いよいよ夏休み

2022-07-22 15:04:47 | 紹介
週末金曜の甲府は、昼前から晴れとなり、
気温もグーンと上昇して
暑い日中となりました。
明日からいよいよ夏休みを楽しもうという方も多いはず。
水を差すように新型コロナ感染爆発で山梨県も
今までにない数字を記録しています。
人口規模も小さいこともあり、
周囲の都県に比べれば、
今まで比較的少ない数字でしたが、これからは注意が必要です。
外出を控える方も増えると思いますが、
すでに予定を組まれて
お出かけの方は、くれぐれも油断せず、お気をつけてください。

さて、20日から開始しました2つの企画展につきまして、開催期間もまだ長いので、
少しずつご紹介していきたいと思います。
この夏の企画展は、昨年開催の武田24将ドラフト会議1位の山本菅助がテーマと言うことで、
特別展示室では、菅助に関わる史料展示という王道の企画展を開催中。
そして、常設展示室では菅助も活躍し、そして戦死した川中島合戦を
テーマにした参加型企画
「決戦川中島 武田・上杉勝者はどっち?」
を開催中。
初日は武田軍が苦戦していましたが、来館者が増加するこの土日の
参戦状況で戦局も変わってくると思われます。
このまま上杉謙信が突き放すか、武田信玄が追い抜くか、
投票状況は、日曜、あるいは月曜辺りにまた報告いたします。

現時点で行動制限のない久々の夏休みで、ニュースなどでも
各地の観光地も来訪者が増えているようです。
ご家族で宿泊してお出かけになられる方も多いと思いますので、
これから計画されるようでしたら、
ぜひ、ご来館の上、
企画展をご覧いただきますとともに、歴史の舞台となりました
長野市の川中島の地にもお出かけください。
先日お伝えしましたとおり、長野市立博物館では川中島の戦いを
扱った特別展示コーナーが新たにオープンし、
見応えのある展示となっています。

博物館の方にご許可いただいて撮影しています。
入口左手から覗いた様子。
入口右手を覗いた様子。

展示では、5度にわたる川中島の戦いでの両軍の動きや見所などがまとめられています。
そして、展示室奥のスクリーンでは、アニメーションも駆使した
臨場感あふれる映像で第4次川中島の戦いを紹介しています。
ストーリーの中では、山本菅助の討死も描かれていますよ。
興味を持たれた方で、より詳しく知りたい方は、ぜひどうぞ。
当館から高速道路使用で休憩も入れて約3時間あれば到着しますので、
午前中早い時間に当館観覧後、そのまま高速道路で北上すれば、
午後の早い時間には川中島古戦場に到着することもできます。
そんな歴史の楽しみ方もいかがでしょうか?

今後不定期ですが、川中島の戦いについて、参加型企画展の楽しみ方や
経過報告と合わせてご紹介していきますので、お付き合いください。
最後に一つだけ。
参加型企画は好き嫌いも含めて自由に投票いただいて構いませんが、
展示の趣旨として、一番有名な第4次合戦の勝負だけでなく、5回の
川中島の戦い全体を俯瞰して判断をいただきたいと思いますんで、
その点も頭の片隅に置いていただいてご見学、ご参加くださいませ😉 

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企画展始まりました。

2022-07-20 18:49:54 | イベント
このところ、雨とともに気温上昇も抑えられてきましたが、
本日は一転して猛暑日に戻り、真夏の甲府になりました。
おかげで久々登場のにゃんこたちも、各々涼しい場所を見つけて休憩中。
猫のお兄ちゃんも茶室入口で熟睡中。
おいおい、そこはお客様が見学で近づくところですよ。と言っても、
お客様が近づいてもパトロールを忘れてグッタリまったりお構いなし。
逆にお客様が気を遣うありさまで申し訳ないかぎりでした。
元祖母ニャンも短いしっぽのお手入れ中。

そのくらい暑い一日でしたが、本日開始の企画展も初日から特別展示室の
入館率がアップし、ありがたい悲鳴でした。
さすがはその名も知れた山本菅助殿。なかなかお目にかかれない資料ですので、
この機会にぜひ。
武将印の配布も開始し、お二人で来られたお客様は、御城印と武将印
それぞれ1枚ずつという賢い選択の方が多くいらっしゃいました。
中には、御城印を集めようといらした方も、菅助の武将印をご覧になって
御城印はまた今度でももらえるから、今日は期間限定の武将印を、という方も
いらっしゃいました。
どちらか1枚選択で迷う方もいましたが、迷った時は、期限付きの武将印をどうぞ。

そして、常設展示室で開始しました「決戦川中島 武田・上杉勝者はどっち?」も
解説板は皆さん熱心にご覧頂いていました。
あまり目立たかなかったかもしれませんが、投票方法をお知らせした解説板が
設置されていまして、それを見てから3つのポイント解説をご覧ください。
写真手前に取説がありまして。
そして、最後に出口右側に設置してあります投票所でどちらかに一人1票を投函です。
選挙と違って立会人も管理者もいませんので、
来館される方の善意にお任せしています。
くれぐれも、一人で何票も投じることはお控えくださいませ。
ぶらさがった投票券をちぎって箱へ。
まだまだ企画の周知不足もあり、肝心な投票にはなかなか結びつかず、
投票率は23%弱でした。
明日から館内アナウンスも強化して、投票率アップを目指します。
そんなスタートではありましたが、初日の結果発表!
武田信玄軍  14票
上杉謙信軍  17票
3票差ですが、まさかまさかのアウェー軍優位な展開となりました。
第4次川中島合戦も午前は上杉軍優勢で、午後は別働隊が合流して
武田軍優位に推移しましたから、きっと最後は武田軍が勝ち切るはず、
と願いたいところです。
予想以上の上杉軍善戦にホーム主催者側としては、心穏やかではない状況です。
山梨県内の小中学校は明日から夏休みが多いと思いますので、
援軍としてご来館をお待ちしていますよ。
初日から一喜一憂せず、気長に見ていきたいと思いますが、
今回の企画は、投票所が1箇所で選択肢が2択ですので、
参加した皆さまの1票で刻々と状況が変わります。
予想以上に結果がわからない企画になりそうですので、お楽しみに。

こんな形で途中経過も随時お知らせしますので、劣勢の側を応援したい方は、
ぜひ、参戦してください。
あなたの清き1票をお待ちしています。


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夏企画情報その3

2022-07-18 14:48:05 | イベント
企画展とは直接関係ありませんが、付帯して二つほどお知らせがあります。
1つめは、企画展「山本菅助−その伝説と実像−」を開催します
特別展示室(有料)ご観覧の方で希望者に、企画展に合わせて制作した
御城印ならぬ武将印を、開催期間中の7月20日から10月14日まで
配付いたします。
武将印は、もちろん山本菅助。
当館では「勘助」ではなく、実名の「菅助」表記となります。
手描きイラストに菅助が出家後に名乗った「道鬼斎」の朱印を手押ししました。
ご存じの方も多いと思いますが、御城印と同じように
武将の名を刻んだ配布型御朱印のようなものです。
最近は、取り扱いも増えてきているようですので、記念に1枚いかがでしょうか。
初めての方もここからスタートされても良いかもしれません。

企画展期間中の配付ですので、武将印をお集めの方は
この機会にぜひお越しください。
ちなみに、甲府駅南口にあります観光案内所で、信玄公の武将印を扱っています。
そちらは販売していますので、甲府市観光協会へお問い合わせください。
主従揃えてみてはいかがでしょうか?

なお、山本菅助武将印を配布中も御城印は、希望者に配布します。
両方はお渡しできませんので、武将印か、御城印か、
どちらか1枚の選択になります。
御城印もお盆期間頃に期間限定の信虎朱印に切り替わりますので、
通常印希望の方はご注意ください。

2つ目は、「お屋形様のご褒美」プレゼント企画です。
昨年も好評でしたので、今年も株式会社桔梗屋様にご協力いただき、
企画展観覧者の方に、施設内「蕎麦カフェ由布姫」で販売中の
桔梗信玄ソフト+(510円)の100円割引券を
「お屋形様のご褒美」として差し上げます。
暑い夏に冷たいスイーツの割引のご褒美という形になります。
ぜひ、ご利用ください。
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夏企画情報その2

2022-07-17 09:00:36 | イベント
企画展のご紹介をいたしましたが、つづきましては、
毎年恒例、信玄ミュージアム夏の参加型企画展
「決戦川中島 武田・上杉勝者はどっち?」を開催します。
感染拡大で非接触でできる方法を考えた結果の投票形式で、
自画自賛ながら、好評につき、今年で3年目の参加型企画です。


ルールは簡単。
無料ゾーンの常設展示室内に3箇所の解説パネルを掲示します。
内容は、川中島の戦いにまつわる両軍の動きや成果をご紹介します。
それを読んで皆さんはどちらが勝者にふさわしいか判断し、
勝った者の方に投票する、という仕組みです。
ご紹介する判断基準は、
1.戦術:戦場での戦い方や戦法、実際の戦力や被害状況などから判断。
2.戦略:戦争によって得られた成果、その後の動向や支配領域などから判断。
3.大将:両軍大将の器から判断。川中島の戦いにのぞんだ両者の性格等で判断。
この3つの要素で勝敗を決めたいと思います。
こちらでご用意した勝敗の見どころ以外でも判定は各々にお任せ。
好き嫌いでも構いませんので、皆さんの手で川中島の戦いの勝者を決めてください。

川中島古戦場跡を長野市では史跡公園として整備。

常設展示室出口側に投票箱を設置します。
武田・上杉にそれぞれ投票箱を用意しますので、用紙を1人1枚で投票してください。
応援コメントは、新型コロナ感染状況を見て設置を判断しますので、
スタート時は未設置とします。
どうしても一言でも言いたいという方は、当館あてにファンレターを受け付けますよ。
公表OKでしたら、ブログでの途中経過発表と合わせてご紹介させていただきます。
今年もたくさんの方のご参加をお待ち申し上げます。

そして、この夏は、信玄ミュージアムで川中島の戦いに思いを馳せたら、
そのまま長野市の川中島の古戦場へもぜひお出かけください。
昨年、資料を借用されていただきました古戦場敷地内の一画にある
長野市立博物館では新たな展示コーナーもオープンしました。
こちらの展示もぜひ一緒に見学して、武田氏と上杉氏、永遠のライバルの壮絶な
戦いの歴史を展示でも現地でもお楽しみください。


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夏企画情報その1

2022-07-16 09:09:39 | イベント

新型コロナウイルス感染が再び拡大傾向にありますが、
お知らせしました信玄公没後450年カウントダウン企画展
「名将武田信玄と名臣山本菅助」を
7月20日(水)から11月21日(月)まで開催いたします。
前半が山本菅助、後半が武田信玄をテーマとした展示となります。
感染の急拡大で第7波とも言われていますので、最悪の事態も考えられます。
昨年のお盆前の急な臨時休館という悪夢が蘇ります。
収まることを祈るばかりですが、お出かけ前に
このブログか、甲府市HP文化施設情報で
開館状況をご確認ください。

今のところは予定通りで、
最初のサブテーマ「山本菅助 その伝説と実像」は、
7月20日(水)〜10月17日(月)で開催します。
前期:開始から9月12日まで
後期:9月14日から終了まで
となります。
前期展示の見どころは、やはり山梨県立博物館所蔵の市河家文書でしょう。
この史料の発見が山本菅助の存在を初めて証明したのですから。
後期展示では、2000年代に入って群馬県で新発見となった古文書群です。
具体的な活動を知ることができる内容で、信玄自筆の書状もあります。
もしかしたら、後期にはもう1点資料が追加される可能性もありますので、
お見逃しなく。
詳細はチラシをご覧ください。


13日には、長野市大本山善光寺大本願様に、長らく借用させていただいた
「栗田家文書」を返却してまいりました。
長野市へ行く際のルーティンで、姨捨パーキングエリアで善光寺平を
一望してから向かいます。

信玄公は行く先にどんな景色を見ていたのでしょう。
そう考えながら、川中島へはあと1歩というところでの休憩でした。

前回の企画展が成立し、無事開催できましたのも、
善光寺大本願様のご理解とご協力があってこそでした。
この場をお借りして、改めて、心よりお礼を申し上げます。
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