テストフライトの続き、9ftデルタ編。
この中華9ftデルタ。何度か飛行させてみたのですが右走りが止まらず、北海道の先生にアドバイスを頂き修正を加えての再テストです。
右走り=左翼の面積が大ということなので、教えて頂いたスライダーを調整してみる。
裏返しになっているので、写真右側がAということで、こちらをちょい上げ、写真左のBを下げという修正です。(黒松内の雪の上さんの調整方法)
しかし、このスライダー部分は既にいっぱいまで下へ下がっていてこれ以上下げることが容易ではありません。
強引に修正テープで補強してAをちょっとだけ上げてみました。
カイトを正面から見て右側のBは、もはや布を裂かねば下げることはならず、そのままです。
ほんと、5mmも変化させていないと思います。これで効果あるんでしょうか??
恐る恐るというか、半信半疑でデルタを揚げてみます。
おおー、ちゃんとまっすぐに昇っていきます。
強風の中、するすると上昇開始。突風が吹いてもバランスを崩しません。
左右に振られても以前のように劇走することもなく順調に回復してくれます。
確かに高度を上げて強い風を受けると横走りはしますが、急降下開始、そして墜落というようなことはありませんでした。
ほんとこのわずかな修正でここまで変化するとは思いませんでした。感謝です!
今日はテスト飛行ということであまり高度は上げなかったのですが、今後もう少しバランスを見ながら修正を加えて高度飛行へ持っていきたいと思います。
スライダーから頂点への部分のフレーム、これを1cm程カットしてみようかと思うのですが、完全崩壊してもヤダからもう少し先生の改造をお待ちしたいと思います(笑)
<おまけ>
中華デルタについていた「おまけカイト」。こちらも右走りがひどかったのですが、先の理論に基づいて修正をば。
左右調整するスライダーが無いので、左耳用の細いフレームを取り除きました。
かた耳にしておいて左翼の面積を小さくしてみたところ・・・。
ちゃんと揚がりました!
曇天でしたが6m~7mの風、ということで、Rokkakuとデルタのテスト飛行に出かけました。
まず新しく到着した48"Rokkakuです。
なんの苦労も無く軽々と上昇してくれます。強風に乗ってぐんぐん前進して天井凧に。
テールを取り付けて揚げなおしです。
今度は安定して45度から60度くらいの間でコントロールできました。ラインは90lb/500ftを利用しましたがピーンと張った状態になり、GoProなら持ち上げそうな手ごたえがありました。
今日の風なら150m全部出したら回収できなくなったかもしれません。
テスト飛行ということで、まずは感触を確かめるだけに。
風があったので揚げるには苦労しなかったのですが、逆に強すぎてひたすら上昇してしまい細かな挙動はよく判りませんでした。
30mほど糸を出した時点でもう天井凧となり、いったん降ろしてテールを付けました。
テールを付けたらほとんど振られることも無く左右のバランスは良さそうです。
やっぱりRokkakuの安定感はカイトフォト向きと言われるだけあって、揚げていても安心感がありました。
しかし、このテール、巻き取って片付けるのが一苦労です。
カイト修理用に購入したTEAR-AIDと相前後してダクロンテープが届きました。
特殊加工が施されたダクロンテープ。かなり丈夫な感じです。
購入したのは8cmm幅で4mということでしたが、ラベル表記では3x15ftということになっています。
テープの特性をみようと端から数センチカットしてみました。
先のTEAR-AIDが伸縮性なのに対し、こちらはがっちりタイプといいましょうか、伸び縮みはありません。補修する箇所によって使い分けましょうかね。
切り取ったテープがもったいないので、中華Rokkakuの先端を補強しました。
飛ばす前から、もう補修されてしまった六角です。テープが白色だけに早くも痛々しい感じになりました。
eBayで頼んだRokkakuカイトが無事到着しました。これも9ft中華デルタと同じく、黒松内の雪の上さんに教えてもらったemmakaitから輸入しました。
3月11日にぽちって3月30日着。送料込み$34.50ですから3,000円弱ですかね。
サイズは縦48インチx横35インチ (120cmx90cm)です。
これでパワースレッド14、9ftデルタに続く3機目となります。まだデルタがちゃんと揚がらないのに、Rokkakuは衝動買いです。ま、初めての六角凧なので練習用になればと購入しました。
他との比較はわからず前の9ftデルタと較べた感想ですが、見た目はかなり良さそうな感じ。縫製やカット部分もきれいに仕上がっています。
付属品は、糸、テール、おまけのカラビナです。(手書きのメッセージカードも付いていました)
でも付属のラインはかなり細いです。ナイロン系のようですが太さは1mm程度でしょうか。このRokkakuには細すぎる気もするので、例のおもちゃカイトに転用しましょうかね。
こいつでRokkakuのコツを掴んだら、GoProを持ち上げられるようなサイズにもぜひチャレンジしてみたいですね。(先に9ftデルタをなんとかせねば・・・)
カイトフォト、ステップアップ?用に購入した9ft中華デルタ。先端の補修も終えて練習飛行に持ち出しました。
しかし、やっぱり右旋回が止まりません。いざ、揚げ始めると写真を撮影する暇も無いほど旋回しつづけます。特に風を受けるとその症状は顕著になります。
左右のバランスが悪いのは判るのですが修正方法が判りません。
基本的な凧の構造というのか飛行する原理がわかっていません。例えば右翼の面積が小さいから右旋回するのか、またその逆なのか・・・。
もう一つ、おまけでもらったふくろう柄の中華カイト。奇しくもこちらも症状が同じです。少し風が強まると右旋回のあと急降下します。
このおもちゃカイトは構造がシンプルですから原理を確かめるべく紙飛行機よろしく滑空させてみるのですがイマイチ原因がわかりません。
弱風だと滑空しますが風を受けると右に傾きます。
目で見る限り左右に違いはありません。ぶら下げてみると若干右側が重たいのかもしれませんが。
おもちゃカイトには、テール代わりにリップストップの袋を付けたところ若干の改善は見られました。しかしそれでは根本解決では無かったり・・・。
そもそも、シングルラインですから左右のバランスを変えるにはどこを触れば良いのでしょうか。
センターを接続するこの部分なのかと思い、逆転させてみたりしたのですが効果なしです。
もしかして両翼のフレーム長が違うのかと、中華カイトの完成度を疑ったりしました。
北海道の先生が「ちょっとまとめてみます」ということで、いつもながらのご親切に感謝しつつもミシンが出てこない事を祈ります(笑)
最後は、9ftデルタが思うように揚げられず、パワースレッドで不満解消です。
ps.
黒松内の雪の上管理人さんが、デルタ調整についての記事をアップして下さいました。なるほど・・・ここを触るのですね。有難うございます。感謝です!
初フライトで破壊した9ft中華デルタ。破れた先端部分を修理してみました。
買ってきたのは「TEAR-AID」。テントやカイトなどのリペアシートです。ちなみにTypeAとBがあり、サーフボードなどつるつるした素材にはTypeBを使うそうです。
中華カイトにはTypeAを使いました。
TEAR-AIDは、超伸張性を持った半透明のシールです。
このキットには22mmx22mm、35mmx35mm、77mmx300mmの3枚が入っています。これで約1,500円+送料ですから中華カイトそのものと変わらない修復費用ですよ(笑)
破れた先端の生地ごと袋状にしてテープでリペアしました。カイトの素材に対してTypeAはしっかりとつきます。
一度密着させるともう張りなおしはできません。
念のため、これからの落下に備えて、反対側の先端部にも補強を施しておきました。
パッケージの裏を見ると、タイヤのパンクやゴムボート、ヨットのセール補修などを対象とした製品のようです。
私は性格的に縫ったり編んだりするような細かな作業が苦手なもんで、このようなリペア用シートは助かります。
さて修理は完了したものの、まだ、まともに揚げる事ができていません。今日も風は静穏なり。
やっと条件が揃った休日、9ft中華デルタを揚げてきました。
引っ張れば揚がるのですが、少し風が変わると左右に振り回されて右往左往します。
時に急降下、また風が弱いと滑空してこちらに降りてくるので必死になって糸をたぐりよせます。凧の写真を撮る暇もないくらいに走り回りました。
だーーーっと振られた時、糸を引っ張って耐えたのですが、あえなく墜落。
その後、少しコツが判って来ました。振られた時は引っ張るのでは無く糸を緩めると安定します。
何度か揚げている内に、ふと見たカイトの先端が・・・。
突き抜けてます。初フライトで壊れました(笑)
このせいなのか、この後は右走りすることが多くなり、また風も安定しないまま凧に振り回されただけでした。こんな状態でカメラをつける勇気はありません。
まさにスポーツカイト(自分が走り回る意味で)。おかげで足が筋肉痛です。さて、このじゃじゃ馬で安定感を得ることができるでしょうか。
取り合えず、どうやってなおそうか。テントやタープ用の補修材で大丈夫だろうか。
(次は中華Rokkakuをポチりそうです)
Emmakitesからメールが届いた。
先日、eBayで購入した9ftデルタカイト。黒松内の雪の上さんが紹介していた中華カイトのお店だ。
そのカイトはまだ揚げる機会が無いのだが、先に「とても良い」とショップ評価をしておいたところ、eBayのメッセンジャを使って返信メールが届いた。
地震の被害を心配してくれ、必要であればガーゼやマスクを送る用意がある・・・という内容。
北京のカイト屋さんがアメリカのネットを経由して送ってくれたメッセージ。
現在も多くの方が救助活動にあたり、海外からのレスキューや援助物資も届いているという。当方の被害はなかったが、多くの支援と、このような応援メッセージを頂戴し感謝。
カイトをひき降ろす際に使うプーリー(滑車)
ペツル レスキュー用プーリー オシラント。楽天で1,600円くらいから。
カイトフォトをするのに段々と大型のカイトを扱うようになると、高く揚がった凧をひき降ろすのに苦労します。
いまはまだ「パワースレッド14」だけなのですが、これでも10m近い強風の時、自分ひとりで四苦八苦した経験があり、9ftデルタ購入に合わせてこちらも買ってきました。
一般的な滑車だと、予めロープ(凧糸)を通しておかないと、あとから滑車を取り付けることはできません。
このような開放式滑車は、カヌーや登山、または救助用として用意されている為、比較的高価で大型のものが多いようです。
カイトにつかうラインは細く、50kg程度の性能があれば十分なのですが、荷物用滑車など安価で軽量なものが見当たらず、ペツルのレスキュー用プーリー(緊急用)を選択しました。
対応ロープは7~11mmとなっているので、細いカイトラインが滑車に噛み込まないか、ちょっと心配。テンションを緩めないように降ろすよう、注意して使うつもりです。
道具は着々と揃うのだが、今週も9ft中華デルタを揚げることはかなわず。
eBayでポチってから10日目。9ftデルタが無事到着しました。
手前はサイズ比較の為、焼酎いっこもん一升瓶(消費済み)
今日は天気も良し北東の風5m。早速・・・といきたいところだけど、月曜日なんでお預けです。
部屋の中でデルタを組み立ててみる。さすがにでかい。が、たためば思ったよりコンパクトです。
品質は確かにmade in P.R.Cクオリティ。糸とかほつれてますよ。でも3000円也。
おまけのカイトも付いてて、例え失っても惜しくない価格です。(カラビナついてませんでした)
購入先のemmaカイトは黒松内の雪の上、管理人さんに教えてもらったところです。私はeBayの登録住所でタイプミスをしてしまったのですが、メールを送ったところちゃんと対応していただき訂正された住所で発送してくれました。
梱包も丁寧、発送も早くて安心して購入することができました。(黒松内の雪の上で紹介されてなかったら手が出てないところですが・・・)
で、パワースレッド14に続く2機目の保有となったのですがデルタは初めてです。この接続部分に直接サルカンを付けてもよいのでしょうか。
北海道の先生、どうしたら良いですか?(笑)