日増しに風も冷たくなり、秋らしい気候となりました。肌寒さを感じるときには上着を着て、暑くて汗をかいたときは汗をふいたりと、風邪をひかないよう衣類の調整を心がけています。また、暑さが弱まったことで公園に行ける日が増え、学校から帰ってくるとまず「今日公園行く?」と確認し、公園に行くことを楽しみにしている様子があります。公園では長縄をしているお友達のところへ駆けて行き、「入れてー!」と積極的に遊びに参加したり、みんなとケンパを楽しんだりと、思い切り遊ぶ子どもたちの姿がみられます。また、一人縄跳びに挑戦する子もいました。初めは一回も跳べず悔しい表情を見せていましたが、何度も練習を重ねることで、一回跳べるようになりました。飛び跳ねて喜ぶ姿にこちらも嬉しい気持ちになりました。そういった子どもの努力を実らせる姿を見て、改めて続けることの大切さを感じました。
季節が移り変わり、公園にも少しずつ秋の虫や草花が見られ始めました。虫が好きな男の子はとても虫に詳しく、秋にはどういう虫がいるのかを聞くと「コオロギ、赤とんぼ…」など色々な昆虫がいることを教えてくれました。公園に行くと、草の生えたところを念入りに探し、コオロギを見つけだした子もいます。お友達や指導員と一緒に観察したり、触れてみたりと秋の自然に触れる経験ができました。自然の変化を感じることは難しいですが、季節の虫や草花といったその季節にしか見つけることのできないものは何があるのかを想像してみたり、実際に触れてみる大切さを感じます。
子どもたちが普段から利用している公園を大切に使っていくためにみんなでゴミ拾いをしました。ゴミは分別しなければいけないことを伝え、燃えるゴミ、資源ごみ、ペットボトル、カン・ビン、それぞれを担当の指導員のところに持っていくことにしました。ゴミを拾うと燃えるゴミなら担当の人に持っていくことが出来ている子や、「これは何?」と聞き、どれに分類されるかわからなくても、しっかりと分別しようとする子もいました。自分たちの捨てるゴミも分別できるようになっていけばと思います。遊具の下や、草の中など見えないところもみんなで丁寧に探し周り、公園がとてもきれいになりました。
ハロウィンの壁面と制作に取り組みました。制作のかぼちゃのおばけやこうもりでは、表情豊かな顔が描かれています。壁面には昨年作成した切り紙のかぼちゃを一緒に飾りました。一年前のものなので作成したことを忘れてしまっている子もいましたが、「私これ作った!」としっかり覚えてくれている子もいました。みんなと一緒に取り組んだものが一つでも多く、子どもたちのいい思い出として残るように私たち指導員も考えていきたいと思います。