・とても暑い日が続いたり、雨も降ったりして外で遊ぶ機会が減りましたが、フルーツバスケット、ハンカチ落し、サーキット、ジャンケン列車、ストレッチ、リズム遊び等に取り組み、部屋の中でも体を十分に動かして過ごしました。ルールも少しずつ覚えてきているので、皆で楽しく遊べるようになってきています。
・夏休みにはレストで長い時間を過ごす子ども達に、基本的な生活の約束を話しました。トイレ後のペーパータオルの取り方、手の拭き方、捨て方など一人ずつやってもらいました。練習した日から、トイレのペーパータオルの扱いが少しずつ上手になり、トイレのごみ箱も溢れる事無く、気持ち良く使える様になってきました。基本的な生活習慣を引き続き丁寧に伝えていきたいと思います。
・一学期も七月半ばに入ると授業が短縮されて、後半には夏休みが始まり、お昼も一緒に食べて子ども同士の係わりが増える良い機会です。小さいお友達に良い見本になれるように小学生に話しをすると胸を張って頑張ろうとする姿も見られました。率先してゴミ拾いをする姿、話しを聞く良い姿勢を見せようとする姿、お仕事に最後まで取り組む姿、宿題を自分から取り組む姿などがありました。これらの良いお手本を見て、自分もしたいと意欲的に参加する小さいお友達も出てきました。異年齢の係わりを通して学びあう良い関係をこれからも意識して活動に生かしていきたいです。
・レストで育てているカブト虫が今年も三匹かえりました。子ども達に見せると元気いっぱいのカブト虫の勢いに押されて、なかなか触ろうとしません。カブト虫の背中を触りやすく指導員が手に乗せると、一人、また一人と指先でつんつんと触れる子どもが増えました。最後まで触らない子どももいましたが、虫かごにカブト虫をいれるとケースに顔を近づけてじっくりと観察する姿があり、それぞれの接し方で虫との係わりを楽しみました。レストには、新にメダカも仲間入りして、小さかったメダカがどんどんと大きく育ち、子ども達もケース越しに時々覗いてはメダカの動きに興味を示していました。生き物と係る事で命の大切さを感じてもらいたいです。
・夏休みに入り、プール、軽運動室、水族館と楽しい行事がありました。
軽運動室では、ストレッチをした後サーキットに取り組み、バランスの良い体作りを目的に全身運動を行ないました。その後は、ふわふわのボール投げをしたり、しっぽ取りをしたりと広い空間でのびのびと体を動かして過ごしました。
名古屋港水族館にも行きました。イルカショーを観て拍手をしたり、テレビのモニターに映るかを楽しみに手を一生懸命に振るお友達。水槽に引っ付いて真剣にイルカの動きを観ている子ども達。地下鉄でのマナーも守りながらお出掛けが出来ました。帰ってきてから手作りおやつのフルーツゼリーを食べて、満足そうな子ども達でした。
・制作で子ども達の手形を使って海の生き物を作りました。手に絵の具を付けると、どの子ども達も嫌がらずに取り組めていました。自分で決めた生き物、絵の具の色、形や大きさ、出来上がった作品をぬたくりをした壁面の海辺のどの部分に貼り付けるか等、自分の思い描く事を表現してもらいました。独創的な作品もあれば、お友達の作品を真似たりするのもあったり、表現方法で子ども達の成長している姿が見れる良い機会でした。天井付近には色とりどりのカモメも沢山飛んでます。今後も楽しく表現する事を大切に制作に取り組んでいきたいです。
・快適に過ごせる様に汗をかいたら自分のハンカチやタオルで汗を拭き取り、服を着替える事も子ども達に伝えてきました。部屋で過ごしていても水分を小まめに摂って過ごし、引き続き熱中症対策を行っていきたいと思います。