時は13世紀、マルコ・ポーロの東方見聞録に記されたモンゴル帝国の煌びやかな都、上都(Shangdu)。
東方見聞録がのちの世に伝えられ、ヨーロッパでは彼の地の事を伝説の都、もしくは桃源郷、ザナドゥ(Xanadu)として語られる事に。
更に時代は進んで20世紀、1980年にザナドゥ(Xanadu)がミュージカルに。
そのサントラ盤のタイトル曲、Xanaduはまさかのエレクトリック・ライト・オーケストラとオリビア・ニュートンジョンによるコラボ。
曲を聴くまではイメージが湧かなかったけれど、オリビアのハイトーン・ボイスをうまく活かした軽快なELOポップで80年代のあの頃を思い出しなかなかよろし~
1968年、ジャガーズがデイブ・ディー・グループのThe legend Of Xanaduを“キサナドゥの伝説”って邦題でカバーしてたけれど、じっくり聴いてみるとザナドゥって歌ってるので、その後はジャガーズのカバー以外はザナドゥってことに。
ところでオリビアさんつい先月ここに登場したんだけれど、つい先日お亡くなりになられたみたいで…
ひょっとすると伝説の都、ザナドゥに旅立たれたのかも…
RIP
やはり「フィジカル」とか「ザナドゥ」は好きな曲ですね。
ご冥福をお祈りします。
それにしても「ザナドゥ」と「キサナドゥ」が同一とは知りませんでした。
一つ勉強になりました。
カナ表記の外来語が必ず英語とは限らない場合ありますから、混同しますよね。
元素のキセノン(Xenon)なんかも英語ではゼノンって言いますから。私もだいぶ後になってそのこと知りました。