ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

香具師列伝Ⅰ(★★)

2005年12月19日 00時33分35秒 | 香具師列伝
思い出した。俺に「転職の話」を持ってきた知人の話だ。

その次に会った時「金儲けの仕方」を俺にレクチャーしてくれた。

「まず、スリッパを100円ショップみたいな所から仕入れる。」
「はあ。」
何だ?今度は加速器から一気にスリッパかよ?
しかし...今度はやけに「薄利多売」臭いがプンプンするぜ。

「それで?」
「そのスリッパに『○○原発』ってネームを入れるんだ。」
結局、そこかよ?で、それを卸すのか。原子力関係の施設か何かに。

「一足、幾らに化けるんですか?」
「まあ、10倍にはなるね。」
「まさか。」
「まあ、金はある所にはあるんだよ。」

当時は理解できなかったが、
今では「そうかも知れない」と思う。

似たような話を随分聞いたからだ。

曰く、郵便局の配達用の自転車。

郵政省の外郭団体(らしい)が、
3万円くらいの自転車を買ってきて、赤く塗り「○○郵便局」と書く。
これを郵便局に7万円で売る。とか。

こういう連中とつるめば、案外、やすやすと金持ちになれるのかも知れない。

特に「原子力」関係は資金が有り余っているようだ。

経済産業省資源エネルギー庁が作ったホームページだが、
10億の巨費を投じて制作したらしい。↓

「原子力情報なび」
「原子力のページ」

うーん。「1万倍」はふっかけている気がする。
もちろん、そのホムペを作った会社ってのは、アレなんだろうな。

でも所詮アレな連中だから、面倒になって「どっかの民間の会社」に
「丸投げ」してるんだろう。

香具師が集まりそうな場所だよ。

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2 コメント

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Unknown (裏山師)
2005-12-19 13:01:36
どうもこの手の話には「猫にマタタビ」状態でコメントをクリックしてしまう。俺の叔母は公務員をやっている。俺が小中の頃良く年度末になると、鉛筆など文房具を山ほど持ってきてくれた。曰く「予算を使い切らなければならないのでいっぱい買う」と言っていた。大小様々な無駄な予算の執行は今も続いているに違いない。ところで、「スリッパ売り」には手を染めなかったの?
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スリッパ売り (RESANDO)
2005-12-19 21:19:57
あと自衛隊の迷彩服とか...。

浮き沈みが激しそうで、

正直、付き合いきれん。



ところで、

その手の文房具がディスカウントショップ

などに流れてくるんでしょうな。
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