春休みシーズンの臨時開館のお知らせ

2024-03-08 20:12:46 | 日記
近隣では関東地方を始め、降雪のニュースが飛び込んできましたが、甲府は一日お天気に
恵まれ、穏やかな一日となりました。
とはいえ、空気はまだまだ冷たく、2月にあった異常な暖かさが嘘のように冬に逆戻りです。
街路樹の桜の蕾もまだまだ小さく硬いので、今年はいつ頃の開花になるのかと気をもんでしまいます。

これから行楽シーズンに向け、お出かけを予定されている方もいらっしゃると思いますが、
春休みの3月下旬と4月上旬は、信玄ミュージアムの火曜定休日を臨時開館することになりました。
開館日は、3月19日、26日、そして、4月2日になります。
本日から企画展も始まりましたので、ぜひお越しくださいませ。

そして行楽シーズンに向けて、ボランティアガイドの皆さんの活動準備も進んでします。
新たに3名の方の応募を受けて、昨日事前講習を行いましたが、参加いただきました方は、
正式に登録をしていただけそうなので、戦力アップになると思います。
史跡散策のお供にぜひ、ガイドのご用命もお待ちしております。

そして、ここでお知らせですが、今まで何度もブログでご紹介してきた姫ニャンですが、
引き取られて行きまして、旧堀田古城園から姿を消しました。
急なことでお別れをいう間もなかったのですが、新しい環境での幸せな暮らしを祈るばかりです。
お世話になりました、のポーズ。

人馴れしていて、甘え上手だったので、来館されたお客様にも可愛がられていましたが、
姫の新しいニャン生が幸多いことを、お祈りくださいませ。

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寒さが一段と厳しくなりました

2024-01-12 18:40:24 | 日記
能登半島地震の被災地も厳しい冬で、お住まいの方や避難所生活の方、そして復旧に向けて
作業をされている方には大変な環境下での生活や活動となっていると思います。
甲府市でも支援隊を送り出したところですが、一日も早い日常生活の回復を祈らずにはいられません。

甲府は、寒さは厳しいですが、おかげさまで今年は強風の日も少なく、このところお天気続きで
穏やかな1月となっています。
さて、先日ご案内した躑躅ヶ崎歴史案内隊の活動日ですが、告知チラシは14日(土)となっていましたが、
14日(日)の間違いでしたので、ご注意くださいませ。

信玄ミュージアムはこの時期閑散期に入っておりまして、平日は週末でも静かな日々。
目立ったお知らせもない日は、姫ニャンの出番。
いつの間にか定着して、最近では来館された方からもかわいがられているようでして、
すっかり人慣れしてアイドル化しつつあります。
写真を撮って行かれる方も多いようで、カフェスタッフの方も驚いております。

テラス席でお客様のご来店をお待ちする姫。

今日は日差しもあって温かでしたが、寒い日はしっぽを丸っとくるっと巻いておいでやす、のポーズ。
鳴き方も優しい声なので好評とのこと。
姫にはついでにミュージアムガイドも覚えて欲しいものです。
最近妙な咳をしたりしていたので、風邪をひいていないかやや心配な姫ですが、
今日は落ち着いていました。
お越しの際は、たぶん中庭からテラス席辺りで遊んでいるので、優しく撫でてあげてくださいね。
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正月明けの武田神社周辺の様子

2024-01-04 17:12:16 | 日記
日頃よりブログをご覧いただいている皆様、改めまして、本年もよろしくお願いいたします。
そして、年末近くからフォローいただいた方も数名いらっしゃり、感謝いたします。
昨年は、不定期な情報更新で間が開くことも多く、大変申し訳ございませんでした。
今年は、なるべく頻度を高め、より役立つ情報発信ができるように頑張りたいと思います。

年末年始は、何とかお天気も大崩せずに済み、何とか無事にお正月を迎えられた甲府市です。
ミュージアム越しの富士山も再び真っ白に雪化粧です。
史跡でもあり、武田神社でもある武田氏館跡周辺は、神社参拝者で各所混雑でした。
信玄ミュージアムは、交通規制や参拝者の交通整理の影響もあり、参拝の混雑に比べると
やや大人し目の人の入りだったようで、大きな混乱もなく、今年も無事に乗り切りました。

この写真の右横には甲府駅からまっすぐ伸びる通称武田通りがあり、相当南側から参拝者の
車列で大渋滞が起きておりまして、いつもは甲府駅から車で数分のところ、交通規制解除後は
30分〜1時間待ちの渋滞もあったとか。
神社参拝や合わせて史跡散策、ミュージアム見学をご予定の方は、余裕をもってお越しください。
本日は、ミュージアムスタッフの方に三ヶ日の様子を伺いつつ、ご挨拶にお邪魔したのですが、
姫ニャンは招き猫の御役目で疲れたのか、定位置の陽だまりでグッスリとお昼寝中でした。
声をかけても起きないほど熟睡の眠り猫状態。
寝顔を見ながら一方的にご挨拶をしてきましたが、今年も施設情報と合わせてよろしくお願いします。

文末になりますが、
石川県能登半島地域で発生した大地震で被災された皆様には、心よりお見舞いを申し上げます。
ご家族で明るい新年を迎えている最中の大地震で、お正月を実家で過ごそうと帰省されていた方も
多かったと思います。
被災者の皆様にはおかれましては、厳冬の中、不便な生活を強いられているものと思います。
余震も5強弱の震度が頻発していますので、安心して生活できるまでにはもう少し
時間がかかると思いますが、一日も早い日常生活の回復をご祈念申し上げます。
また、現場で復旧に携わっていらっしゃる作業の皆様、そして、情報収集や避難所運営等に
従事しておられる行政関係者の方のご苦労もお察しいたします。
心身の健康管理にはくれぐれもご留意いただき、住民の方の生活支援が少しでも進みますよう
遠方より応援させていただきます。

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旧堀田古城園の基礎からみる関東大震災から100年

2023-09-01 18:47:13 | 日記
今年の9月1日は、大正12年(1923)に関東地方を中心に発生した関東大震災から100年の節目です。
東日本大震災が記憶に新しいこともあり、地震の恐ろしさは身近に感じることができると思います。
100年前のちょうど正午前、相模湾を震源とする地震が発生し、約10万人の方が亡くなりました。
そのうち、9割近くが地震後に発生した火災による死者と言われていますので、木造家屋が
密集していた東京では大きな被害を出しました。
さらに混乱によって朝鮮半島から来た人々の暴動デマが拡散し、取り返しのつかない事件を
起こしてしまったのです。

甲府では死者4名のほか、重軽傷者10数名を出したようです。
建物も倒壊、半倒壊もあったようですが、全体として被害状況は他に比べて小規模だったようです。
山梨には関東方面からの避難者もあったようで、そうした人からのデマ情報も広がり、
地元紙ではデマに惑わされないよう注意喚起の記事も掲載されたそうです。
現代社会においては、東京を中心とする首都圏の人口密度はますます高まり、
情報発信の電子ツールも多様化しました。
もし、同じメカニズムが首都圏で発生すれば、収集がつかない暴動につながりかねない
怖さを秘めていますので、災害時の情報発信や受信にはくれぐれも注意が必要です。

信玄ミュージアム内の旧堀田古城園は、国登録有形文化財で昭和7年着工の木造家屋です。
その基礎は、コンクリート製となっています。


今では当たり前になっている基礎材料ですが、関東大震災前の日本では、まだ一般の住宅に
コンクリートが使われることは少なく、昔ながらの礎石基礎の木造家屋が主流でした。
石の上に柱を据えただけの木造住宅は、耐震力に乏しく、倒壊を引き起こす一因にもなっていました。
その補強策として、旧堀田古城園の建築年代くらいからコンクリート基礎が普及しましたので、
旧堀田古城園は、関東大震災での建物の欠陥を改善し、当時の最先端の技術で建てられた建物とも言えます。
悲惨な震災の犠牲と被害の上に日々、技術革新が進み、人命を守る努力が重ねられています。
日常で見慣れた何の変哲もないコンクリート基礎ですが、
そんな歴史に思いを馳せながらご見学いただければと思います。
ただ、基礎ばかり見ていると、怪しまれるかもしれませんので、ご注意くださいませ。
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信玄ミュージアム、27日から臨時休館となります。

2023-03-26 19:18:45 | 日記
甲府市による信玄ミュージアムの運営は、本日で終了いたしました。
朝からあいにくの雨空で悪天候の中、最終日ということで、ブログをご覧いただいて、
「市の運営終了前に来ました」
と、お声がけいただいた方も何人かいらっしゃり、
また、ご家族でお別れのご挨拶に来ていただいた方もいまして、
本当にありがとうございました。
こうした皆様の支えとご支援もあって、何とかここまで運営することができました。
心より感謝を申し上げます。
閉館1時間前には雨も止み、空も明るくなりましたので、
最後は天も祝福してくれたのではないかと。


そして、3月27日(月)から31日(金)までの間は、運営の引き継ぎや設備点検等に
伴い臨時休館いたします。
行楽シーズンで山梨に観光にいらしている方、これからお出かけの方も多いと思いますが、
ご覧いただくことができずに大変申し訳ありません。

また、令和5年1月1日から開催していました企画展「信玄公と23人の家臣たち」、
ならびに御城印一挙配布も終了いたしました。
常設展示室での大河ドラマ「どうする家康」の概要、登場人物相関図、
制作秘話などをご紹介した解説パネル展や、武田氏からみた徳川家康との関係を
紹介したパネル展は、もう会期を延長して、4月以降も展示を継続いたします。
4月12日(水)の信玄公の450回目のご命日にパネル展を更新する予定です。
それまでもうしばらく大河ドラマ「どうする家康」関連の展示をご覧くださいませ。

最後になりますが、この4年間、多くの方にご来館いただきまして、
誠にありがとうございました。
行政による運営は幕を閉じますが、民営になってできることも増えると思いますので、
新しい体制での運営に期待いただくとともに、これからも信玄ミュージアムを
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

このブログにつきましては、今後、甲府市開催の事業関連のお知らせや報告など
情報発信は継続してまいります。
ただ、信玄ミュージアムの日々を綴った記事の更新頻度は落ちてしまいます。
愛するノラ猫たちや四季の草木、館の様子などをリアルタイムでお伝えできないのは
当方としても残念でありますし、誠に心苦しいのですが、何卒お許しください。
とはいえ、せっかくここまで続けてきたブログで、ご覧いただいている方も徐々に
増えてきましたので、なるべくご期待に添えるよう継続してまいります。

ひとまず、月末までの臨時休館中は、
開館から4年間を振り返る思い出特集をテーマごとに、勝手に配信してまいります。
以前からご覧いただいている方もそうでない方も、ぜひお楽しみください。

コメント (2)
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