吉備高原の一角にある世羅台地には、今から800~1200万年にマグマ(玄武岩)が
噴出し、20個近い火山が出来たそうだ。
その中の、府中市上下町矢野の“火道角礫岩”は、800万年前に噴出した時の火道
(マグマの通り道)の空間に火山灰や火山砕屑物などが堆積して出来、それが長い
年月侵食されて地表に露出した非常に珍しいもので、府中市の天然記念物に指定さ
れているという。
言うなれば、火山の芯を見る事が出来るというわけだから興味深々で、どんなもの
か見に行って来た。
それは、道路脇の小高い丘が少し崩れているだけの様に見え、掲示してある説明を
見落とすと、全く気がつかないような代物であった。
説明によると、
「舞鶴層群(砂岩泥岩互層)を貫いてマグマ(玄武岩)が噴出した時の火道が露出
したもので、その大きさは、東西約20m、南北約40m、高さ約25m」
との事であった。
ひょっとすると、
「径が約20×40mのマグマがゴーッ!と噴出したのかも知れない」と想像する
と相当な迫力を感じた!
(正面=東側斜面)見える部分は殆ど火道角礫岩
南側の斜面には、火道角礫岩の左端と右下に砂岩泥岩互層が見られるが、その傾き
から見て、砂岩泥岩互層を玄武岩のマグマ(火道角礫岩)が貫いて噴出したと考え
られて居るそうだ。
(正面に向かって左側=南側斜面)
火道は主に玄武岩の火道角礫岩からなり、一部には礫が取り込まれているが、その
多くは丸みを帯びた玄武岩の礫で、砂岩泥岩互層や花崗岩の角ばった礫も取り込ま
れて居る。
(例:南側斜面の右下)
噴出し、20個近い火山が出来たそうだ。
その中の、府中市上下町矢野の“火道角礫岩”は、800万年前に噴出した時の火道
(マグマの通り道)の空間に火山灰や火山砕屑物などが堆積して出来、それが長い
年月侵食されて地表に露出した非常に珍しいもので、府中市の天然記念物に指定さ
れているという。
言うなれば、火山の芯を見る事が出来るというわけだから興味深々で、どんなもの
か見に行って来た。
それは、道路脇の小高い丘が少し崩れているだけの様に見え、掲示してある説明を
見落とすと、全く気がつかないような代物であった。
説明によると、
「舞鶴層群(砂岩泥岩互層)を貫いてマグマ(玄武岩)が噴出した時の火道が露出
したもので、その大きさは、東西約20m、南北約40m、高さ約25m」
との事であった。
ひょっとすると、
「径が約20×40mのマグマがゴーッ!と噴出したのかも知れない」と想像する
と相当な迫力を感じた!
(正面=東側斜面)見える部分は殆ど火道角礫岩
南側の斜面には、火道角礫岩の左端と右下に砂岩泥岩互層が見られるが、その傾き
から見て、砂岩泥岩互層を玄武岩のマグマ(火道角礫岩)が貫いて噴出したと考え
られて居るそうだ。
(正面に向かって左側=南側斜面)
火道は主に玄武岩の火道角礫岩からなり、一部には礫が取り込まれているが、その
多くは丸みを帯びた玄武岩の礫で、砂岩泥岩互層や花崗岩の角ばった礫も取り込ま
れて居る。
(例:南側斜面の右下)