里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

イチヨウラン

2010年05月25日 | 庭の山野草
ヤフオクで買ったイチヨウラン、23日に岐阜県から鉢植えで送られて来た蕾が、瀬戸
内海の暖かい気候にビックリしたのか一気に咲いてしまった(→)。

草丈15cm足らずの小型のランで、一寸見にはシュンランに似た地味な感じの花をつ
けるが、東京山草会の“ふやして楽しむ野生ラン”という本を見ると、
「湿度不足と暑さを嫌い、性質も弱く、寒冷地でも長期栽培は出来ない」
と書かれている。
素朴で好きなタイプの花なので、何とか来年も花を見られるように挑戦してみたい!
<>

イチヨウラン、一葉蘭(ラン科、イチヨウラン属)
全国の亜高山帯で、林内の苔の中に生える小型の地生ラン。
葉は1枚で、長さ3~5cmの卵状円形。 
花期は5~7月で、根元から10~20cmの花茎を伸ばし、その先へシュンランに似た淡緑
色の花を横向きに1個つける。 
〔名前の由来〕
葉が一枚である事から“一葉蘭”と名づけられた。