美人な猫、という形容が好きだ。確か山岸涼子の漫画の中でそんな形容を使っていた。
それを読んで以来、なんとなくスッと引き締まった顔立ちの猫、切れ長の瞳がイナセな猫などを見ると
「おっ、美人な猫だな」と云ってしまう。
ちょっと前にも、そういう猫に出くわした。
真っ白な身体を優雅にくねらせ、僕の目の前を横切っていく。そう、チラリと僕に流し目を使いながら・・・。
僕はやはり
「おっ、美人な猫」と、口走り、瞬時に身を伏せ「ちっちっちっ」とおびき寄せようとした。
しかし、その猫は僕の差し出した手に一瞥をくれると「フイっ」と顔を向こうにやり歩き出した。
僕は残念ながらもフラれてしまい、その後姿を見送るカタチとなった。
ん!
そう、ここまでくれば察しの良い方は分かっちゃうだろう。
その後姿、真っ先に目についたのは、尻尾の付け根に所狭しと存在する、立派なキ○タマであった。
そいつを拝んだ僕は微笑みながら、
「ジャニーズ系の猫」という分類を勝手につくった。
それを読んで以来、なんとなくスッと引き締まった顔立ちの猫、切れ長の瞳がイナセな猫などを見ると
「おっ、美人な猫だな」と云ってしまう。
ちょっと前にも、そういう猫に出くわした。
真っ白な身体を優雅にくねらせ、僕の目の前を横切っていく。そう、チラリと僕に流し目を使いながら・・・。
僕はやはり
「おっ、美人な猫」と、口走り、瞬時に身を伏せ「ちっちっちっ」とおびき寄せようとした。
しかし、その猫は僕の差し出した手に一瞥をくれると「フイっ」と顔を向こうにやり歩き出した。
僕は残念ながらもフラれてしまい、その後姿を見送るカタチとなった。
ん!
そう、ここまでくれば察しの良い方は分かっちゃうだろう。
その後姿、真っ先に目についたのは、尻尾の付け根に所狭しと存在する、立派なキ○タマであった。
そいつを拝んだ僕は微笑みながら、
「ジャニーズ系の猫」という分類を勝手につくった。