢れ外まで行列を作るシーンが繰り返されてきました。
しかし、来年3月(2013年3月)には新石垣空港が開港予定となっているので、そうした混雑も改善される事でしょう。
そして、もうこの空港を訪れることは私たちは無いでしょう。
(離発着では「写るんです」を使用)
ANA560便、定刻の14:55に石垣空港を離陸します。
さよなら、石垣空港。
水平飛行に移ってからも、眼下に見下ろす南西諸島の島影を楽しみに眺めます。
いつか行きたいなぁ南西諸島。
2時間のフライトを終え福岡空港が近づいてきました。
見えるのは「海の中道」
無事に、そして寂しくも福岡空港に戻ってきました。
これで9回連続、これまで台風にも雨にも邪魔されず無事に日程通りの旅行が実現できました。中でも波照間島へ渡るのに20分ほどのトランジット、そして船が再開するのかどうなのかギリギリの天候回復、考えてみれば離島の旅なのに、意外に忙しくってなんだが移動ばかりしていた気がします。
そんな駆け足な4泊5日でしたが、とても楽しく嬉しく過ごすことが出来ました。特に今回はツイッターでフォローして頂いた皆様の情報には深く感謝いたします。
来年は・・・また石垣島?かそれとも違う島かもしれません。でもきっと新しい石垣空港に降り立つことになるでしょう。
どうも、ありがとうございました。
旅行記はこれで終了ですが、また後日に「まとめ」と「動画」をアップしていきたいと思います。
(旅行日:2012年8月15日)
前記事の続き
波照間島4日目、もう3泊もしたのか・・・と寂しく荷物を片付けます。今日は朝一便で石垣島に戻ります。
3泊お世話になった「宿 ゆったい」のオーナさんに港まで送ってもらい、お土産に泡波!まで頂戴しました。泡波は居酒屋で飲んだだけでしたが、売店では1号瓶しか売ってなくって買わずじまいだったのですけど、結局は島在住の方々から2本も頂くことができ感謝です。
今日も波照間島は晴天です。あれだけ欠航続き(後も台風14号Uターンで欠航)だったのに、滞在中の1週間ほどは素晴らしい天気に恵まれました。
しかしこの日は台風13号が発生し、ジワジワと八重山方面に向け北進中との情報があり、意外にも多くの人がこの便で引き上げるようです。
石垣島発1便は2艘運航だったようで、桟橋に並んだ多くの人は分乗し全員乗ることができました。
出航した船は島影を出ると少し波をかぶりましたが、往きの揺れからすると全然問題なし。
遠くに風車が回転するのを眺め波照間島を後にします。ドキドキするような展開からも無事に3泊を過ごすことができ、とてもいい想い出になりました。
ありがとう、波照間島。
さて、安栄観光の高速船は順調に石垣島へと戻ります。
今日は石垣島に戻ったらすぐにホテルへ荷物を預けてピュアマリンクラブのツアーに参加する予定です。
前日の夜、ヤマザキさんから電話があり、潮の関係で時間を繰り上げての出発を打診されています。まだ波照間に居るので一便で戻っても11:30が最短になりそうだと調整してますが、高速船は10:40離島ターミナル着ですから、素早くベッセルホテル石垣島へ移動しなければいけません。
よし、船は定刻通り到着。急いで離島ターミナルを走りぬけようとしていたら、妻が後ろから遅れながら誰かを連れてきますよ?
やーもさんでした。ブログ繋がりで数年前からコンタクトある方なんですけど、今はもう石垣島へ移住され地元民になられてます。
ターミナルにお迎えに来て頂きました。お土産も頂いたりしたのですが、超特急で移動しなければならずちゃんとお礼も申し上げられず失礼致しました。
(後刻、Twitterを見たら船の到着待ちツイートしてもらってたのですが全然見てませんでしたすいません)
ホテルに荷物を放り込んで着替えを済ませたところにヤマザキさん到着。お久しぶりです。
港へ向かう間、近況や船のことを聞いたり波照間の事を報告したりと会話が弾みます。珍しいです、はっきり言って。だいたい無口な方なんですけどこの日は何かとお話ができて面白かったです。
ヤマザキさんが言うには、最近はピュアマリンを紹介したYouTube動画やブログを見て参加される方も少なくないそうで、「おかげさまで広告しなくてもお客さん来てくれます」とおっしゃってました。PMCを勝手に応援する会としては、恥ずかしくない動画をアップするよう更に研鑽に努めます(笑)
そうそう、着替え場所の話から、例の「海人館」のことも確認してみました。
八重山漁協関連の建物なのですが「使えない」とのことでした。遊漁組合とか観光部会とか、他のツアーさんとか色々と事情があるようですね。
公式にはどうなんでしょ?一度、漁協にたずねてみようかなぁと思ってます。
さて、この日のツアーは2人・2人・3人とほぼ満員の状態です。午前ツアーは予約が入っていないので、恐らく時間を繰り上げると予想していたのですが、自分が波照間戻りだったり今日那覇から移動してこられた方が居て11:45出発となりました。
もう既に最干潮を過ぎた時間ですから、こりゃ素早く「浅場ポイント」に行ってもらわねば・・・って私が決めるのではないんですけど、やっぱりヤマザキさんのスケジュールはここからでした。
天気良し、波静か、透明度も高そう。竹富島沖浅場ポイント、最高の条件です。
仕度を整えたら飛び込みます。が、この時カメラを点検していて失敗に気づきました。GoPro HD HERO2にバッテリーバックパックとDiveHousing、全部セットして密封しておいたのですが、なんとSDカードの書き込みを保護したままでした。
やむなく一旦ハウジングをあけてロックを解除します。しかしここで湿気が入ってしまい、後々、レンズが曇ることになり・・・残念。
ま、気を取り直して、じゃぼん。
やはり、ここは期待を裏切りません。
珊瑚と砂地が美しいコントラストを描きます。潮の流れ魚も元気そう。
この日は全部で5箇所、今年初めから使い出したという新ポイントにも行きました。
動画もあるんですけど、編集がまだです。旅行記を一通り書き終わったら、別記事で動画もアップしていきたいと思います。
さて、港に戻りベッセルホテルまで送って頂きました。
今年はダイバーズロッカーが満員ということで、道具の片付けはユニットバスで、部屋干ししなければなりません。
ハンガーとか古新聞とか借りて部屋一杯に並べておきます。無料のダイバーズロッカー、年々利用が難しくなってきましたよ。
少し部屋で休憩してから晩ごはんに出かけます。
部屋を出るとかなりの夕立があったようで、路面には水溜りが出来ていました。露天のダイバーズロッカーもずぶ濡れのようでしたから、かえって部屋干しで良かったのかもしれません。
もう雨はあがり夕陽が射してきました。離島ターミナルの方向にサンポサンポと歩いて戻ります。
夜ごはんは「ソレマーレ」で。
波照間島ではたぶんワインやチーズは無理だろうっと、石垣島に戻った最後の夜はこの南イタリア料理を予約しておいたのです。
離島ターミナルに面し、ホテルイーストチャイナシーの隣にある小さな間口のお店です。
水牛のミルクから作った、本物のモッツァレラチーズのカプレーゼ
アンティパスト盛り合わせをお任せで
あと、ハウスワインの赤をデキャンタ(500ml)で。
更にお代わりで、計1リットル(笑)
島でこんなに本格的なイタリアンが食べられるとは・・・。美味しかったです。
お店の前で店員さんに撮影してもらってごちそうさまでした。
そして「エレファントカフェ」に移動して、ダブルミントとミントを注文。
ここで出していただいた「泡盛レーズン」がとても美味しかったので、これは帰宅してから「泡波レーズン」として再現してみました。
甘い香りそして泡波のキリッとした味がレーズンに染込んで「大人のデザート」完成です。ぜひチーズと共に食べてみて下さい。
今日も一日楽しかった。最後の夜が、更けていく。
(旅行日:2012年8月14日)
前記事の続き
波照間島3日目。ゆっくり起きて潮を確認し干潮から転じる時間に合わせニシハマに向かうことにします。
前日は島を一周するのに当方の強い要望が通り電動アシストチャリを借りることができました。しかし今日は、ニシハマに行って帰ってくるだけなので、費用対効果を考え宿の無料自転車を使うことが朝の閣議で決定されました。
まぁ行きは下りなのでなんとかなるさ。さっそうと自転車を転がしてニシハマに向かいます。
海岸に出てみると、空は少し霞みがかっているけど、青と藍のコントラストを通しその先には西表島の影をうかがうことができます。
波打ち際に足を投げ出し身体を半分海水に浸してみます。
海岸沿いは白砂が少し巻き上がりまさに絵の具を溶かしたようなクリームソーダ色、またはバスクリン色。スイマセン表現力が無くって。
でも、ほんとうにバスクリンという商品はこのような自然界に存在する色を忠実に再現しているのだなぁっとなぜか感心してしまう自分なのでした。
今日、泳ぐポイントはこのあたり。
右手、港の防波堤際からリーフエッジに一番近いところへエントリーします。
昨日ボートから潜ったのはこのもう少し先の礁池ですが、今日はエッジに沿って潜ってみました。エントリーした地点(赤い矢印ルート)は枝珊瑚、左手に進むとソフトコーラル、そして更にその先は枝珊瑚と多くの種類が群生しています。
このようにループ上になった珊瑚礁が白砂の上に迫り出しています。縦に伸びる立体珊瑚はしばしば見かけるのですが、横方向に発達しているのが珍しいですね。
ニシハマ(北浜)は北西方向を向いた海岸なので、南から接近する台風には強いのでしょうか。
浅い地域で横に横に発達している珊瑚礁でした。
途中、花hana食堂のお弁当を食べて休憩しながら繰り返し潜ること数時間、ニシハマの海中を楽しむことができました。
さてシャワー小屋で砂を落として宿へ戻りましょう。
まだ陽が高く、焦がすような太陽が容赦なく照りつけます。シュノーケルで疲労した体に鞭打ち、ニシハマ前の坂を駆け上がり一気に加速して・・・とはいかず、坂道の半ばで押し歩きに変更。
帰路についてまだ数分、もう目を開けていられないほどの汗が流れ、さっきまでクリームソーダ色の海岸でひんやりしていたのが嘘のように発熱しています。
進路変更して海岸から数百メートルの富嘉売店に逃げ込みポカリを1本一気飲み、更に島の中心部の仲底商店で「泡波アイス」を補給し宿へと戻ります。
よろよろになって南売店まで戻りました。宿まであと数十メートル。ここではオリオンビールを購入しておきます。そしてこれは宿に戻ったらのお楽しみ。
最後の路地を曲がると、ネコ発見。
逃げる前に、ズームで撮影します。
が、ネコ、逃げません。どんどん近づいてきますよ。足元まで来たところで私が道を譲りました。散歩道をさえぎってどうもスイマセンでした。
(どけよ、おまえって感じ?)
買った缶ビールぶら下げてようやく宿に戻りました。一気にビールを飲み干します。あぁ旨い。
一息ついたら今日の晩飯の心配をします。
初日はお祭り、二日目は居酒屋「あがん」で頂きました。今日は刺身と豆腐を買ってきて晩酌しようと、満場一致で閣議決定。
先ほどの南売店まで戻ります。
この売店は宿から一番近い共同商店です。店番のおかあさんが良い人で滞在中は何かと世話を焼いてくれました。
昼の一時はシエスタで閉まりますけど、多少閉店時間を過ぎても気持ちよく応対してもらえ、私たちの重要な補給基地となりました。
売店のおかあさんに「刺身と島豆腐、予約しておいて」と頼みます。17時過ぎになったら店頭に並ぶというので付近をぶらぶら散歩しながら待ちました。
しかし18時近くになっても島豆腐が届きません。どうやら3日間に渡る休業明けの為、生産量が需要に追いつかず予約分も確保できなかったようです。
昨晩の居酒屋「あがん」でも欠品、今日も手配着かず、「島豆腐が食べられんー」と文句言ってたら、石垣の豆腐ですまんねぇとパックの豆腐と厚揚げを出してくれました。
すいません、離島にわざわざ運んできた食材を私たちのような観光客が食べちゃって。
マグロの刺身に、昨日の泡波とオリオンビール。
私たちにはこれで十分なのです。
そして更に嬉しいことが・・・。
晩飯を食ってると、島で働くhさんが泡波を届けて下さいました。貴重なものをほんとーに有難う御座いました。
(旅行日:2012年8月13日)
(記録)
2012年夏の波照間航路運航状況
この夏、自分の旅行に合わせメモしていた約1ヶ月間の運行状況を記録しておきます。
公式の「運航状況お知らせメール」より集計したものですが、自分の記録として拾った非公式なものです。記録間違えがありましたらご容赦下さい。
(過去の記事の記録を更新し掲載しています)
■安栄観光の波照間航路:石垣島発-波照間島行(西表島経由含む)
安栄観光公式HP
夏季運航スケジュール(石垣島発)
1便 08:30
2便 10:30 (西表島経由)
3便 11:50
4便 13:00 (7-9月のみ運航)
5便 15:30
■2012年7月30日-8月29日の記録
※ご指摘により8/5全便欠航を○通常運航に訂正し再計算しました。すいません。(9/8)
定期便 1日5便x31日間=155便(往路)
運航便数69便(運航率45%:欠航率55%)
31日間中、○全便運航13日:△一部運航4日:×全便欠航14日
07/30(月) △1便○ 2-5便×(台風09号)
07/31(火) ×全便欠航
08/01(水) ×全便欠航
08/02(木) ×全便欠航
08/03(金) ×全便欠航
08/04(土) ○通常運航
08/05(日) ○通常運航
08/06(月) ×全便欠航(台風11号)
08/07(火) ×全便欠航
08/08(水) ×全便欠航
08/09(木) ×全便欠航
08/10(金) △1便○ 2-5便×
08/11(土) △1-4便× 5便○
08/12(日) ○通常運航
08/13(月) ○通常運航
08/14(火) ○通常運航
08/15(水) ○通常運航
08/16(木) ○通常運航
08/17(金) ○通常運航
08/18(土) ○通常運航
08/19(日) ○通常運航
08/20(月) ○通常運航
08/21(火) ○通常運航
08/22(水) ×全便欠航(台風14号)
08/23(木) ×全便欠航
08/24(金) ×全便欠航
08/25(土) ○通常運航
08/26(日) △1便○ 2-5便×
08/27(月) ×全便欠航
08/28(火) ×全便欠航
08/29(水) ×全便欠航
■算出の条件
安栄観光の高速船、石垣島発-波照間島着の運航状況です。復路(波照間島発-石垣島着)も同じ船で折り返しますので同数が運航しています。
計算上の運航率(欠航率)は変りませんが、ここでは往路のみで算出しています。
※知る限りでは往路運航、復路欠航というような事はありませんでした。
運航便は乗客数によって1便あたり2-3隻出航している場合もありますが1回で計算しています。また一部の便では臨時で西表島(大原港)経由になった便もあります。
条件付き運航で一旦出航したものの、途中で引き返した便は欠航です。
同じ路線を運航していた(有)波照間海運は2011年末より運休中です。
その他、チャーター船や「フェリーよなぐに」「フェリーはてるま」の運航は含みません。
※この夏は台風が連続して沖縄地方を通過した「当たり年」だったので、特異な状況だったということも申し添えておきます。
※2014年夏の運行状況はこちら。
波照間の渡り方、貨客船でGo!
前記事の続き
波照間島に着いて2日目の午後。
シュノーケルツアーを終え宿に戻った私たちは道具を片付けた後、すばやく昼食に出かけます。時刻は午後1時過ぎ、島では暑い日中うろつく人が少なく、お店も「シエスタ」で閉まっちまうから急がねば。
歩いて行ける「ぶどぅまれー」で八重山そばを注文。しかし連日の欠航続きで三枚肉が無くかまぼこ乗せそばでいいか?と言われ、オリオン生ビールとそれを頂くことにした。
太麺にカツオ出汁がからんでうまい。量も多めでそば一杯で十分腹が満たされました。
2時になると「レンタルショップクマノミ」から迎えにきてもらい電動アシストチャリを借ります。宿では無料で使える自転車もありますが、ニシハマから続く坂道を思うと、自力走行はちと辛いかもしれん、と電チャリを2台お借りすることにしました。(2台4時間で3,000円)
午前中シュノーケルツアーで泳いだニシハマ、今度は島から陸路で向かいます。
陸から見るニシハマビーチ。
先ほどまで泳いでいたあたりをズーム撮影。
風速4mほど。陸から海に向かう南風が気持ちいい。
凧を揚げねば・・・と思ったのですが、人が多いのでカイトフォトは後回しにすることにして、日本(有人)最南端を目指します。
電動アシストチャリのパワーオン!でニシハマ前の坂道を昇り外周道路へと入り南を目指します。炎天下のサトウキビ畑をひたすら走るんですが島は意外と起伏があり、電動アシストが無いとへたってしまいそうでした。
ペースが違う妻を見捨て、南へ南へと走ること30分あまり、ようやく最南端への標識が現れます。
もう全身どば汗。妻が追いつくまでの数分間でもじっとしていられません。
数分走ってついに到着、日本有人最南端です。
私ら別に「日本の端っこ」を目指して旅してるわけじゃないのですが、ここ波照間島に渡っておきながら最南端の地を踏まないってのもどうかと思うし、またニシハマ以外に行くところっていえばここくらいなんですよね。
他にも色々な記念碑が建ってます。
妻を東屋に残しておき、最南端の碑の先、更に最南端を目指し海岸沿いへ進みます。
断崖絶壁に打ち寄せる波。この先はフィリピンでしょうか。今、まさに日本最南端に立ちました。
そろそろと岸壁沿いを進み撮影します。
地元の人は下まで下りる方も居るようですけど本当でしょうか?
白波がぶち寄せどっぱーんってなってますけど。
まるで、クリームソーダをミキサーで混ぜたような風景です。日本海の東尋坊よりずっと綺麗なブルーですが、ここも飛び込んだら絶対助からん・・・。
目論見ではここで凧を揚げようかと思っていたのですが、なんせ最南端ですから南風に合わせて揚げると凧は内陸側にしか向かいません。そして10mを超えるだろう突風です、墜落したらカメラも凧もおじゃんです。
最南端の碑を後にして数分、星空観測タワーが見えてきました。
この建物の中には日本最南端の自動販売機が。
ポカリ150円を購入し水分補給。
まじ、集落からここまで一切の水分補給はできません。ろくな日陰もありません。ちょっとした日陰には先客が居ますし。
最南端を目指す方は十分な水分確保を準備してください。
星空観測タワーから波照間空港を経由して集落へ戻ろうと思っていたのですが、一面のサトウキビ畑で目標を失い、島の灯台あたりから右へとはずれ迷ってしまいました。
再び外周道路へ出て風力発電の前を通り過ぎます。
南風にあわせ2台とも稼動中。強風時には倒せる可倒式風発です。
これを見たとき・・・(あ、道まちがえた)と思ったのですが妻には無言のまま当然のルートへ進んでいる顔をしておきます。
結局、島をほぼ一周して集落へ戻った時には電動チャリのバッテリーを使い果たしていました。
倒れるように「あやふふゃみ」へ飛び込み、オリオン生。(消費済み)
妻がアクセサリーを買いたいという「モンパの木」
不思議系のオーナーに「なんだか特殊な能力がある奥さんですね」と言われ「不思議な力を持った妻ですよ」と不思議回答をしておきました。
長らくしゃべってるともっと不思議な世界に引き込まれそうなお店でしたよ。
あたりをうろうろしているうちに4時間のレンタルサイクルを返す時間になりました。
凧、揚げなかったなぁ。明日もあるさ・・・と思ったのですが、今から考えるとこの日カイトフォトができる最後のチャンスでした。
RokkakuとPowerSled、一日もって歩いたのですけど昨年に続き、結局揚げることなく持ち帰った次第です。カイトフォト関係の方、スイマセンでした。
この後、晩御飯は「あがん」で頂きました。
祭りの関係で、8月10日、11日とお休みのようでしたが今日から営業中。
島どうふを楽しみに行ったのですけど今日は無しとのこと。
(波照間島の豆腐は日曜でお休み、石垣島の豆腐は欠航の影響で入荷せずでした)
泡波3号瓶が2,000円。1時間で半分飲んで宿へ持って帰ります。もっとゆっくり飲みたかったのですが、夜8時過ぎに「星空観測タワー行き」の送迎バスがでるとのことで早めに切り上げたのです。
しかし星空観測タワー(昼に行ったばっかり)ではタイミング悪く、雲が空を覆い星空を見ることは殆どできませんでした。
(送迎バス500円、観測タワー入場料400円。別にタワーに登らずともそのあたりで見上げれば0円でした)
宿に戻り残った泡波を飲みながら、近所のサトウキビ畑で見た満天の星空のほうが素晴らしかったです。
朝から、シュノーケルツアー、昼からチャリで島を一周し、夜は星空眺めてバタンキューでした。
(旅行日:2012年8月12日)
前記事の続き
昨夜のお祭りで軽く飲み宿で泡盛飲み足してぐっすり寝て眼が覚めたら朝7時でした。波照間島2日目は宿ゆったいさんのシュノーケルツアーです。
9時にお迎えが来る約束なので自分は準備に2時間あったら十分なのですが妻は間に合うのでしょうか。ちょっと足でつついてみたらすぐに起きました。はい、急いで下さーい。
パンとゆで卵で軽い朝食を摂り、ラッシュガードやシュノーケル、GoProなんかを点検して迎えを待ちます。9時少し前、Iさんが軽四に乗って現れました。今日のツアーは同宿のお二人と合わせ4名の小人数です。
港で船に乗り込み出発。
先日までの台風の影響でうねりが残り、今日入れるポイントは限られているそうです。
キャプチャー画面で説明しますと、港を出てすぐ右手のテトラ際、そして海況が良ければウミガメの昼寝ポイント、最後はニシハマ沖と廻る計画です。
(ウミガメPはもう少し沖合い。ただし、お店のポイントなんで詳細は掲載せず)
船を走らせ・・・というほどの時間もかけず、ほんと港を出て数分の第一ポイントへ。周りではうねりが白波となって崩れる場所もありましたがなんとか入れそうだということでアンカーを落とします。
さぁシュノーケリング開始です。マスクを押さえ、勢いよく飛ぶ込むと・・・
おお、と息を飲む光景。
岩場と珊瑚のコントラスト。潮通しが良く透明度はマズマズです。
外海に面している割には珊瑚の成長はいいようです。台風が来るのとは逆向きになる北側だからでしょうか。
海中の地形は沖縄本島の真栄田岬に似ていますが、透明度と珊瑚の広がり方はこちらの方がずいぶん立派です。
GoProにダイブハウジング、そしてエクステンションバーを取り付けウロウロ。
(撮影は妻に持たせたHERO960にOculusフラットレンズ)
アンカーした場所の真下、水深5m位のところにはカクレクマノミの団地がありました。
潜りながら動画で撮った画面をキャプチャー(TiltShiftで編集加工してます)
続いてウミガメポイントへ移動し水深10mくらいの場所を泳ぎます。
皆さん、大小3匹くらい見えたということですが、自分は大きいのが泳ぎ去るところしか見えませんでした。
(動画では小指の先ほどにしか映ってませんでしたので省略)
続いて、ニシハマ沖へ移動します。
ニシハマと言えば波照間島を代表する素晴らしいビーチ。海岸線から続く、白、青、藍のコントラストが美しいハテルマブルー。
そのニシハマ海岸を初めて目にするのは沖合いからということになりました。
水面下を覗けば、こんな風景が広がっていました。
枝珊瑚、テーブル珊瑚、ソフトコーラルの群生がゾーン分けしたように展開されています。
砂地の白と珊瑚の青、コントラストが素晴らしい海岸でした。
砂地が少し巻き上げられ濁りが出ていましたが、その分、水面から見るとまさにクリームソーダ色です。
あぁこのまま溶けてしまいたい。
(旅行日:2012年8月12日)
前記事の続き
自宅から7時間余りかけようやく無事に、そして飛行機が遅れたとはいえほぼスケジュール通りに到着できたことは嬉しい限りです。
港には島でお世話になる「宿 ゆったい」さんが出迎えてくれていました。オーナーさんは移住者の方ですがもう10年以上島に住み、3年ほど前からは素泊まりの宿を経営されています。
宿には同じ船から3組の旅行者がお世話になるようです。皆さんかなり疲れた様子ですがすぐに宿まで連れて行ってもらいました。
ここ波照間島には3泊の予定になっています。しかし1日目はこの最終便で到着し4日目の1便で石垣島に引き返す計画なので、実質は中2日しかありません。
(同宿の方で、今日最終便で来て明日の初便で帰る!なんて超特急な方がいらっしゃいました)
宿に着くと簡単な説明を受け解散。基本、自由にほったらかしの宿なんで自分たちには合っています。
部屋は4部屋、あと共用の食堂を兼ねたリビングがあります。いずれも綺麗に掃除され清潔さが保たれています。
木組みの梁に高い天井、台風地帯でありながら木造という珍しい建物なんですが、がっちり組まれています。
この外廊下なんて足で踏んでも「ミシリ」とも言いませんから、うちの安普請なアパートより堅牢なことは間違いないでしょう。
洗濯機と乾燥機、午後からは自由に使えます。他に外トイレと器材なんかが洗える水道もありました。
リビングにはホワイトボードがあって潮や波の情報が毎朝更新されています。
他にも掲示板にはお店のチラシや情報が貼り出されていました。
このような細かな情報はネットでも最新のものが手に入らず、島のお店の営業時間、今日やってるんかいな?みたいなリアルタイムな話はなかなか判りませんでした。
しかし今回は、先に島へ渡った方や、島在住で働いている人のTwitterをフォローさせてもらい何かと情報を頂くことができ助かりました。Twitterの皆さんには大変感謝、感謝です。ありがとうございました。
(ツイートして頂いたプログラム表)
※例え居酒屋を予約してあっても「今日は祭りで休みサー」なんて簡単にあるようです。
さて、今日はお祭りということで、島の中央広場に舞台ができその周りを屋台が取り囲んでいます。あのピカリャーもこの後、お祭りに出演するのでしょう。
飲食店で夜も営業しているのは2、3軒なんですが、今日は店舗を臨時休業し屋台として営業されているようです。
自分たちはオリオンの生ビール、焼イカ、焼そば、タコスなんかを食べたあとお祭りをちょっと覗いただけで引き上げることにしました。
今日は長旅で疲れたのと、明日は朝からボートシュノーケルの予定なので体調を崩さぬよう早めに切り上げておきます。
屋台で「泡波」をカップに入れてもらい寝酒に持って帰ります。が、どうせ1杯で足りるはずが無いので南売店で「請福」を買い足しておきました。
島の泡盛「泡波」は製造量が極めて少なく島外へはほぼ流通していないので幻の酒と呼ばれています。
しかし味でいうと淡白なスーッとした感じの泡盛なので「八重泉」とか「請福」のほうが泡盛っぽいかもしれませんね。まぁいずれにせよ酔うまで飲むのですからどれも同じなんですが。
夕方、島を散歩しながらポチポチ歩くと「あぁ南国の離島に来たんだなぁ」とやっと心が開放されました。
(かわいいヤギですけど、全て食用です・・・)
今日は一日時間に追われイライラしっぱなしだったので、なんだか初めてほっとした瞬間でした。
(旅行日:2012年8月11日)