デエタラボッチは第12惑星である

この惑星は木星より少し大きく、超楕円軌道を持ち、冥王星の公転軌道あたりまで近づいている筈、近づくと地軸大移動が起こる

シナ照の解明・⑫ ・日本人の起源・アイヌ民族

2009-08-30 13:51:11 | 民俗
その他の月神シナの文献
万葉集などの日本の記録は素晴らしい。枕詞こそが月神が何であったか
を示すのだ。万葉集には他にも月神シナが出てくる。例示しよう。
Rokunowa

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階立 筑摩左野方 息長の 遠智の小菅 編まなくに い刈り持ち来
敷かなくに い刈り持ち来て 置きて 吾を偲はす 息長の 遠智の小菅
     (万葉集・巻十三・三三二三譬喩歌)

右の階立はシナタツと読み、シナは月神シナであり、タツは立つであろう。
この枕詞にかかる言葉は筑摩ツクマである。このツクはフクロウのヅクで、
マは魔である。月神立つところ魔の鳥フクロウがあることを示している・・・・
地名のツクマ左野方は左之肩とも読め、月神シナの肩に止まるフクロウを
見る思いである・・・・方は片に通じている。このように地名から触発される
一つの意味に深く関係するものを枕詞にもって来て、歌全体の情緒的傾向
を示すのが枕詞の役割なのである(この歌は難解で、エロチックな歌である。
だが、ここでは解明しない)

この蟹や 何処の蟹 百伝ふ 角鹿の蟹 横去らふ 何処に至る・・・・
階だゆふ 楽波道を すくすくと 我がいませばや・・・・・・
(古事記・四三・・応神天皇)

右歌においては、シナダユフが楽波道ササナミジにかかる枕詞となっている。
何故か?・・シナはもちろん月神シナ、ダユフは波がタユタウことだと思う。月光
たゆたう~漣(細波)道は当然すぐ古代人が思い浮かべる琵琶湖のシーンである。
応神天皇は近淡海国(あうみのくに・・・滋賀県)に行き、矢河枝比売と結婚し、宇
遲能和紀郎子(神奈川県平塚・・・前鳥神社の祭神)が生まれる話である。ササナ
ミ道は琵琶湖の南岸の地域を言い、アウミの国はアウの国としてフクロウの鳴き
声と関係し、そこから月神シナとサザナミとのイメージがこの枕詞を生みだしたの
だ。先程の枕詞シナタツにかかわる地名、ツクマもツクマサノカタ息長川も琵琶湖
の東岸、滋賀県坂田郡に所在する地名と言われている。やはり、近江国と淡海が
フクロウの鳴き声を示すことに作者は意識的なのだ。
何故なら、近江国はオウミの国、琵琶湖の淡海はアワウミと発音し、ミは身に通
じるからである。アウと鳴く身はフクロウである。琵琶湖はフクロウの湖なのだ。

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