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酒とサッカーと・・・

旨い酒とサッカーがあれば人生の大半は・・・

(2)船はいろんな事情で出たり出なかったり

2012年08月18日 | 以前の八重山旅行

前記事の続き

時刻は15:10

空港ターミナルを出てタクシーに飛び乗り運転手に「離島ターミナルまで。15:30に間に合いますか?」
運転手さん「あぁギリギリですけど、たぶん大丈夫でしょう」と車を港に向けて走らせます。

移動中、安栄観光に電話を入れます。
(私)「えーっと波照間5便、今日は出ますよね?予約してるんですけど乗れますか」
(安)「ええ乗れますよ」の答えに、
(私)「必ず乗りますから、今、タクシーですから」としつこく念を押しておく。

当初、順調ならば途中でサンエーかマックスバリュに寄って買出しをしていこうと思っていたのですが、港へ直行でも際どい時間になってしまいました。
そもそも、今日のこの5便は100日以上前にネットから予約してあった便なんです。その時から3ヶ月を経て、まさかこの便が欠航が続いた後の再開便になるなんて想像もしませんでした。

運転手さんの約束どおり15:25離島ターミナルへ到着。「お釣りはいらへんから(料金910円)」と千円札を渡し、荷物を引っ張り安栄の窓口へと急ぎます。すでにカウンター前にはもう客は居ません。予約を告げ乗船券を手に入れたのが出航時間の3分前でした。
※予約は15分前までに窓口に並ばないと自動キャンセルになります。今回は予約の5%引きが適用されていたのでキャンセルはされていなかったようです。

乗り場は6番、埠頭に出てみれば「あんえい88号」への乗船が既に始まっていました。

あぁなんとか出航に間に合いました。



石垣島と波照間島を結ぶ航路は1日5便(夏季)。かつては波照間海運も同路線を運航していたが現在は運休(事実上の倒産)しており、安栄観光が唯一の移動手段になっています。
一部、フェリー「ぱいかじ」やチャーター船も出ているが一般客はこの一日5便を利用するしかありません。
航路は、石西礁湖を抜けたあとの後半、船は外海を走る為、風や波にめっぽう弱くこの2週間で見ても70便のうちわずか7便しか出ていません。運航率10%の定期航路ってありえない(笑)

かつては波高4mを越えても出航していたのですが、近年ケガ人が出てからは安全運航を指導され波高3m超だと欠航する率が高くなるそうです。
観測がてら条件付で出た1便が島の直前で引き返したり、激しい揺れの為、座席から宙に浮き着地の衝撃で骨盤骨折したとか、また最大傾斜度は転覆寸前の45度なんて逸話がいくつもあります。

ようやく私たちが乗った最終便は石垣港を出て海面をすべるように走り出しました。

通常この5便は波照間直行なんですが、今日は西表島の大原港経由になっています。(通常は2便が大原港経由)
二週間も欠航が続いていた為、船は満員。更にもう1隻追加して最終便は2隻運航で出発しました。

西表島まで約30分、大きな揺れもなく順調な航海です。大原港で中高校生数人を積んで更に波照間を目指します。

私は静かな大原港を眺めながら「なんや大したこと無いやん、ほんまは割り合わへんから船出さんかったんとちゃうか」などと考えていました。
(どうやら波は大したことは無さそうですね。本当は経済効率が悪いから出航しなかったのではないですか?)

しかし、海面が黒々とその深さを表現することろまで来ると、船が突然大きく揺れ出したのです。

船は波と直角に舵を取り、大きなうねりが来るとその頂でエンジン停止、すとんと落ちながら加速を開始しストップ&ゴーを繰り返して進みます。
前後のシーソー揺れに左右の震えを加え、エンジンはゴォーという音とドッドッドッというアイドリング音を繰り返しながら奮闘します。

私たちは乗り物酔いに強いのですが、回りではちらほらビニール袋が登場。中でも近くに居た小学生は、これまでの人生でもう最大の辛苦を味わっているんだろうなぁと、容易に想像できます。

出航してから1時間余り、大きく揺れ出してからも既に30分を越えました。が、島影はまだ見えません。というか船は本当に前へ進んでいるんでしょうか?ただその場で波に耐えているだけのように感じました。


出航から1時間30分を越えました。そのうち1時間は大きな揺れとの戦いです。もしかして石垣島に引き返すのか?船室の中もざわざわしてきました。

しかし私は「いや、絶対に引き返したりしない。船はこのまま波照間を目指すはずだ」と確信していました。

なぜならば、この船には「ピカリャー」が乗っているからです。

実は、波照間島ではこの日、波照間楽宴祭というお祭りが開かれる予定になっていました。


そしてその祭りには竹富町の「ゆるきゃら」である「ピカリャー」が仕事で渡る事になっていて、この船には「ピカリャー」と思しき大きな包みが積まれているのを私は確認していたのです。

更に、出航前には船員が「大原で子供を乗せます」という業務連絡を聞いていました。島の子供らしい数人は恐らく1週間近く西表島に滞在していたはずです。

もちろん長らく欠航が続いていた事もありますが、この船には満員の乗客と島の子供たち、お祭りイベントのキャラ、そして食材もたくさん積まれていることでしょう。
だから多少のことなら強引にでも船は突き進むはずだと信じていました。

やがて船は難所を越えたようです。だんだんと穏やかな海面へと進みようやく島が見えてきました。
通常なら西表島経由で70分の航路が、都合120分をかけようやくと波照間港へ到着したわけす。

やっと着いたよ波照間島。


自宅を出てから7時間、ここ波照間島へ到着することが出来ました。

※島の人の話によると、投票用紙の輸送とか島外授業の児童が帰ってくるとか、祭りなんかのときは、「船はでるさー」ということです。

(旅行日:2012年8月11日)

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(1)まずは石垣島、その先は行ってからさ

2012年08月17日 | 以前の八重山旅行

2012年夏の八重山旅行、計画と予約手配は4月から始まりました。今回で9回目となる八重山の旅は石垣島経由波照間島の予定だ。

波照間島。ここは一般人が到達可能な日本最南端の島です。緯度的には日本最南端は沖ノ鳥島だがチタン岸壁で保護された「経済水域確保の島」であり、われら民間人がその地を踏むことはできません。
島の人口約500人、サトウキビ栽培を中心に観光業とわずかなばかりの漁業で成り立っている小さな島です。

そんな最南端の島へ行きたい理由は、ここニシハマ。


島の北部に位置する海岸で潜ってみたいと思い、この夏のメインターゲットとして選びました。

経路は、福岡空港からANA直行便で石垣空港へ飛び、離島ターミナルから船で1時間の予定です。空路2時間、船1時間、その他もろもろ移動なんかを合わせても計6時間あれば自宅から島まで到達できる訳で、意外と近いなぁっていうのが最初の感想でした。

しかし、この島はそう簡単には到達できない幻の島でもあるのです。

出発日は2012年8月11日(土)。前日までに仕事を終えた私は5日間の盆休みに突入しました。しかしこの2週間ほど前から天気予報に貼り付いていました。
なぜならば、台風9号が島を襲いそして10号が沖縄本島を通過、しばらく安心かとおもいきや台風11号がまさに波照間島と台湾の間を通過しているのです。

自分が出発する11日には、台風11号は中国大陸へと進みその勢力を弱めていたのでもう大丈夫と信じていたのですが、当日の朝になってもうねりが残り船が欠航しているのです。
朝、目覚めて天気予報をチェックすると、海上風警報が発令され島へ渡る安栄観光の高速船は1便欠航が決定、2-5便未定という状況でした。
船が出なければ島へは渡れないのですが、自分が乗る予定の5便までには回復していることを期待し福岡空港へ向かいます。

福岡空港出発は12:20発の直行便、定刻どおりに飛んで14:20石垣空港着、荷物を受け取り離島ターミナルへタクシーで向かえば14:45には乗り場に到着できるはずです。だから波照間行きの最終便15:30には十分間に合う計算です。

福岡空港に着いてラウンジでお茶を飲みながらスマホで船の運航状況をチェックします。
この段階で安栄観光では1便に続き2,3,4便の欠航が決まりました。5便は未定のままです。この後は飛行中につき情報を得ることができませんので、石垣空港に到着した時点で再び最終便の運航状況を確認するしかありません。

もし、最終便が欠航していればもう今日中に波照間島へ渡ることは出来ません。
そういうこともあろうかと石垣島で当日予約できそうなホテルをいくつかピックアップしてありますから、野宿という目には遭いませんが旅行計画が大幅に狂うのは間違いないでしょう。

そして搭乗口へ進むと・・・


なぬ?搭乗予定便が、機材遅れで12:40発になっているではあーりませんか。船の運航ばかり心配していたら肝心の飛行機が遅れるなんて・・・この5年間を通じ初めての出来事です。

お盆のせいなのか天候の為なのか、使用機材遅れで出発が20分押しています。去年までは11:20発だったこの直行便が今年は1時間遅い設定になった上さらに20分遅れとなると石垣島に着いてからの行動にも影響します。
最悪なのは、船は運航するが乗り遅れ。これは焦ります。

12:20発が12:40に、実際にはもう少し遅れてさらに搭乗にも時間を要した上で離陸順番待ち。
ようやく離陸したのが13:00を過ぎていました。既にスマホの電源は切っているので船の運航状況がどうなったかも判りません。

もう、とにかく全速力で飛んでもらうしかありません。
ちょっと、あんたら急いだってや、ほんま。(コックピットの皆さん、出来るだけ早く飛ばして頂ければ助かります)


そして飛ぶこと2時間あまり、石垣島上空へ達しました。飛行機が着陸体制に入り、ちょうど、新空港の上空を通過していきます。

(離着陸シーンは「写るんです」使用)

2013年3月からはこの「南ぬ島(ぱいぬしま)空港」の運用が開始される予定ですが、今はもっと先、石垣空港へ早く降りて下さい。
飛行機は右に翼を倒し島の海岸線が見通せます。


ほぼUターンする形で空港へアプローチ。

このシーンを見るのも恐らく最後になるでしょう。

そしてぴったりの3点アプローチを決め逆噴射着陸。

シートベルトサインが消えたのを確認し、スマホの電源を入れます。安栄観光のサイトから波照間便の運航情報を見てみると、やった5便のみ運航!

波照間島行きの船はなんとか15:30の最終便のみが出航するようです。しかし現在時刻は14:50。荷物を受け取りタクシーで移動するのに最低でも20分はかかるでしょう

おら、はよ荷物ださんかい(素早く私どもの荷物を出して頂けませんか?)
時計は既に15:10。

(旅行日:2012年8月11日)

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ニシハマで潜る

2012年08月13日 | 以前の八重山旅行
昨日に続き波照間島のニシハマ沖で潜る。干潮から反転して潮が満ちていく時間。

沖合のリーフエッジは右手に枝珊瑚、左手にテーブル珊瑚が広がりちょうど沖合から潮が満ちてくるあたりは透明度が高かった。


竹富島沖ほどの群生ではないが、ビーチからエントリーできる海岸線にこれほど立派な珊瑚があるとは…。

明日朝一便で波照間島を離れるが、昨日と今日の二日間で十分海を楽しむことができ感謝。

でもまた凧揚げてなかった持って歩いただけでしたよ。

iPadより投稿
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きた!台風13号(仮)

2012年08月13日 | 以前の八重山旅行

台風13号(仮)熱帯低気圧aがフィリピン沖にできた。
まだ停滞中だが明日には変化ありそう。近づく台風はまだ影響が少ないけど要注意だ
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波照間島より

2012年08月13日 | 以前の八重山旅行
波照間へ行くのに、この四月から夏の予約を始めて百日以上前におさえた船が本当に欠航再開後の初便になって驚いた。
1時間の航路を2時間かけてようやくたどり着いたんだが、着いてしまえば南国の島です、遊ぶことはいっぱいあって、早速二日目の朝からボートシュノーケルへいってきた。


うねりが残り廻ったのは3箇所。
港すぐのテトラ脇とウミガメポイント、そしてニシハマ沖。
どちらもとても楽しめました。

午後からはそば食べて自転車借りて最南端を目指す。

有人島最南端の最南端に立つ人、になった。
記念碑より更に先へ出て打ち寄せる波を撮影。

来た甲斐があったけど、日ごろの不摂生がたたって疲労困憊、わざわざ電動アシストにしたのにこのざまでした。

夜は居酒屋で泡波を頂く。

1時間で切り上げ、星を見るため再び最南端の観測タワーに向かう。
送迎は最近になって宿の送迎ではなく島の観光会社のバスが運行されるようになった。
残念ながら雲がでてほとんど星は見れずで終了。帰ってから宿の近くのさとうきび畑で見上げた方が綺麗でした。

さて、島も三日目、今日もニシハマへいくぞ!
だが、フィリピンあたりにいやーな雲が渦を巻き出した!!

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2012八重山旅行前日

2012年08月10日 | 以前の八重山旅行

自分の記録のためにキャプチャー画面を残しています。

天気予報は、今までの旅行の中でも最高の晴れ予報です。


ただ、台風11号の影響なのか、いまだ(8/10)南風が強く、安栄観光の高速船は欠航が続いています


波浪情報を見ると、2.5m程度なんですが・・・


3mを超えると欠航の可能性が高くなるのですが、その他、色々な事情で出たり出なかったり。
明日(8/11)は、無事に出ることを期待しています。

それでは、しばらくの間、ブログはTwitter&iPad2ライブ投稿にて更新する予定です。行ってきまーす。
晴れますように(祈)

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安栄観光波照間便が欠航続き

2012年08月09日 | 以前の八重山旅行

台風11号が中国大陸に去り安栄観光の高速船も復活するかと思いきや、今日(8/9)も全便欠航でした。
朝の運航状況お知らせメールでは、1便欠航、のち2-5便は未定と、復旧を予感させる内容でしたが結果は2便以降の全便も運休となりました。


また、一連の台風の影響で八重山諸島の海運は大きく乱れ、那覇-石垣のコンテナ船もしばらく運休したことで石垣島への物資も停止し野菜などが市内のスーパーで品切れしたそうです。(8/9は到着)
石垣島でこの状況ですから、さらにその先の離島ではもっと厳しい状況になってきたでしょう。


2012年8月4日データ。
次々と押し寄せる「白波」のように台風がやってきています。

ようやく台風11号が過ぎ去った今日こそ運航すると思ったのですが・・・ 行けなかった人、大変残念ですね。

台風はもちろん、波に弱い波照間航路の運航状況を、ここ最近のメールから拾ってみました。

 08/15(水) ○通常運航
 08/14(火) ○通常運航 ※1便で戻った

 08/13(月) ○通常運航

 08/12(日) ○通常運航
 08/11(土) △1-4便欠航 5便運航 ※これに乗った

 08/10(金) △1便運行 2-5便欠航
 08/09(木) ×全便欠航
 08/08(水) ×全便欠航

 08/07(火) ×全便欠航
 08/06(月) ×全便欠航(台風11号)
 08/05(日) ○通常運航
 08/04(土) ○通常運航
 08/03(金) ×全便欠航
 08/02(木) ×全便欠航
 08/01(水) ×全便欠航
 07/31(火) ×全便欠航(台風09号)
 07/30(月) △1便運航 2-5便欠航(台風09号)
※8/10以降のデータは、しばらくの間、分かる範囲で随時更新しています。
※1ヶ月分を別記事にして掲載しました。
※ご指摘により8/5全便欠航を○通常運航へ訂正しました。

7月の頭にも南風の影響で数日間運休したことがありましたが、連続台風でほぼ全面運休の状態となっています。
台風が過ぎてもうねりが残るとなかなか再開しないようですね。

ところで、高速船が欠航する中、今日のフェリー「ぱいかじ」は運航したのですが、これを知らず波照間渡航を諦めた方がいらっしゃいました。
Twitterでフォローしていた石垣島滞在の方のツイートを見て知ったのですが、高速船が欠航した時点で離島ターミナルにある安栄の事務所では「ぱいかじ」の運航を案内していなかったそうです。

同じ運営会社なのですが「ぱいかじ」は離島ターミナルから発着していない為、「ぱいかじ」の運航を知る事無くそのまま石垣島に滞在されたとのこと。ちょっと不親切ですよね。
※「ぱいかじ」は、貨客船なので安栄の「貨物事務所」扱いになってます。

フェリーは、2012年8月時点で、火・木・土の週3便運航しています。時間は高速船の3倍、3時間かかりますが運航条件は優位なようですから、高速船欠航であきらめずこちらを利用する手段も調べておいたほうがいいでしょう。
(当初2時間と書いていましたが島の方の指摘で3時間に訂正しました。8/9便は3時間40分!!かかって到着したらしいです)

昨日、今日の気象庁毎正時データを見ていると、天候は晴れながら風速6m-10mの実績データになっています。
午後からようやく風が収まりつつあるので、明日(8/10)は大丈夫だと思うのですが。
私たちは土曜日(8/11)の乗船予定です。なんとか復旧していてくれればと祈るばかりです。

そうそう、デジカメ買いました。

SONY WX-100。

よく考えたら、GoProという特殊分野のカメラとスマホカメラしか持っていませんでしたので、風景とか夕陽とか撮るために普通のデジカメを買ってきました。
星空は無理なようですが、ほとんどのシーンをAutoで撮れるようなので、カメラ音痴の自分でも使えそうです。
どうか、晴れますように、渡れますように。

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八重山台風3連発

2012年08月03日 | 以前の八重山旅行

はい?また来ましたよ台風11号ハイクイ(中国語でイソギンチャク)
予想進路は9号10号に引き続き八重山方面に向かっています。

2012年はどうやら台風「当たり年」のようです。自分の八重山旅行の記録としてキャプチャー画面を残しておくことにします。

発生後の予想進路(8月3日18:00予想)



週末の4日5日あたりから沖縄本島地方に影響が出て、更に週明けから沖縄近海に停滞する見込み。

週間天気予報図(8月10日9:00の予想図)


さらに波の予想を見てみると・・・


8月6日(月)あたりがピークのようです。
しかし、このあとの動きは予想されていません。台風を東に流すジェット気流も無く、本島を過ぎてからの動きが遅くしばらく停滞する可能性もあります。

そしてそして・・・


日本のはるか南海上にたくさんの台風予備軍が・・・。今年は厳しそうな予感です。

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台風が接近するがウェザーニュースタッチ動かず

2012年07月31日 | 以前の八重山旅行

この時期しかた無いとは言え台風が八重山地方に接近しています。
台風9号と10号の挟み撃ちになりそうなのが沖縄本島から鹿児島方面。

当初、9号サオラーは台湾の西側を抜けていく予想だったのだが、進路を石垣島方面に変え台湾と与那国島の間を抜ける予想に。


10号ダムレイは東から鹿児島方面を伺う体勢にある。


与那国島は既に風速10m超え、石垣島では風速24mを観測した模様。


明日から週末にかけて影響が出そうだ。島の人、今週旅行の人、そして九州四国から広く太平洋岸に行かれる方はぜひ波に気をつけて欲しい。

自分の旅行はもう一週先なので、この台風の影響は無いのだが、毎年この台風にはヤキモキさせられる。
8回連続で台風に阻まれたことは無いが、いつかは残念な思いをすることになると覚悟せねばなるまい。


ところで、気になる天気予報を確認するのにいつも使ってきたのがスマホで使ってきたウェザーニュースタッチ(Android版)。
便利に使ってきたのだが、つい先日のバージョンアップで大きな改変が。

いままで無料会員と有料会員の2分だったのだが、無料会員も登録制に変った。狙いは天気予報を通じたSNS化のようだ。
自分的には、天気予報や波浪情報が確認できれば事足りるのだが、今回のバージョンでは全員が会員登録を必須とし、それぞれが撮った空の写真を共有していこうというものだった。
SNS化には反対しないが、やはり天気予報が主にあるべきで、全員参加を前提にされてしまうのには違和感を感じる。

とり合えずどのように改悪?されたのか試してみようと思ったのだがまず登録ができない。
調べてみると、登録システムに障害があり対応中らしい。


アプリを入れ替えたり再起動したがいつまでたっても登録ができない。


なぜだか、docomoログインを要求されたり、不思議な現象。



数回試してはみたものの、登録が進まず断念しました。
SNS化するのはいいが、いったいどんなユーザー情報が抜かれるのかわかったもんじゃないね。

アプリの「アクセス許可」を見てみると・・・

電話/通話

  • 端末のステータスと ID の読み取り
    端末の電話機能へのアクセスをアプリに許可します。許可すると、アプリではこの携帯端末の電話番号やシリアル番号、通話中かどうか、通話相手の電話番号などを特定できるようになります。

うーん、自分はIIJmioカードを入れてるので電話通話機能を持ってない。(050plusのみ)

このあたりの情報がうまく反映できず、アプリの会員登録が進まないのだろうか。天気予報見るのにドコモIDとパスまで引き渡すわけにいかず、ウェザーニュースタッチの使用は諦めることにした。
MVNOやWi-Fiのみ運用のユーザーは切り捨てられたということだろうか。

ネットを見ていると、今回のバージョンアップを喜ぶ人が居る一方で、改悪についていけずアプリを削除した方も少なからず居るようだ。
天気予報、プラス興味があるひとは「レポーター」登録という選択は無かったのだろうか。とにかく残念なバージョンアップだった。

検証
L-07C V10d rooted
IIJmio 1GB

追記
バージョンダウンして使うことにしました。

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ペルセウス座流星群@波照間2012

2012年07月19日 | 以前の八重山旅行

まず最初に断っておきますが、わたしゃ天体や星空は全くのド素人です。いや、それどころか、最近は星空を見上げたことすらありません。

元々が乱視近眼の上、最近は繁華街のにじむネオンサインは酔いなのか老眼のせいなのか、はたまた今夜も痛飲した自分が泣いているのか、まず世間が見えていない状況です。

だが、波照間島について調べていたら、どうやらこの島は天体ファンにとってもあこがれの地のようです。
島にはちゃんとした星空観測タワーってのがあって、偏西風に影響されずまた地上光がほとんどないこの島での天体観測はファンにとっては絶好地のようなのです。

自分は、この波照間遠征では、(1)ニシハマで潜る、そして(2)カイトフォトで空撮する、これが大命題になってます。
GoProで撮る珊瑚礁とカイトフォトはぼちぼちながらコツってのが分かってきましたから、まぁ条件さえ揃えばそれなりの映像が撮れるだろうなぁという自信といいますか、ま、予感めいたものはあります。

しかし、星空は全く経験が無い(きっぱり)

駄菓子菓子、ちょうど島を訪れる8月中旬、この時期にはペルセウス座流星群が極大日を迎えるとのことで、せっかくだから見てみようかなぁと思います。

ペルセウス座流星群とは詳しくは天体マニアのサイトをご覧頂くとして、省略かつ簡単にいうと、ペルセウス座のほうからいっぱい流れ星が流れてくるというものです。
極大日とは、その発生が最大と予想される日のことです。流れ来る方向は北東を放射点としほぼ全空に渡り流れ星が観測できるようです。


今までこのペルセウス座流星群を見たのは、高校生の頃、サッカー部の奈良県下北山村合宿地のグランドで見上げたこと。そしてその10年後、芦有道路に登ろうとして大渋滞の中、展望台にたどり着けず前車のテールランプを見ただけで帰ったことくらいでしょうか。

せっかく、波照間島まで行って更に滞在中に極大日が訪れるというのなら、20年ぶりに見てやろうじゃないですか、ということでちょっと調べてみました。

極大日は2012年8月12日深夜から早朝にかけて。
流れくるは北東の方角から。

波照間島から北東というとコッチ。

西表島から石垣島方向になります。放射点は低いようですから島の北側から見るより観測タワーまで行ったほうがいいのかなぁ。

方角より人工光が全く無いところで見るほうがいいかもしれん。
タワーに居れば、それなりに解説なりガイドなりあるやもしれんが、畑の真ん中で個人観察するとなると、ちょっと自信が無い。

そこで、アプリを探してみたところ、ちゃんとあるじゃないですかgoogle sky map。
ARとGPSを使い、スマホを向けた方角に見えるだろう星座が表示されます。


星座の名前を入力して、方角を探すこともできます。


更に、過去や未来に移動してその時の星座を表示することも可能。

これがあればどっちにどの星座があるか分かるようです。
(場所の移動はできませんでした)

ただ・・・

酒飲んだ上で、深夜まで起きていられるか?
これが最大の問題になりそうです。

(星空撮れるデジカメ買うかな・・・)

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