やぶさかじゃない・・・と言う日本語があるが、非常に難解な日本語だと思う。
轆輪眞山
万葉集を代表する難訓歌は以下の二つの歌です・・・・
莫囂円隣之 大相七兄爪湯気 吾瀬子之
射立為兼 五何新何本
(万葉巻1~9・・額田王の難訓歌)
三諸の 神の神杉 巳具耳矣自
得見監乍共 寝ねぬ 夜ぞおおき
(万葉巻2~156・・高市皇子の難訓歌)
万葉集は、誰が編集し、作成したかはよくはわかっていませんが、多くの人が初期の万葉集
である最初の方のモノは柿本人摩呂が作ったと主張していますが、私もそうだと考えています。
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ですから、万葉の巻1と2などを人麻呂はどのようにも作り、記載することができたのです。
そう考えると、この二つの歌が、人を寄せ付けない難しい漢字で記述され、後の世の人が誰も
読めない様にわざわざ作られたということは大問題なのです。
ただ、単に、これらの歌を読めるようにすれば良い、という問題ではありません・・・何故、
人麻呂は人が読めない様に書き記したかが大問題にしなければならないのです。
彼の意図を探り、この歌が、真に額田王や高市皇子によって作られた歌であるか否か?まで
問題になるようなだいもんだいなのです。
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莫囂円隣之 大相七兄爪湯気 吾瀬子之
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三諸の 神の神杉 巳具耳矣自
得見監乍共 寝ねぬ 夜ぞおおき
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そう考えると、この二つの歌が、人を寄せ付けない難しい漢字で記述され、後の世の人が誰も
読めない様にわざわざ作られたということは大問題なのです。
ただ、単に、これらの歌を読めるようにすれば良い、という問題ではありません・・・何故、
人麻呂は人が読めない様に書き記したかが大問題にしなければならないのです。
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