8月の活動内容

・あっという間に楽しい夏休みが終わりました。
子ども達の表情も夏休み中は明るく、ﾘﾗｯｸｽしている様子が見られました。
お盆を過ぎた頃から、少しずつ学校生活が始まる事を視野に入れ、規則正しい生活を送れるように声をかけていたのですが、急に表情が曇って下を向いてしまう子もいました。
この夏休み中の楽しい期間をｴﾈﾙｷﾞｰに変えて、学校生活を頑張っていけるように見守っていきたいと思います。

・今年は4年ぶりのお出掛けを楽しめた夏休みとなりました。
お出掛け先が初めて行く場所という子も多くいましたが、年長児さんがお手本となり、地下鉄の中でもお出掛け先でも、落ち着いて行動出来るようになっています。
　複数のお出掛け先のｽﾀｯﾌの方から「みんな、落ち着いていますね」「お利巧ですね！」と驚かれ、褒めてもらえるという事がありました。
普段から、「周りの人に迷惑をかけないように」という事を繰り返し伝えています。
お出掛け先、公共交通機関を利用する際にも確認をしています。
そういった積み重ねの中で、外部の方から褒めてもらえたという事はとても嬉しく思います。
この経験から、子ども達の中でﾙｰﾙやﾏﾅｰを守る事の大切さを学んでもらえたらと思います。

・冷麺ﾊﾟｰﾃｨｰや手作りおやつも楽しみました。
冷麵ﾊﾟｰﾃｨｰでは、自分でｳｲﾝﾅｰなどの具材を包丁を使って切りました。
「私、包丁使うの初めてだから怖い‼」と言っている子もいて、指導員が手を添えながら一緒に切りました。
高校生の子は「私は一人で出来ます」と堂々と取り組む様子も見られました。
　みんなで作ったご飯はいつも以上に美味しく「おかわり～♪」の言葉が飛び交っていました。
　食材を見たり、触れたりする中で、「食」に興味を持ったり、苦手な物も食べれるようになってくれたらと思います。

・夏休み期間中は、普段関わる事の少ない異年齢のお友達と、ゆっくりと過ごす事が出来ます。
下の子は上の子の様子を見て憧れを持つ姿が見られます。
中学生になると、一人でﾊﾞｽを利用してﾚｽﾄまで来たり、帰ったりする子がいます。
「○○君、一人で帰るの？」と聞き、「すごいね～」と目を輝かせています。
上の子に「○○ちゃんに教えてあげて」と指導員が声をかけると、優しく下の子に教えてあげるなど、お兄さん、お姉さんの自覚も芽生えています。
　異年齢の子との関わりから学ぶ事、憧れる事、思いやりの気持ちが育つ事はたくさんあります。
長期期間中にしか出来ない関わりも大切にしていきたいと思います。

・夏休み中に体験、経験した事を発表してもらっています。
「いつ」「どこで」「誰と」「何を」「どう思った」という事を入れて伝えられるように声をかけています。
意識する事で、自分の中で考えて整理して伝えられる姿も見られます。
　身の回りで起きた事を相手に伝える練習も繰り返し行なっていきたいと思います。

・いよいよ2学期が始まります。
学校生活に不安や負担を感じている子も多くいます。
緊張や疲れが出やすい時期になると思うので、体調管理を含め、無理のないように見守っていきたいと思います。