12月の活動内容
本格的に寒さがやってきました。子どもたちは元気に公園を走り回っています。外に行けない日には室内でストレッチやバランス遊びをしました。体が硬く、苦手意識を持っている子もいましたが、お友達と一緒という事で取り組めていました。バランス遊びでは、目をつむって片足立ちをしました。フラフラしながらも、10秒、20秒と足がつかないように手を広げてバランスを保っていました。バランス感覚が身に付いていく事で、背筋が伸び、普段の姿勢も良くなっていければと思います。
日に日に言葉が増えていく事は嬉しい事ですが、良くない言葉遣いをしてしまう時もあります。お友達が嫌な気持ちや悲しい気持ちになるので、優しい言葉遣いを心掛ける事が出来るように伝えています。嫌な言葉を言われたらどのように感じるのか一緒に考えながら意識出来るように促していくと、「確かに、言われたらいやだ」と自分と置き換えて相手の気持ちを考えられるようになってきている子もいます。優しい言葉遣いを意識し、お友達とより仲良く遊べるようになっていってもらいたいと思います。
学校の授業で「雨ニモマケズ」を暗唱出来るようになったお友達が居たので、皆の前で発表してもらいました。他のお友達は長い文章を暗記している事に驚き、言い終えると聞いていたお友達は「すごいね！」とその子を褒める言葉が自然と出てきていました。頑張った事を褒めてもらえると嬉しいですね。今まで暗記に限らず、お仕事やけん玉を頑張った子が皆の前で褒められたり披露する時がありました。コツコツと努力してきた事が評価される事で自信に繋がるだけでなく、今後も様々な事に対しても努力していってほしいと思います。また、聞いていたお友達も良い刺激を受けたかと思います。興味のある事や好きな事を伸ばしていきたいですね。
12月に入るとレストの飾りつけもクリスマス一色となり、子供たちもクリスマスプレゼントの話をしたりと気分も高まります。クリスマスまであと何日なのか考えながら、今日は何月何日なのか、明日は何日なのかなど、クイズ形式で何度か聞いていくと答えられるようになってきている子もいます。月日だけでなく、曜日も一緒に覚えてきています。月日や曜日はバッチリ、という子には英語で今日は何曜日か伝えています。クリスマスの日を楽しみにしながら、一日ずつ近づいていっている事を感じていってほしいと思います。
クリスマスソングでは、初めて歌う「サンタが街にやってくる」や、昨年からの「ジングルベル」「もみの木」などを練習しました。「サンタが町にやってくる」ではテンポが早かったり、英語で歌う部分があったりして最初はなかなか歌えませんでしたが、一部分ずつ練習したり、曲を良く聞いたりして歌えるようになっていきました。クリスマスの歌となると普段、歌に対して苦手意識のある子でも楽しくなってきて一生懸命歌っています。子どもにとっては聞いているだけで気分が高まり、積極的になるのでどんどん上達していきました。「もみの木」では、去年、強弱を意識して歌った事を覚えている子が多く、声をかけなくても元気に歌うところ、優しく歌うところとメリハリをつけて歌っている子もいました。ただ歌うだけでなく、気持ちよく歌えるように今後も季節の歌やなじみのある歌を練習していきたいと思います。
クリスマスの歌は、毎年レストに来てくれるサンタさんに披露しています。たくさん練習した歌声を、サンタさんに届けたいと思います。クリスマス会の様子は来月のブログでお伝えします。
今年もあと少しですね。良いお年をお迎えください。
