一僧侶の日常の思いを語る
沙門の法話
自分自身
人は不思議なほど自分のことを過小評価するものです。理由もなく自分を過大評価するのも問題ですが自己否定の境地に入ってしまうのももっと問題です。
私が思うに人は似たり寄ったり。
はっきり言えることは誰かに責められるほどの悪人でもないし、責められる理由もないということです。
あなたは犯罪者ですか?
違うのです。ほとんどの人がよーく考えるとたいしたことでないことで自分を責めています。
まるで重箱の隅をつつくように。象が自分の鼻が長いのにコンプレックスをもつように。
あなたはあなた。
自分は他の誰でもありません。自分自身です。この世の中で神仏に愛されたからこそ今ここのこうして存在しているのです。そんな自分を世界の誰一人として否定することはできません。
これは宇宙の法則です。
願わくばそんな自分がより神仏に愛される生き方かできることを。
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