里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

水草の繁殖力

2010年05月24日 | 庭の山野草
先ず、けたたましいのがアサザ(ミツガシワ科、アサザ属)。
茎の途中から根を伸ばしてそこから新たな株を作るだけではなく、種を落としてはそれ
からも発芽しているらしい。 
そのせいで、1年も経たないうちに鉢の中はジャングルになってしまう!

初見参のトチカガミ(鼈鏡、トチカガミ科トチカガミ属)もアサザ同様に繁殖し、小さな
小川などは水面が見えなくなるほどだそうだ。 
そもそも名前からして鼈(スッポンの事)の鏡というほどだから、如何にも精力があり
そうだ。
長い根を伸ばして浮かぶ葉冬  芽

次は、ジュンサイ(スイレン科、ジュンサイ属)。
花を見たい為に、昨年先輩から長さ10cm位の冬芽(?)を貰って植えたのだが、花が
咲いているのを見た覚えは無いのに水底から沢山発芽し、そこから葉柄を伸ばしている。
長い葉柄の先に浮かぶ葉上:滑りのある若葉、下:冬芽(?)

ヒツジグサ(スイレン科、スイレン属)も逞しい。
一昨年購入したのだが、水底を見ると小さな芽が沢山出ている。引っこ抜いてみると、
未だ根元に種をくっつけている子供だ。
大きさが数cmの花ヒツジグサの子供

その他にもスイレン属の花が咲いているが、これも別の意味で逞しい。
6号鉢に植えっ放しにしていてもそこから根茎を伸ばして鉢の外へ脱出し、そこで沢山
の根や葉をを出して花を咲かせる。