里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

椎 茸

2004年02月21日 | 
嘗て、岩手県岩泉町は、某首相が導入した“ふるさと創生資金1億円”をベースにして、1990年に「岩泉まつたけ研究所」を設立し、マツタケ生産量を増やす研究をして実績をあげ、その後「岩泉式まつたけ山の作り方」なる本を発行した。
早速購入して読んで見た所、「直径5cm以上の雑木は落ち葉が多く、地面の湿気が多くなりマツタケ菌が死んでしまう」 と書いてあった。
そこで、そうはさせじと本の教えるままに雑木を伐採し、返す刀で(雑木の中からクヌギを選び出して)椎茸を植菌した。
来年の春には椎茸がムクムク、その次はマツタケが……と今から楽しみだ。
某首相もその時は“予算のばら蒔きだ”と批判されたが、岩泉町のマツタケ増産には役立ったらしいので、当方へも少し恩恵を戴きたいものである。