日増しに気温も上がり、夏の訪れを間近に感じます。天気の良い日には「公園に行ける!」と子ども達も大喜びです。公園で遊ぶときには集団遊びをしています。「集まります!」と集団遊びを始める声かけをすると、元気に走ってきてくれます。指導員が事前に準備していたゲームで使う線を見て「田んぼの田の字やるのー?」とすぐにばれてしまいます。子ども達にとって定番の集団遊びが増えてきたので新しく「ひっこしゲーム」を増やしました。ルールを伝えてやってみると、始めは恐る恐る動き出すことが多かった子ども達も、回数を重ねていくと「ひっこしはじめ!」のかけ声がある前に、次に入る家(陣地)を狙うようになってきました。狙い通りの家に入れるとにやにやの笑顔です。勝つためにどうしたら良いか考えられることは、ゲームの特性をつかめているということでもあります。それでも負けてしまう事があります。また新たに作戦を考えていけることが大切だと思います。気温が上がってきたことで汗をかくことも増えてきました。水分補給や衣服が濡れた際の着替えなど、なるべく自分でできるよう対応していきたいと思います。
室内では子ども達と一緒にロケットを作って飛ばしました。自分だけのロケットが完成するととても嬉しそうです。ロケットを飛ばすときには本物の打ち上げを真似て「3.2.1.ゴー!」とかけ声もつけてみました。臨場感があり、発射させるドキドキがあります。お友達が飛ばしている所を見ると「つぎ僕!」と待ちきれなくなっている子がいました。「順番が来るまで待っててね」と何度か声をかけると待つ事ができていました。順番を待つ事は、お友達と仲良く遊ぶために大切な事です。気持ちを抑えきれない時の我慢は難しいと思いますが、とても大切な時間です。その場面での指導が大切になってくるので、大切にしていきたいと思います。
避難訓練をしました。繰り返し行っている訓練ですが、玄関へ向かう際に四つ這いができていなかったり、おしゃべりをしていたりときまりを守れていない子がいます。普段と変わらない環境であり、危機感をもつことは難しいのかもしれません。実際に避難しなければならない状況になったときに訓練のような行動が取れるかは、そのときになってみなければわかりません。訓練のときの対応の仕方を身に付けられるよう、しっかり伝えていかなければならないと感じました。
魔法の絵画展へ遊びに行きました。大きな絵を見て子ども達は大はしゃぎです。絵に合わせたポーズにも挑戦し、楽しく過ごしました。
レストでのあいさつも慣れてきたので、改めて正しいあいさつの仕方をみんなで確認し合いました。レストに着いた時の「ただいま」、帰る時の「さようなら」があります。気を付けをして言うことに加えて、他のお友達にもあいさつを返すように伝えました。実際に練習してみると、あいさつをするお友達はいつも通り上手に出来ているのに対し、返ってくるあいさつは少し小さめでした。練習を繰り返していく事で声も大きくなり、また笑顔で返す事もできていました。あいさつを返す事はひとつのコミュニケーションであり、お友達だけでなくこれから出会う人たちと関係を築いていくうえでとても大切な事です。お友達や指導員のあいさつに自然と返していけるよう、こういった機会を繰り返し作っていきたいと思います。
壁面制作ではもうすぐ迎える梅雨をイメージした、かたつむり、あじさい、雨つゆを作りました。あじさいでは、色を付けた半紙を細長く切って子ども達に丸めてもらっています。ふわふわした物、力強く丸まった物、色々な花びらの形ができました。梅雨本番はこれからです。季節の移り変わりを子ども達と一緒に感じていきたいと思います。