Rolling 55

「転がる石は苔生さず」いつまでも、いつまでも転がり続け・・・
お池にハマって、さぁ大変!  by belage

アンドラ紀行⑦ 雪山を超えて

2013年11月16日 17時04分36秒 | アンドラ紀行

相変わらず山の天気ははっきりしません。
早春を思わせる山間の村。こんな景色を見ているとスイスアルプスにいるような錯覚に。
ハイジをモデルにした宿(ハイジホフ)もこんな風景の中にありました。美人の女将が
いましたが、今も元気かなぁ・・・なんて。

このアンドラ、ピレーネ山系の渓谷美で世界遺産になっている場所が首都から1時間弱の
ドライブの範囲内にあるのですけど、ここへ来る途中での降雪にすっかりめげて。日のある
うちに下山します。
まだ先の長い旅、ここでそれこそ雪隠詰めになっちまったら大変大変(笑)
旅はもうちょっとというところで寸止めするのが安全に快適に過ごせる秘訣だと思って
いますので。

スキー場のゲレンデの超常辺りです。向こうの山を超えて着ましたが、ここまで30分くらいは
やはり雪が降る中を。必死になってハンドルを握ってましたよ(苦笑)

いやぁ、今の時期にはもうスキーヤーで賑わっているんでしょうね(撮影は今年の6月中旬です)

 

ー続くー

 

 

 


ボクの散歩道:秋色の古民家園④

2013年11月16日 08時18分26秒 | ボクの散歩道

他2軒の古民家です。

傍らに吊り下げられた赤トウガラシ。今年は豊作のようです。
なんとも大ぶりで色が鮮やか。これでペペロンチーノソースでスパゲティを食べたら
うまいでしょうね(笑)

 

ー続くー

 


ボクの散歩道:秋色の古民家園③ 菊花

2013年11月15日 15時57分20秒 | ボクの散歩道

恐らくボランティアの方々が丹精込められて咲かせた菊花。古民家を背景に
収めてみました。

それにしても寒い日が。おまけに今日は雨も降って。
今年の冬は夏の倍返しになるんじゃ、と奥様のお友達が叫んでおりましたが(苦笑)
あはは、けだし名言かも。
でも、そうならないことを祈りますわ。

 

ー続くー


アンドラ紀行⑥ アンドラ・ラ・ベリャ

2013年11月15日 08時08分07秒 | アンドラ紀行

 

朝もやが立ち込めるアンドラの朝です。晴れると思うと曇ったりと天候がはっきりしません。
山間の町の常でしょうけど、初めて来た人間にはちょっと不安。特に今年のヨーロッパは
日本と同様寒い日が続いていて。

ショーウインドーの土産物。フランスともスペインとも違う顔立ち。若干スペインの
カタルーニャにある黒のマリア様に似た顔立ちにも思えます。多分に影響があるの
かも知れません。上の人形はやはりスペインの芸術家、ミロ的な要素が見受けられます。

この首都にはこういうショッピングセンターが沢山。全てが免税となっています。
但し、フランス・ファッションのエルメスとかヴィトン、セリーヌ等々の定番ブランドは
少ないというか全然見ませんでした。ただ、結構日本でも人気が出ている新興
ブランドのものは多かったです。多分、定番品しか知らない日本人が当地に来たら
がっかりするかも。

え~と、でも探して某超高級ブランドのジャケットを清水の舞台から飛び降りて
買っちまいました。あはは、殆ど半値に近い値段でありました。はい、奥様も数点
こちらでお買い物して、なんやら顔つきが柔らかくなったのでほっ(笑)

 

ー続くー


ボクの散歩道:秋色の古民家園②

2013年11月14日 16時32分04秒 | ボクの散歩道

古民家の門前には季節の花、菊がアレンジされて。

あれっ、屋根の萱が取り外されているようです。確か昨年葺き直したばかりと思いましたが
(他に三軒あるのでそれと記憶違いをしているかも知れません)

こういう葺き直し前の姿を見るのは初めて。

大きな立派な玄関です。正面には衝立が飾られて、その奥には控えの間があり、この
古民家の格式の高さを偲ばせます。

囲炉裏には火がくべられて。

こういう寒い時期にはここで青竹に入れた日本酒を灰の中にさして、なんて
不埒なことを直ぐ考えてしまうボク(笑)

あの青竹のとっくりで呑むぬる燗ってうまいんですよね~~~

 

ー続くー

 


アンドラ紀行⑤ アンドラの夕食

2013年11月14日 08時44分50秒 | アンドラ紀行

外は寒いので出かけるのをやめてホテルのダイニングで夕食を。 

何かアンドラの料理をお願いしたいということで、ボーイさんのお薦めがこれ。ハムの盛り合わせ。
ん~ん、これってスペインと同じだ。よくよく考えてみたら、アンドラのメジャーな人種はスペイン人
で、人口構成率は約40%、フランス人は7%、生粋のアンドラ人が36%なので、もう殆どスペイン
と言っても過言ではありません。担当のボーイさんもスペインのバルセロナから出稼ぎに来ている
んだとか。

肝心のハムのお味ですが、バルセロナで食べるそれよりかなりあっさりした味付け。あの有名な
イベリコ豚も深い味があっていいですけど、こういうあっさり系もいいみたい。

トマトのサラダ。上に大量のモッツァレラ・チーズが載って。これにオリーブオイルとワイン・
ビネガーがこれまた大量にかかっていて。ボクの大好きな種目です(笑)
これはボクの「Bの料理」でも度々登場していますが、イタリア料理の定番ですね。モッツァレラ
とトマトを一緒に戴くのですけど、両方の味が微妙なハーモニーを。

奥様が、ホテルのお隣のマックに触発されたのか、ハンバーガーが食べたいと(笑)
このスタイル、完璧なアメリカン(笑)アメリカのゴルフ場で食べるこれが何故か最高。
日本だとカレーライスが一番うまいですが(爆)
肉厚のパテが美味しそうでした。フライパンではなくてちゃんとグリルしてるのがグー!

ボクの頼んだのは骨付きラム肉のグリル。なかなか味が良かったですよ。

勿論、これにアンドラのワインを赤白頼んで(写真撮り忘れちゃった!)ワインも
なかなか結構なお味でした。

満足な夕食となりました。ちょっと食べ過ぎかな(苦笑)

 

 

ー続くー


ボクの散歩道:秋色の古民家園①

2013年11月13日 16時37分57秒 | ボクの散歩道

東京も昨日今日と木枯らしが吹き抜けて。
朝夕がめっきり冷え込んできました。

久しぶりにご近所の古民家園に。またまた秋色を探して。

風は冷たいですが、日差しが暖かく。秋模様まではもう少しかな・・・

 

ー続くー

 


アンドラ紀行④ 夜のアンドラ・ラ・ベリャ

2013年11月13日 08時03分58秒 | アンドラ紀行

夕暮れ時の首都の顔です。あはは、初夏ではありますが、標高1400m強の場所では
寒いです(笑)
行き交う人の姿は殆ど認められません。

それでも健気にホテルも周りのお店もライトアップされて。

こちらはホテルの近くのレストラン。まるでクリスマス時期のような店構え。
食事をこちらでしようとも思いましたが、寒いし帰るのが面倒なんて珍しいこと
ですが、ホテルに戻ってそちらで食事となりました(苦笑)

 

ー続くー

 


アンドラ紀行③ アンドラのホテル事情

2013年11月12日 16時14分32秒 | アンドラ紀行

こちらが今回泊まったホテル。山小屋風の作りになっています。珍しく三ツ星のホテルに宿泊なんですが、
なんとお値段が46ユーローで朝食付き。Booking Comで当たって予約したんですが、アンドラのホテル
って皆こんな水準。何と20ユーロー台でも良さげなホテルもあって、一瞬頭がくらくらしたくらい(爆)
兎も角一番車で行きやすい場所というので選んでみたのですけど。

街で一軒しかないマックがお隣で、これなら道に迷うことがありません(笑)

ロビーです。

部屋は簡素ですが、清潔でとっても気持ちがいい。ルーム・レート46ユーローには税金
(4.5%)込の値段ですが、ちょっと信じられないくらい安い!

この値段でバスタブがついているのにも感激(苦笑)。ヨーロッパのお宿はバスタブがないのが
結構あるんですよね。彼らはシャワーだけで十分という人が多いので。

前にも書いたように、この国の成立はタックス・ヘイヴンですので土日になると隣国のスペイン、
フランスから免税品を求めて車が列をなすそうです。そういう安さを求める客の宿泊施設は
高い値段は取れないのかも。この点がドバイとは随分違います。ボクのような旅行者には
とっても有難いアンドラのホテル事情でありました。

 

ー続くー


アンドラ紀行② アンドラ・ラ・ベリャ

2013年11月12日 09時14分50秒 | アンドラ紀行

検問所を通りすぎてそれからピレーネの山道のワインディング・ロードをひた走ること2時間。
途中で最高峰のところを通り過ぎた時には雨が完全に雪に変わって。30分くらいは雪道走行
となりました。
昔、スキー場にはシーズン20回くらい毎週土日車をぶっ飛ばして丸タイヤで走ったり、冬の
北海道を走ったりしたことがあるので、慣れているとは言え、やはりノーマルタイヤでの走行
はかなりめげてしまいます(苦笑)

これ昼間の時間であったのでまだいいのですけど、夕方から夜だったら完全に諦めてまた
フランスに戻ったでしょうね。 

お陰様で無事アンドラの首都、アンドラ・ラ・ベリャに到着。アンドラの首都で、カタルーニャ語
で「古いアンドラ」という意味だそうです。

なんせ、国民人口8万人弱の小国家。首都と言っても、ボク等のイメージする活気は見られません。
もっとも、こちらのハイシーズンは冬場。世界からウインター・スポーツ、夏のトレッキングのメッカ
としてヨーロッパ中から人が来るそうです。

首都の中心には河が流れて。おや、ダリさんの彫刻が。
なんだかこういう風景ってどこかで見たような・・・これで湯けむりでも上がっていたら、日本の
温泉地と間違えるかも(笑)

この国、この建物の殆どは免税店とホテルで占められています。半年を雪の中で過ごす国。
産業と言っても観光業しかなかった国が、なんとか自立する道を探った結論が国全体を
タックス・ヘイヴンとすることでありました。

タックス・ヘイヴンというと今回のボクの旅行の最初の訪問地がドバイ。あちらは世界で一、二
を競うフリーポート(自由貿易港)で経済を確立、更なる飛躍を目指して国全体をディズニー・
ランド化するという壮大な実験を続けています。

世界的に見るとタックス・ヘイヴンは港町のある国によく見られますが(ケイマン島などが著名)、
こういう山間の国でというのは世界でも他に例を見ないように思います。
ということで、今回の旅のテーマは海と山の自由貿易地の見学もその目的の一つでありました。

 

ー続くー