CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

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2020年にレコードを聴く、その2

2020年01月06日 | BRITISH ROCK

本日はイギリスのロック・バンド、テン・イヤーズ・アフターが1969年に出したブルースに軸足をおいた3枚目のスタジオ・アルバム、Ssssh。

 

このアルバムの邦題は、何らかの擬音のようなアルバム・タイトルをカタカナで表現するのも何となく印象がぼやけるので、このアルバムの最後の曲、I Woke Up This Morningに付けた邦題、夜明けのない朝を拝借した。

(オリジナルはDERAMから1969年に発売、そして1975年クリサリ・スレーベルから再発。このレコードはレーベルのデザインから判断して多分1987年頃クリサリスから再々発されたアメリカ盤) 

夜明けのない朝って詩的で趣のある響のタイトルであるが、歌詞を読んでみると何てことはない軽〜い感じ。


夜明けのない朝 

今朝起きたら、

俺の彼女はいっちまった

今朝起きたら、

俺の彼女はいっちまった

俺を愛してたって思ってたのに

どうも間違ってたみたい

そう、間違ってた

 

毎晩泣いたさ

君が帰ってくるなら、そうするさ

毎晩泣いたさ

君が帰ってくるなら

ひどく孤独を感じるのさ

一人取り残されて

そう、一人取り残されて

 

今朝起きたら、

雨だった

今朝起きたら、

雨だった

ひどく孤独を感じるのさ

泣きたい気持ちさ

雨が地面に降り注ぐ 

 

夜明けの朝って、何と!彼女に逃げられガックリしたアニキの朝イチの嘆きでしたか? 

なるほど、これがブル〜スっていうもんなんですね。 

アルビン・リーの奏でるリード・ギターとベースやキーボードの絡みなど、このアルバムには聴きどころ盛りだくさんです。 

おヒマなら是非ご一聴を。