・春休みを利用して、トヨタテクノミュージアム、東山植物園、一万歩コース(東山、平和公園)のお散歩など、お出掛けをしました。レストでのお出掛けにも慣れてきた子が多く、公共の場でのマナー、ルールを繰り返し伝えていく中で、落ち着いてお出掛けできるようになりました。春休みを通して、長時間お友達と過ごす時間があり、子ども達の様々な成長を見ることが出来たり、お友達同士での関わり方の課題が見えてきました。自分の思うような遊びでなくても相手に合わせて遊ぼうと努力する姿も見られる反面、仲の良い子とだけの遊びに発展してしまったりと、様々な姿が見られました。この春休み中に見られた成長、課題をしっかりと振り返り、今後の支援に繋げていけるように指導員も努力していきたいと思います。
・春休みは気候も良く、たくさんお散歩をする事が出来ました。定期的にお散歩をしていく事で、子ども達の体力がついてきていると実感します。以前はすぐに座り込んだりお散歩に行く事を嫌がっている子もいましたが、体力がつくことで、周りの景色を楽しんだり、お友達と一緒にお散歩出来る事を楽しむ姿が多く見られるようになっています。しかし、中にはまだまだ体力があるにも関わらず、すぐに「疲れた、しんどい」と口にするお友達も見られました。「疲れた、しんどい」という言葉を口にする事でそれ以上頑張ろうとしなかったり、その状況から逃げようとしている時がありました。その姿を見て、指導員もなるべく、「疲れた、しんどい」という言葉を使わず、前向きに取り組めるような声かけを意識してかける事にしました。まだまだ弱音をすぐに言ってしまう姿も見られますが、本当にしんどい時との区別はしっかりと見極め、何事にも根気よく取り組めるようにしていきたいと思います。
・新学期が始まり、入学、進級など、子ども達の環境が変わりました。環境の変化に戸惑うお友達もいて、少々落ち着かずバタバタと4月が過ぎていきました。その中でも、小学校に入学し、楽しそうに学校の話しを聞かせてくれたり、小学校の帽子、ランドセルを誇らしげに使っている姿に、指導員としても子どもたちの成長を嬉しく感じました。学年が上がり大きくなるという事は、とても良い事であるとレストでも伝えています。学年が上がり、やれるようになりたい事や、やってみたい事、目標を壁面制作の桜の葉に書いてもらったり、自己紹介の時に発表してもらいました。目標も以前に比べるとしっかりと発言出来るようになったり、現実的な物になったりと、そういった場面でも子ども達の成長を感じることができました。子ども達が考えた目標が少しでも達成できるように、レストで出来る事には取り組み、応援していってあげたいと思います。また、桜の葉の制作は持ち帰りますので、おうちでも一緒に子ども達が立てた目標を見て、応援してあげて頂けたらと思います。
・この季節は、一日の中で温度差が激しく、日中元気に遊び回る子ども達は汗をたくさんかいています。今月は「自分で衣類の調整が出来るように練習しましょう」という目標をたてています。子ども達の様子を見ていると、外で遊ぶ時に自分から「暑いから脱いでもいい?」と聞ける子は少なく、汗をたくさんかいているのに厚手の服を着ている子が多く目立ちました。指導員が「一枚脱いだら?」と声をかけることで、暑いという事を自覚し、脱ぐといった事がほとんどでした。また、厚手の服を一枚来ているだけで、脱ぐことが出来ない子もいたので、「今度は一枚下に半袖の服を着ておいでね」と声をかけておくことで、次の日に「今日は半袖を一枚中に着て来たよ」と報告してくれるお友達もいました。自発的に衣類の調整をするという事は大変難しい課題ではありますが、自分の身の回りのことを自分で出来るようにすることの一つの取り組みとして、今後も繰り返し伝えていきたいと思います。