本日はアメリカのカントリー・ロック・バンド、ポコの1977年の通算10枚目のスタジオ・アルバム、India Summerでも。
ベースのティモシー・シュミットがイーグルスに移籍 する前の最後のアルバムでもある。
Pocoと言えば、バッファロー・スプリングフィールドのメンバーだったリッチー・フューレイと末期に在籍していたジム・メッシーナが結成したバンドで、その当時セッション・プレイヤーとしてスティール・ギターを弾いていたラスティー・ヤングらがが加入して結成された。
個人的には中心メンバーだったジムやリッチーらがバンドか抜け、4人組となって活動を続けていた頃の彼等が一番Pocoらしいと思っている。
このアルバムも含めてイーグルスの様に大成功とはいかなかったものの、ギターのポール・コットンの心が和む落ち着いた雰囲気の楽曲や、ジムとリッチー脱退後にそれまでの楽器の演奏だけでなく曲の提供やリードボーカルなど隠れていた才能を発揮したラスティーの頑張りに好感が持てた。
残念ながらここ数年の間にポールやラスティーが続けて鬼籍に入ってしまい、もう彼等の新しいアルバムは聴くことは出来ないけど、レコード(記憶)としてずっと残っていく。
Indian Summerがのんびりした週末の朝、うなぎの寝所の様なアパートの一室にゆったりと流れていく。
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