日中は汗ばむ陽気となり、季節の移り変わりを感じます。4月にはピカピカのランドセルを背負い小学生となった子もいます。新一年生は初めてのことがたくさんで、緊張した表情のままレストに来ることもあります。今まではお兄さんやお姉さんがやっている姿を見ているだけだった宿題も今度は自分がやる番となり、「宿題やる！」と、とても嬉しそうに取り組んでいます。今の気持ちを忘れずにこれからも楽しくお勉強をしていってもらいたいと思います。
入学、進級を控えた春休みにはでんきの科学館やトヨタテクノミュージアムなど、地下鉄に乗ってお出掛けをしました。春休みとあってたくさんの人がいる中でのおでかけとなりました。何人かで体験できるものはお友達を誘い、みんなで遊ぶことができました。また、休憩のジュースを飲む時間にはテーブルが空いておらず、立ったままとなることがありましたが「ジュースおいしいね」と、楽しい雰囲気のまま過ごす事が出来ました。周りの状況に合わせて我慢する事が本当に身に付いています。高学年のお兄さんお姉さんはしっかりした行動を繰り返し行なっていけることで、年齢の低いお友達などへの良いお見本となっています。
待ちに待った焼きそばパーティーではキャベツをちぎるグループ、ウインナーを切るグループに分かれてお手伝いをしてもらいました。お手伝いには積極的な子が多く、キャベツはあっという間にちぎれていました。ウインナーを切る時には包丁を使うので、ドキドキしながら「これでいい？」と確認ながら丁寧に切ってくれました。みんなで準備をして、出来上がっていく過程も目の前で見る事で楽しく、苦手なピーマンもおいしく食べてくれています。お手伝いをすることの大切さも知っていってもらえたらと思います。
お仕事をしたお駄賃でおやつを買いに行きました。お仕事への取り組みが静かに丁寧に出来ている子も多いですが、向きを同じにしたり、並べておいたりなどどこを丁寧にするかという具体的なことは、実際にやってみせなければ伝わりにくいこともあります。指導員に教えてもらったり、お友達のやっている様子を見て真似ている子もいて、少しずつできるようになっています。そういった心がけを大切にしていくことを学んでいってもらえるようこれからも伝えていきたいと思います。おやつは、ザ・キッチンのパン屋さんでお買い物をしました。持っているお金と値段を照らし合わせる事で悩んでしまう事もありました。今持っているお金でしか買えないということを経験できた良い機会となったように感じます。お仕事を頑張り、悩んで決めたおやつをみんな満足そうに食べていました。
環境が変わり、体調の変化も出始める頃かと思います。みんなで楽しく遊ぶ時間も大切にして、リフレッシュできるよう過ごしていきたいと思います。
