2月の活動内容

・節分に豆まきを行ないました。自分で作った鬼のお面を頭に付けて、また、自分で作った可愛い動物のお豆入れにお豆を入れて、鬼退治に挑みました。初めは「鬼なんて怖くないから！」と言っていたお友達もいましたが、いざ鬼が登場すると、みんなの動きが一瞬止まり固まってしまいました。その後、鬼に向かって必死な形相で「鬼は～外！」と言いながらお豆を投げていました。お豆が無くなるまで投げ続ける子もいれば、怖くて一つしか投げれない子と様々でした。無事鬼退治を終えると、みんな一安心して、「僕(私）鬼をやっつけたよ！」と誇らしげな顔をしていました。そして節分の「鬼は外、福は内」の意味を説明し、みんなでお豆を美味しく頂きました。季節に応じた取り組みを行なう事で、様々なことに興味を持ってくれたら嬉しく思います。

・２月の寒い気候の中でも、子ども達は相変わらず外で元気に遊びました。今月は体力づくりを目標として、ランニングや縄跳びに取り組みました。スポーツ公園ではみんなで「ヨーイ・ドン！」の声かけと同時に２００メートル程走りました。やはり子ども達は体を動かすことが大好きで、みんな嬉しそうに走る事が出来ました。走り足りないお友達は「もう一回走りたい」と言って、もう一度走る姿もありました。一年前にはすぐに歩いてしまっていた子も、２００メートルを走り切ることが出来たりと、子ども達の成長を改めて感じることが出来ました。縄跳びはまだまだ難しく、練習する事を嫌がるお友達もいました。少しずつ声かけを行ない、継続して練習が出来たらと思います。また、今月は雨が降って、公園が濡れていることも多かったので、みんなでお散歩に行きました。普段通らない道を歩くことで、子ども達は「これは何？」などと興味津々でした。大きいお友達から、小さいお友達が一緒になり、お互いにペースを合わせて仲良く歩くことが出来ました。まだまだ寒い日が続きますが、引き続き体力づくりを目標として、公園だけでなく、お散歩を通しても体を動かしていきたいと思います。
・ルールのある遊びにも、声をかけると自然と集まれるようになってきています。何度かやったことのある遊びで、ルールが理解できている事に対しては積極的に取り組めるようになっています。しかし、新しい遊び、自分が知らない遊びに対しては、強く抵抗するお友達も多く見られるため、個人個人のペースに合わせながら、少しずつでも参加できるように工夫して声かけを行なっていきたいと思います。

・基本的なあいさつを、元気よく出来るように声かけを行なっています。「ただいま」「いただきます」「ありがとう」「さよなら」など、日常で必ず使う大切なあいさつが定着するように取り組んでいます。指導員がお手本となり、気持ちの良いあいさつがレストの中を飛び交うようになればと思っています。また、しっかりとあいさつが出来ているお友達に対してはしっかりと褒めることで、その子がみんなのお手本となり、あいさつすることの大切さを実感してもらえたらと思います。
・レストでも１月に引き続き、風邪をひいているお友達が目立ちました。手洗い・うがいはもちろんですが、鼻を自分でかめるように声をかけています。鼻水が出ていても自分でかめないお友達もいるので、鼻をかむ練習も取り入れていきたいと思っています。身の回りの事を少しでも自分で出来るように取り組んでいきたいと思います。
・学校の宿題を持ってきて、自主的に取り組む姿が見られるようになってきました。レストではプリント（ひらがな、カタカナ、漢字、点つなぎ）を作成しています。勉強しているお友達に影響されて、そのプリントに取り組む子も見られ、学習する事が少しずつではありますが定着してきています。勉強に意欲的に取り組めることを応援し、見守っていきたいと思います。また、今月からお仕事カードを作りました。頑張って取り組んだ分だけ、自分のカードにシールが増えていくことが嬉しいようで、以前よりも積極的にお仕事にも取り組めるようになっています。子どもたちが自主的に、また意欲的に取り組めるような工夫を取り入れていきたいと思います。

・今月の壁面制作には、お雛様を作りました。女の子はお雛様の顔が自分の顔写真になっていて、男の子はお内裏様の顔が自分の顔写真になっています。少しおめかしした自分の顔を眺めて嬉しそうにしている姿が見られました。また、窓には可愛い動物たちの切り絵が飾られています。