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雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

峠うどん物語 / 重松 清

2012-01-20 | 小説


『凍裂』のついで……といってはナンだが、久しぶりに重松清の本も借りてきた。まあ、重松なら大抵外れない、そう思って借りてきたら、うん、ものの見事に外れなかった。いつもの重松節。
 なんだかんだと涙腺を「うるっ」とさせるのは流石、泣かせの名手。
 それほどの重さを持たせず、それでも人の生死の意味を充分に考えさせるのは、まさに職人技。

 最近では、うどんより蕎麦を喰うほうが多くなったけれど、この本を読んだら無性にうどんを啜りたくなった。

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