ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

マグロの日

2006年06月28日 22時42分57秒 | フィクション
「マグロに轢かれそうになった。」

稀に、いや極々稀に...耳にする「都市伝説」...じゃない「海洋奇憚」である。

確かにマグロは体重も速度も100キロを超える。

でも、んな事、実際にはある訳ねーだろ?

人間がダイビングでウロウロしている海中なんて、せいぜい水深10m。

そこに「魚雷」(時速74km)より速いマグロが回遊しているとは思え無い。

(酸欠で竜宮城の夢でも見ていたんじゃねえの?)

実は密かにそう思っていた。

しかし、(場所はわからんが)実際そういう体験をした記事を見つけた。

水中カメラマン豊田直之

関係ないけどこの照明器具、欲しい。↓


暴れん坊将軍Ⅱ

2006年06月28日 01時27分16秒 | 古い日記
さて、昨日に続いて。

「暴れん坊将軍」では尾張藩7代・徳川宗春(尾州公)が「敵役」として登場する事がある。

この宗春とは...

「天下を取りそこなった尾州公」尾張藩第六代・徳川継友の息子だ。

コイツは「享保の改革」(質素・倹約の令)を無視し、
酒池肉林の日々を送り、最後は隠居させられている。

まあ、親子して「暴れん坊将軍」が気に入らなかったのだろう。

以下、時代劇を見る時の素養として、御三家について。

以下の徳川三家は「御三家」と称され、江戸幕藩体で特別な地位を与えられていた。

尾張藩:(藩主=尾州公)
紀伊藩:(藩主=紀州公)
水戸藩:(藩主=水戸公)

将軍家に「世継ぎ」がいない場合、同姓の徳川から養子を迎えた。
つまり、将軍家の養子になる資格を有するのはこの「御三家」だけである。

もっとも、「御三家の定義」も時代により違うし(水戸に将軍相続権は無い)
「暴れん坊将軍」吉宗は「御三卿」(一橋、清水、田安の三家)
なんてモンを作ったので、話はややこしくなった。

ラスト・ショーグンの「徳川慶喜」は水戸出身だが、
一旦、「御三卿」の「一橋家」を相続し、「一橋慶喜」になってから、
将軍職に就いている。

当然と言えば当然かもしれないが...。

江戸幕府に於いては、
「将軍になって欲しいヤツ、なって欲しくないヤツ」
を家臣たちが画策し、誘導していたような気がする。