一僧侶の日常の思いを語る
沙門の法話
草刈
最近は時間があるときに草刈の仕事をしています。会社でもっている土地の使われていない場所が除草剤では限界らしくすべて草刈器で刈るということです。
草刈は得意です。お寺時代に培いました。何もなければよく一日中していました。急な斜面もお手のもんです。
しかし一度足首を切ってもう少しでケンが切れるところまでのケガをしたことがあります。10月の斜面の草刈りは要注意です。シーズン最後の草刈りですが夜露で滑りやすくなっているのです。
今日も遅くまで草をかっていました。もとは会社の社長が畑にしていた場所です。結構の広さなので一日ではおわりません。
社長は昨年あの世に旅立ってしまいました。私の一番の恩人でした。
あ~、社長畑大好きだったんだ!
なんとなくそう感じました。夕暮れ時にポツンと一人。でも一人ではなかった。たぶん近くにいたのかもしれません。
私もこの草の匂いは好きです。長年、同じ気持ちを感じてきたからでしょう。
寂しさと懐かしさが入り混じった気持ちになりました。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )