Tokyo Diary

~よく食べて飲んで、旅に出ます~

京都・伏見~「寺田屋」で幕末にタイムスリップ

2010年08月22日 | 


幕末の志士達の活動拠点のひとつとして知られる、京都・伏見の船宿「寺田屋」。
いわずと知れた、坂本龍馬の定宿であり、龍馬が襲撃された寺田屋事件の舞台となった場所です。

伏見は、全国でも指折りの酒処で知られていますが、かつては京都と大阪をつなぐ船が行き来する船着場として賑わったのだとか。

寺田屋の建物については諸説あるようですが、幕末当時の建物は寺田屋事件から2年後の「鳥羽伏見の戦」で消失し、明治に入ってから再建されたとの説が有力なのだそうです。
まぁ、当時のままではないけれど、いまだに龍馬ファンが訪れる、京都の名所のひとつとなっています。

寺田屋は、今も宿泊が可能です。
意外と宿泊料金もリーズナブルですね! 

ここは、龍馬の部屋です。
龍馬が描かれた掛け軸や、寺田屋事件で使用された拳銃の模型が展示されています。
この短銃は、長州の高杉晋作から贈られたものだそう。
まさに、今日の「龍馬伝」では、そのシーンが描かれていましたね。

部屋には、弾痕や刀痕も生々しく残っています。
これは寺田屋が再建された際に、そのまま移築されたのか、後から再現されたものなのかは、謎のままになっているそうです。 

 

そして、寺田屋事件では、入浴中のおりょうが捕方の襲来を龍馬に伝えるために、裸で階段を駆け上がったと伝えられていますが、その風呂桶と階段も残っています。

   

庭には、龍馬像と、龍馬の詠んだ歌が刻まれています。
ちょうど、現在庭のある辺りにかつての寺田屋があったそうです。


近くの酒蔵でお酒の試飲をした後だったので、若干ほろ酔い加減でしたが・・・
幕末の動乱の時代へ、しばしのタイムスリップ。

「龍馬伝」も薩長同盟の山場にさしかかり、これから寺田屋のシーンも多くなりそうですね。


■寺田屋
住所:京都市伏見区南浜町263
TEL:075-622-0243
見学時間:10時~16時(15時30分受付終了)
料金:見学/400円 宿泊/6500円(素泊まり) 7000円(朝食付き)


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