ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

男の人生(3)

2005年12月18日 00時54分51秒 | 古い日記
えーと。そろそろ知識人からツッこまれそうなので止めるか。

で、西暦で1800年頃になると、

土地の測量や建築には役に立たない「非ユークリッド幾何学」や、
簿記会計には用をなさない「0と1しかないブール代数」とか、
そんな数学が現れ始める。

つまり「何の役に立つのか?」
良くわからない論理体系でも、矛盾が無い「系」であれば、
それはそれで...完成された世界として認める。

学問の世界はそんな流れになっていった。

やがて、
(「非ユークリッド幾何学」の方は良く知らないが)
「ブール代数」の方は多くの人によってその名前は知られるようになる。

もちろん、コンピューター(と言うかデジタル回路)
が発展を遂げたからだ。

電圧がHとL(ハイとロー)しか無いデジタル回路の世界は、
ブール代数で書き表す事が出来る。

以来(その世界では)必修科目に早変わりだ。

...いや、実を言うと俺は長い間、

「デジタル回路」ができたから、
ブールさんという人が、それ用の代数を発明したのか?
と思っていたんだけどね。

その割にはブール氏が金持ちになった話は聞かないなあ...。

と不思議だった。

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