ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

ミルミル記Ⅱ(★★)

2006年06月01日 23時33分08秒 | 猫の名は?
今まで、協力して下さった皆様。

ありがとうございました。

本日、ミルミル君の養子先が決定。当家を去りました。
(あ、写真の人じゃないですよ。)

新しい飼い主はあの「伝説の庭師」...通称、「タイショウ」だ。

何故「タイショウ」かと言うと...。

この人、京都出身なので、
俺の事を(最初は誰の事を指して言ってるのか?わからなかった)
「大将!」と呼ぶ。

「大将、これ、前に飼っていた白猫、『レノン』に似とりますわ。」
「レノン?」
「そう。ジョン・レノンのレノンですわ。」

そうだ。この人、昔は関西でバンドやってて、
後の「沢田研二」とかと同じステージに立っていたんだっけな。

(その後、庭師に転向、さらに渡米し、多くの日本庭園を監修、製作する。)

...と、まあ、色々経歴の面白い方だが、
その話は追々しよう。
 
とにかく「タイショウ」はミルミルを気に入ってくれた。

「大事に育てますわ。庭の石の苔と同じくらいに。」

そうか。庭師たるものが...。

そこまで言ってくれるなら必要以上に安心していい。

(...さようなら。ミルミル)

あれから...ちょうど一ヶ月、思い出が走馬灯のように過ぎる。



「立派な庭師さんになるんだぞ。」



(違うって。)

感想

2006年06月01日 01時21分16秒 | 古い日記
その前日か、一昨日だったとは思うが...。

「下妻物語」という映画をTVで観たよ。

嶽本野ばらという人の小説が原作らしい。)

1:ロココ、バロック、ゴシック、などが西洋の美術様式である事くらいは知ってる事。
2:「ロリータ・ファッション」と言われて何のことだか、大体イメージできる事。
3:日本の「地方都市文化」(特に下層階級の不良文化)に精通している事。
4「狸や狐が出るような場所に店舗を展開すべし。」が、
 JUSCOの経営理念である。と聞いて「ああ!なるほど!」納得できる事。
 
以上の条件をクリアしている人なら、楽しめる映画だ。

よって、決して普遍性がある映画だとは思えないが、
(特に4:が難しいだろうな。)
「Kamikaze Girls」というタイトルで海外でも上映された...らしい。

ちょっと話はズレるが、ヤンキーとヲタクは似いている。

彼等の精神構造には以下の様な共通点がある。

1:一般社会のはみ出し者でありたがる。
2:でも、徒党を組まないと行動できない。
3:で、結局「その徒党のルール」に縛られてはみ出せなくなる。

なんて言うかな。「日本・一匹狼の会」みたいな...。

単数形なんだか?複数形なんだか?良くわからん世界観に陥りがちだ。

そういう意味では普遍性はあるかもしれない。

昔「イージー・ライダー」を観て
ヒッピーとライダーは似ている、と思った。

その日本版と言えよう。

(んな訳ねーよ!)