日比谷公園の祝田橋交差点側の入り口にしつらえられたこの外灯。日本で初めて建設
された公共公園で明治の初期に設置されたアークライト灯でありました。鋳鉄製ですが、
約100年を経過した今でも健在というのは驚きです。
デザインも決して時代を感じさせません。寧ろ現代では却ってモダンに見えたりして。
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こちらは現代の外灯。その下をかなり背の高い外国の方が日比谷の森をバックに
歩いておりました。この景色どこかで見たことが。そう、昔ケニアに駐在していた頃の
社宅の辺りに似ております。向こうはジャングルを切り拓いた宅地でありますが。
お隣が大統領官邸でありましたので、そういう意味でも日比谷公園に似ております。
もっともあちらは数十年前にはライオンさんやらゾウさんやらが時々遊びに来ており
ましたけど(爆)
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咲き始めたばかりのでっかい泰山木の花。この季節、この花の大きさに
いつも驚かされています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/77/d93a8e0af0c882490f1ca34eb903ac71.jpg)
日比谷公園を抜けて。日生劇場のピロティに置かれた銅像越しに帝国ホテル方面を
覗きます。この銅像、題名は「話をする人」、ペリクル・ファッツィーニさんの作です
(1963年制作)
日生劇場と言えば、ボクにとっては劇団四季。高校時代結構入り浸っておりました。
最初観たのが「カラマーゾフの兄弟」。なんと石坂浩二が初主演の舞台でありました。
その時印象に残っているのが競演の日下武さん(TV「アンタッチャブルのエリオット・
ネスの吹き替えで有名)、水島道太郎。そして忘れてならないのが、女優の影万里江さん。
若く早世されたんですけど、長生きされたら舞台女優の第一人者になっていたでしょう。
そして浅利慶太の劇団四季を決定的付けたのが、加賀まり子の初主演の「オンディーヌ」。
ほんと妖精みたいな人でしたね(いや、今も現役で活躍されてますが)。まさに当たり役
でありました。前述の影万里江さんもダブルキャストでオンディーヌ役をやり、妍を競って
おりました。
そうそう、今TVで大活躍のキャスター小谷真生子は影さんの姪御さんです。
浅利「四季」の草創期はある意味ボクの青春時代とラップして。この日生劇場の前を
通るとその時代のことが鮮明によみがえってきます。
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こちらは帝国ホテルの二階バンケットフロアを覗き見。振袖姿を写しているカップルの
姿が。結婚式の参加者かなぁ・・・お幸せに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/6d/311e29ca29b10453d0cfaea00f148d48.jpg)
宝塚劇場前の銅像。題して「微風」。笹戸千津子作。宝塚は冥土の土産に一度は見たいと
思うのですけど、なかなか勇気が出ませんわ(苦笑)
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Phoenix 東北&関東
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