Rolling 55

「転がる石は苔生さず」いつまでも、いつまでも転がり続け・・・
お池にハマって、さぁ大変!  by belage

フランス紀行㊵ ペルピニャン3

2013年11月27日 16時07分41秒 | フランス紀行2013

この辺りが繁華街の中心のようです。下を見ると道路には大理石が敷き詰められて。

中世の面影を残す建物の屋上にはガーゴイルが。

広場の正面はサン・ジャン・バティスト大聖堂。1324年から1509年にかけて建設されました。
残念ながらこの日は既に閉館となっていて中を見ることはかなわず。建物右側に見える鐘楼が
ちょっと特異なカタチをしています。ここからでは一部しか見えませんが、建物全体の長さは
なんと80Mもあるそうで、かなり巨大なゴチック建築であります。

玄関のドームが珍しいです。

昔の城塞の一部でしょうか。壁に映った大きな並木の蔭がなんとも言えぬいい風情を
醸しだしています。この都市も古くはモスリム勢力との、新しくはスペインとフランスとの
戦で、かなり大きな城塞都市でありましたが、近世になって都市再開発でその殆どは
破壊されてしまいました。

再び運河の見える道に。

 

ー続くー


秋色の深大寺①

2013年11月27日 08時13分23秒 | ボクの散歩道

 

深大寺に入る前の参道のモミジです、
いまの時期ではかなりいい色に染まっています。

 

ー続くー


フランス紀行㊴ ペルピニャン2

2013年11月26日 17時01分39秒 | フランス紀行2013

町の中心街の入り口。ロマネスク風の建物が見えてきました。市の施設のようです。

この町は他フランスやスペインと同様にローマ時代には入植地として発展。その後、栄えたのは
12世紀。この辺りでキリスト教国として栄えたアラゴン王国の首都としての地位を確立したことで
ありましょう。アラゴン王国は後のスペイン統一王国の基になった国で、15世紀までアフリカ系
のモスリム勢力との十字軍による戦いの長い年月を費やすことになります。

この時代の国の変遷はヨーロッパの各地と同様になかなか一口で言い表すのは難しいのですが、
やはり先のアンドラ公国と同様に言語的にはカタルーニャ文化圏と言っても過言ではないようです。

町の中心には運河が流れて町の人々の格好の憩いの場になっているようです。この町の
人口は12万人弱ですから、日本でもかなりの小都市の部類に入ると思うのですが、建物
やインフラを見るとそれ以上のものを感じさせられます。やはり中世の首都としての機能が
残されているからでしょうか。

こちらは裁判所のようです。

街角で見つけたにゃんこ。あはは、なんとも可愛らしい。

 この町の名物BIPI。貸自転車です。市の経営で全部で150台用意されて街の中に10箇所
こういう施設を展開しているそうです。

残念ながらこのカードをどこで買うのか知らずで、利用は叶いませんでした。次の機会には
宿の人に聞いて試してみましょう(今度はいつになるかなぁ・・・)

 

ー続くー


秋色の散歩道

2013年11月25日 09時17分42秒 | ボクの散歩道

ちょっと最近公私ともにバタバタしておりまして、更新が滞ったり、皆様のお宅訪問が
ままならずで申し訳ありません。ちょっと暫く更新が不定期になると思いますが、お許し
下さい。

さて、ボクの散歩道。例の国分寺崖線の丘。木々も秋の模様になってきました。

この急な坂を登って暫く歩くと深大寺に通じています。

武蔵野の風情を残す雑木林の中に数本、色鮮やかなモミジが。
東京も秋たけなわとなりました。

 


フランス紀行㊳ ペルピニャン1

2013年11月22日 16時34分09秒 | フランス紀行2013

ここがフランスとスペインの国境の町、ペルピニャンの駅です。
車でピレーネ山脈の国、アンドラ公国から約4時間。順調にこの町まで辿り着いたのですが。
レンターカー屋さんが見つからない!
iPhoneのGoogle地図を見るとこの駅の中にあるんですけど。何回も駅前をグルグル回って
も見つからない(汗汗)

通常はでっかいRENT A CARという看板なんかがあるんだけど・・・

で、頭に来て違法駐車を知りながら駅前で車を乗り捨てて駅で数人に聞いて。やっと分かった
のが、この写真の裏側に駅ビルがあって、なんと事務所は駅ビルの地下階にあるんですって!
駐車場はどこにあるのか分からんとのこと(が~ん!)

仕方なく地下に下りて、散々探して事務所を見つけて。で、どこに車を返すんだと聞いたら、隣に
立駐があるからそこに入ればこの事務所の傍に来られるだって。駐車場を見たらやたらだだっ広い。
こんなところで迷子になったらどうすると、急に怒りが(笑)
で、誰か一緒に来てくれと、もう命令。でなきゃ、駅前に車乗り捨てていくからと(笑)
こちらの怒りを察したのか、若い男の子を案内人に指名して。この男の子、スペイン人なんですけど、
バイトでこの事務所で働いていると。結構この事務所ってフランス人でも分からんじゃないのと
聞いたら、そうなんです、しょっちゅう客とトラブルですよ、だって(爆)

え~と、ヨーロッパでは最大手のレンタカー屋さんですが、まぁ、こんなもんですわ。こちらが不慣れ
なこともありますが、大体車を返す時って何かトラブルんですよね(トホホ)

無事車を返して、この町を散策。ここは駅前の旅館。ホントにど真ん前。ボクのブログを読まれて
いる方は覚えているかも知れません。実は三年前の旅行で、ここでもっと大きなトラブルに遭遇。
あのアイスランドの火山の爆発の影響で、ヨーロッパの飛行機便の殆どが止まって、鉄道にも
大きな影響が出たのです。ボク等は同じ南仏のアルルから鉄道でスペインに入る予定でありました。
それが、ここで夜の12時頃になって停車したまま動かなくなってしまって!仕方なくこのホテルに
一泊を余儀なくされたものです。その日は旅行の全工程の中日で、前もってトラブル用に一日予備日
をこの日としていたので、、その後の旅程に大きな支障はありませんでしたが。

次の日の朝は5時に起きて、ここから30分毎に駅まで行って列車が動くのを確認したりして。
結局列車が動き出して乗れたのは8時過ぎていたかな。大変ではありましたが、いまではいい
思い出です。

ということでこの町は三年前のリベンジであります(爆)

駅前の大通り。これを真っ直ぐ歩くとこの町の中心に。この左のレストランは3年前に朝飯を
食べたところ(笑)

この右側の黄色いお店が同じく3年目に夕食をとったところ(笑)
一日中電車に缶詰でほんと疲れ果てていましたが、ここのステーキはうまかったです。
食い物のことになると鮮明に味まで覚えている(爆)

フランスの片田舎といった風情の町ですが、正面の建物はちょっと味があります。
19世紀後半にスペインのバルセロナを中心にモデルニスモという文化革命みたいな
ムーブメントがありましたが、この辺りも影響を受けているのかも。

ヤシの並木が続いて。南国の香りが。

おお、レトロな車です。タイヤとのバランスがちょっと不思議(笑)
このカラーデザインって素敵じゃないですか?とってもエレガント。
こういうの好きだなぁ。

 

ー続くー

 


ボクのノガワーゼ(1)

2013年11月22日 08時16分07秒 | ボクのノガワーゼ

秋の日差しを浴びながら、綺麗な後ろ姿を見せているボクのノガワーゼ
(オスだかメスだか分かりませんが、ノガワーゼにしちゃった 笑) 

夏場の間は子どもたちが川遊びをするので殆ど見ることが出来ませんでしたが、この季節に
なって、やっとふつ~にお姿を見せて戴けて。

確か昨年はこのノガワーゼは番であったはずなのですが、相方がおりません。まさか新婚
旅行後何かあったんだろうか(笑)

岩場にカワセミというのも珍しいと思いますが、ここ野川ではこういう景色は意外と多いのです。
こうやって首を右左に向けて。川面を見てるんですよね。この後、なんとボクの予想を見事に
裏切って左にダイブ。見事魚をゲットして飛び立ちました。カワセミの目も魚眼レンズなんですかね。
ちょっとびっくりでした。

また会えると思いますので、これからノガワーゼ・シリーズで行きたいと思います。

宜しく(ペコリン)

 

 


アンドラ紀行⑨ 雪山を超えて3

2013年11月19日 16時39分53秒 | アンドラ紀行

まさにビートルズの歌ではありませんが、ロング・アンド・ワインディング・ロードを駆け降りると
そこは春というか、既に初夏の光が。寧ろ暑いくらい。

春の黄色い花が長旅のドライブの疲れを癒してくれます。

ピレーネ山脈の麓。こんな穿った岩の下をひた走ります。なんやらちょっと怖い感じ。

岩肌を見るとかなり古い地層であることが分かります。

道路の下には大量の雪解け水を集めてごうごうと響きをたてて川が走ります。

1時間近く走っても行き交う車はこの1台だけ。貴重な写真(笑)
さて、ここからまた3時間近く再びフランスに入って、スペインとの国境を目指します。

統一ユーローになっても、残念ながらレンタカーは借りた国のどこかで返さなくてはなり
ません。本当は他のルートを通ってスペインのバルセロナに出るのが近道なのですが。
これから、国境の街、フランスのペンピニョンというところへ。

来た道を振り返るとピレーネの山並が遥か向こうに。

 

ーこの項おしまいー

 


ボクの散歩道:秋色の古民家園⑥

2013年11月19日 08時11分42秒 | ボクの散歩道

この古民家園は広い敷地に大きな農家を三軒擁して、往時の村の風景を全体で残して
います。 

こちらは長屋門。農耕器具の置場として使っているようです。

周りの木々も秋を感じさせるようになってきて。

用水路の周りには沢山の落ち葉が。

 

(世田谷区 喜多見 「次大夫ボ堀古民家園」にて)

 

ーこの項おしまいー


アンドラ紀行⑧ 雪山を超えて2

2013年11月18日 16時47分27秒 | アンドラ紀行

首都アンドラ・ラ・ベジャを出て車で小1時間。前にご紹介した国境近くの町に出ます。
ここがアンドラで一番のショッピング・センター。辺り一面雪の中という、スキー場も一番
完備された場所。恐らく、ここがピレーネのアルペンスキーのメッカのようです。

寂しい山道の中に、いきなりこれだけの巨大な商業集積が出てきたのには、さすがの
ボクもびっくり!

6月の雪解け水が川を作っていました。

24時間の巨大な駐車場も完備されて。シーズンにはスキー、トレッキング等で多くの観光客や
買い物客で賑わうんでしょう。

町の入口にあった素朴な教会。ステンド・グラスを逆側から見ています。中は閉まっていて
拝観できずでありました。左側の窓には逆さに磔りつけになったキリスト像かしら。こういう
図柄はちょっと珍しいかも。

 

この町の構成はショッピング・モールとホテル。タックス・ヘイブンによりこんな小さな寒村が
見事に成り立っている姿であります。日本も安倍さんの特区構想がこれから現実化しなければ
いけませんが、3・11復興のため、こういう特区が東北のどこかにあってもいいんじゃないで
しょうか。とても参考になると思います。

さて、雪山とも別れを告げ、外界を目指します。

 

ー続くー

 

 


ボクの散歩道:秋色の古民家園⑤

2013年11月18日 08時17分08秒 | ボクの散歩道

久しぶりに高い秋空を見たような。 

囲炉裏の前にはボランティアの人が。色々とこの建物のあった時代の話を語ってくれます。

こういう風物詩もいまではなかなか見られなくなりました。ボクの小さかった頃は
自宅で渋柿を剥いて、焼酎を口で吹きかけて干し柿を作っていた時もありましたっけ。
甘くなるのを待ちきれず盗み食いをして、えらい目にあったこともしばしば。
シブイの渋くないのって(爆)

木漏れ日が作る柿の影が面白くって。暫しじっと見ていました。

 

ー続くー