この7月にオープンしたJPタワー。前にも建築中の姿を何回かご紹介しています。
昼間見た限りでは、異様にのっぺりした姿で、散々揉めてファサード保存された
旧東京中央郵便局の建物外観と後ろの新しい超高層ビルのミスマッチがなんとも
無残に見えるとこのブログで批判記事を書いておりましたが・・・
こうして夜見てみるとまさにライトアップの勝利。低層部分のファサードはあの
名建築家吉田鉄郎さんが描いた律儀すぎるほど律儀な設計が、こんなにも
なまめかしく見えるとは!
一階から五階までそれぞれ階高がかなり違うという独特の設計、1階、最上階、中間階
のライティングトーンを変えることで、表情がこんなにも豊かになりました。
同行の奥様もこのビルの前は昔から良く知っているのですけど、今回の夜の表情を見て
「あら、昼は酷いけど夜は随分と素敵ねぇ」と感嘆しきりでありました。
一階のエンタランスから中を覗いてみましたが、ありゃ昔と全く変わらぬ店構え。これにも
またびっくり。
昔から夜目・遠目とはよく言いましたが、これほど表情が変わるとは。是非ともこの
ライティングを手がけた方のお名前を知りたいものです。丸の内の建築群の中で
一番と言っても良いでしょう。参りました(苦笑)
因みにライティングしてなかった場合はこんなです。
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Phoenix 東北&関東
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眼鏡を変えたらグリーンの傾斜が読めず悩んでいます。
ボクのおどろきはハズレ(笑)。
近頃このあたりを夜間は徘徊したことがないのです。
郵便局の1階の窓口は、ボクの記憶が合っていれば昔と同じ(!)。
ナントカさんの一声とかで、ワンスパンを残したので可能になったのでしょうね。
案内のお姉さんににこやかに迎えられて、写真は撮れませんでしたが、南から北へ通り抜けてきました。
見事なライティングですね。
JPタワ-のテナントは郵政ですか?
だって極度の老眼、乱視、近視で芝目どころの話では
ありません。芝目読むと頭くらくら、目標と足元のボール
みるとくらくらではやってられません(爆)
確認していたので、それほどの驚きはなかったです
(笑)
基本的には伝統の中央郵便局をそのまま踏襲して、あとは
貸しビル事業ということなんでしょうね。ライティングで後ろの
超高層を消していたあのセンスは素晴らしいです。
は前編で書いたとおり三菱UFJみたいですよ。