寒さが一段と厳しくなってきました。落ち葉が多くみられ、冬の近づきを感じます。子供たちは公園で遊んでいる時に落ち葉を見ると、上を歩いてみたり、集めて山を作ったりして遊びだしています。真っ赤な葉をみつけると「きれいだよ」とお友達にみせている子もいます。季節の移り変わりに気づき、楽しめるようになってきています。
10月30日には、ハロウィンパーティーをしました。何日も前から楽しみにしている子もいます。かわいい帽子のついたカチューシャや魔女の黒い帽子をかぶり、気分も高まります。4つの小さな家を回り、レストの決まりごとで「トントントン、お菓子をください○○さん」とリズムに合わせて声をかけます。指導員が「お名前は?」と聞き、答えたらお菓子がもらえます。お菓子をもらうと「ありがとう!」と忘れずに言うことが出来ました。順番を待っている時、「まだ?」と言う子もおらずお友達と指導員のやり取りを静かに見ていて、ルールを守って楽しめていました。ハロウィンが終わると次はクリスマスです。子供たちと一緒にクリスマスツリーの飾りつけをしました。キラキラしたモールやプレゼントの飾り、綿などを飾りました。楽しみにしている子がとても多いので、今後も季節ごとに行事を楽しんでいきたいと思います。
牛乳パックを使い、ぶんぶんごまを作りました。アニメのキャラクターや、カラフルな模様を描いて自分だけのこまが完成です。回す際にはコツが必要ですが、指導員と一緒に回したりお友達をお手本にして根気よく練習していました。上手く回せるようになると「みてー!」と披露していました。練習をしたことで楽しく遊べることや達成感を感じているようでした。また、段ボールに平仮名が書いてある平仮名カードでは年齢によっていろいろな遊び方をしています。小さいお友達は平仮名を読む練習をしたり、自分の名前を組み合わせて遊んでいました。小学校高学年になると、カードを使ってしりとりをしていました。考えながら文字を探すことで少し難易度が上がりますが、楽しく遊んでいました。手作りのおもちゃは積極的に取り組む姿が多くみられるので、皆で楽しく作って遊んでいきたいと思います。
ボール運びゲームでは難易度を上げて挑戦しました。以前はおもちゃのれんげの上に小さいボールを乗せて運んでいましたが、慣れてきてコツをつかんでいる子も多くいました。今回はおかしの箱の上にやわらかいサッカーボールを乗せて運びました。おかしの箱がやわらかく、バランスを保たないとボールが落ちてしまいます。あちこちに転がりそうになるので思わず指やおなかを使って抑えてしまいそうになります。手元のボールのバランスをとりながら足元の障害物も避けたりと、同時にいくつもの動きを行うことは難しいですが、お友達の応援を受けながらゴールしていました。
年齢の異なるお友達がたくさんいます。出来る事や出来ない事もそれぞれですが、行事や遊びを一緒に行なう事で交流が深まっています。高学年の子は年上として小さい子と接するうちに年上としての意識が持てています。低学年の子もお兄さん、お姉さんの姿をお手本としています。おもちゃを作る時には、年上の子が年下の子に優しく伝えている姿もみられます。教えてもらいながら作った自分だけのおもちゃには愛着がわき、大切に扱っています。遊ぶ子に合わせて工夫することも出来るので皆が楽しく遊べていると思います。
いつも遊んでいる公園の掃除をしました。普段は遊びに夢中で気にならない場所でもよく見て「こんなところにもあるよ」とゴミをみつけていました。安全のため手袋をしているので、少し汚くても拾ってゴミ袋を持っている指導員のところまで持ってきていました。燃えるごみ、燃えないごみの判断がつかないものでは「これは燃えるごみ?」と聞いていました。繰り返し行っていくことで、「どっち?」と聞くのではなく自分で考えてから聞くことが出来ています。分からないことでもまずは自分で考えてみることはとても大切なことなので、今後も取り組んでいきたいと思います。
インフルエンザが流行する季節になりますが、引き続き手洗いうがい、衣類の調節を徹底していきたいと思います。