あがた森魚の“日本少年”のようなレトロ調なCDといえば、同年の1974年に出たサダディスティック・ミカ・バンドの“黒船”かな?
レトロ調といってもアルバムの題材として江戸時代末期の黒船来航を扱っているので、少々メロディーや歌詞に古い日本のイメージを感じさせるし、また歌詞カードのデザインもそれらしい体裁にはなっているけど、中身は西洋人のプロデューサーが絡む当時としては最新のロック・サウンドを聴かせる。
まあ昭和の黒船として、日本のロック舐めちゃいかんぜよ〜って感じで海外にちょいと挨拶がわりに殴り込みをかけてみたアルバムと言えるのかな。
演奏もしっかりしていてオリジナリティーもあるし、海外のコンサートで共演のロキシー・ミュージックを喰ってしまったと言われていたのも納得である。
惜しむらくは、アルバム全曲でなくともシングル・カット出来そうなキャッチーな曲を数曲英語で歌えばあちらでもっと受け入れられたのではないかと。
まあ、リーダーだった加藤和彦が欧米で人気を得たいと言う野心をあまり持っていなく、自身のやりたい音楽活動を今後も続けていくってスタンスだったのかな?と妄想してみる。
助手;博士どうしたんですか? パンツ一丁で,,,,
博士:今日も真夏のようなあまりの暑さで体は汗でギトギト、ついに耐えられなくなってこんな姿なのじゃ。
助手:そういえば、博士はいつもブリーフ履いていますね。今時ブリーフ履いている人って少なくなってきて、トランクス・タイプが主流になってるって何かに載ってましたよ。
博士:トランクス・タイプの下着の上にズボンを履くとなんとなくズボンの中がごわごわした感じになってどうもいかん。
スボン下には身体にフィットするブリーフ一択じゃ!
近頃あまり見受けなくなったメリヤス製の薄手の猿股やステテコならまあ良しとしてもいいがのう…
助手:ほんとレトロなお方。