第50回信玄公祭り、スタートしました。

2023-10-27 20:26:24 | イベント
お天気にも恵まれ、いよいよ第50回の記念となる信玄公祭りが前夜祭から始まりました。
メイン会場となる舞鶴城公園(国史跡甲府城跡)では、夜には花火が上り、城内の広場には
屋台も立ち並んで賑やかです。


城から火の手が上がっていますが、落城ではございませんので、あしからず・・・。

朝から沢山の人が舞鶴城公園で準備をしていましたが、明日から県外からも多くの方が
お見えになり、さらに賑やかになると思います。
昼の時間は、お天気が良いと暑さを感じることもありますが、朝夕は多少冷えますので、
甲州軍団出陣の武者行列を観覧の方は、上に1枚羽織るものをお持ちになった方が良いですよ。

そして、我らが信玄ミュージアムはと言いますと、こちらは意外と静か。
とはいえ、平日の割に来館者も多かったようで、企画展示の貴重資料をお目当てに
来館された方も多かったようで、ありがたいかぎりです。
そして、本来は甲府城跡ではなく、信玄公がいらした躑躅が崎の館跡から祭りが
スタートしていただくと良いのですが、会場スペースが多くないので、なかなか厳しいようです。
七五三の衣装を着た参拝のご家族連れの姿もあり、武田神社も賑わっていました。
この機会に祭りに参加される方にオススメは、やはり信玄公のお住まいになった館跡を訪れ、
武田神社を参拝されてから祭りにご参加するのが良いかと。
そして、そのおまけで信玄ミュージアムで歴史のおみやげをお持ち帰りいただければ、
なお言うことなし、です。
ちなみに、13時30分頃には甲州軍団出陣の騎馬行列に参加する株式会社桔梗屋様の軍団が
信玄ミュージアムの広場に陣を構えますので、お気軽にご覧ください。
いろいろなサービスもご用意して皆様のお越しをお待ちしているようですよ。

そして、さらにおまけ情報。
秋は、昇仙峡とセットで武田神社周辺を訪れるお客様が多い時期です。
本格的な紅葉には少し早いですが、来月の半ば頃には見頃になるのではないかと。
お天気と気温次第なのでお約束はできませんが、こちらまでお越しの際は、甲府の歴史と
自然を合わせてご覧いただき、お楽しみください。

過去の画像ですが、運が良ければ、虹も架かるはずです。


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明日から信玄公祭りスタートです。

2023-10-26 20:26:10 | 紹介
山梨県を代表するお祭りになりました信玄公祭りが明日から甲府市舞鶴城公園から
中心市街地を中心に開催されます。
今までは毎年春に開催されていましたが、新型コロナウイルス感染症により延期や中止の連続を経て、
昨年は秋に移行して初開催されました。

つい最近、信玄公祭りを立ち上げた方の創設期のお話を伺う機会がありました。
現在の形になる前の苦労や開催趣旨なども伺う中で、本当は信玄公の命日に毎年開催される
春の武田神社例大祭の武者行列までを含めた期間の祭りとしてスタートしたものだったと伺いました。
今後、祭りが秋に定着していくのか、どうなるのかわかりませんが、明日からお天気にも
恵まれそうですので、多くの方にお越しいただき、祭りを楽しんでいただきたいと思います。
祭りは明日から国指定史跡甲府城跡でもある舞鶴城公園内の屋台村が開かれ、
夜には祝祭の花火が甲府のまちなかで打ち上がる予定のようです。
本番は土曜日で、勇壮な武者行列が繰り広げられます。
信玄公役も冨永愛さんという話題性もあり、大いに盛り上がりそうですので、きっと市内も
混み合うことでしょう。
その信玄公が被られたと伝わる諏訪法性兜の本物を信玄ミュージアムでは展示しています。
祭りに参加される前に、ぜひめったに見られない本物をご覧ください。
旧堀田古城園側では、ニャンたちも待っているかも?
久々に母ニャンと姫ニャンの親子画像。
最近、母ニャンの姿を施設外で見ることがありましたが、あまり元気がなかったので
やや心配なところでした。
お元気そうで何よりです。
久々にグーグルマップを見たところ、施設評価が3.8に0.1ポイントアップしました。
ご来館いただき、評価をしていただいた皆様に、この場をお借りして感謝を申し上げます。

開館直後は、不慣れな運営と展示も未熟でご批判もいただいたこともありましたが、
そうしたご意見も参考にして改善に取り組んできました。
常設展示室のみでご判断をいただくことも多いのですが、それは人それぞれの見方と
考え方ですので、厳しい評価も甘んじてお受けしています。
常設展示は、ふらっと観光で来られた歴史好きでない方でも気軽にご覧いただけるよう、
あえてパネル中心のご紹介展示のみとしています。
少しでも興味を持たれた方には有料で申し訳ないですが、特別展示室の資料展示や
映像までご覧いただければ評価も変わる部分もあると思いますので、お越しの際は、
全体をゆっくりご覧いただきたいです。
この週末、皆様のお越しをお待ちしております。

そうそう、最後におまけ情報です。
私どもではありませんが、甲府市観光協会では新たな御城印をご用意しているようです。
こちらでは詳しくはお伝え出来ませんが、近日情報公開があると思いますので、
気になる方は注意深く情報をご確認ください。
詳細が明かされましたら、またご案内もさせていただきます。

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城下町散策のご案内をしました

2023-10-18 15:55:24 | イベント
今週に入ってお天気もよく、散策日和が続いています。
10月から甲府市で設置しています信玄ミュージアムボランティアガイドの活動を正式再開しました。
甲府市ホームページの武田氏館跡歴史館(信玄ミュージアム)を検索されて、活動再開を
ご覧になった方から、ガイド依頼のお申し込みやお問い合わせが相次いでいまして、
ありがたき幸せ、でございます。

長い間、新型コロナウイルス感染症の拡大や規制などに悩まされ、気軽にお出かけや
散策も楽しめない時期が続きましたので、この秋は気楽にかつ自由に行楽シーズンを
楽しみたい方も多いはず。
そんな方には、今週末の躑躅ヶ崎歴史案内隊の散策もおススメです。
毎月ご案内をさせていただいていますが、今月は今週末の22日(土)です。
天気予報では晴れ☀
お時間がある方は、ぜひ館跡主郭内にあります武田神社参道脇に受付を出してお待ちしていますので、
気軽にお声がけください。
さて、少し話が逸れましたが、本日は朝から市内の団体様のご依頼を受けて、
ミュージアムから城下町散策をお手伝いさせていただきました。
城下町散策は、1時間程度のまち歩きで家臣団コースと、2時間程度で墓所・菩提寺コース
に分かれてご案内をしました。
各コースに2名の体制でご案内するため、ベテランのガイドさん3名と歴史文化財課職員1名の
合計4名で対応することとなり、集合後にミュージアムで予備知識を学んで出発。
筆者は、家臣屋敷コースに同行しましたが、ガイドさんが城下町内に点在する武田氏
ゆかりの解説ポイントで説明をしながらゆっくりと散策しました。
武田氏時代の城下町の様子を伝える絵図等を基に、市役所で設置した看板が点在していまして
例えば、今日のコースではこんな武将の屋敷跡の推定地を通りました。
鬼を切った、という伝説を持つ武田二十四将の一人、多田三八郎の屋敷跡と伝える看板です。
また、案内板だけではなく、石碑が残る長坂釣閑斎光堅の屋敷跡なども。

ちなみに、長坂釣閑斎は、信玄、勝頼と武田氏二代に仕えた武将で、企画展第二期で
展示した武田信玄書状に長坂筑後守と名前のあった人物で、その時は川中島方面の
情勢を知らせるよう指示を受けています。
『甲陽軍鑑』では勝頼の代に専横が目立ち、滅亡の原因を作ったとして、
悪臣のイメージがついてしまっています。
ですが、事実と異なることも多いようで、真相は未だ明らかではありません。
そして、旧城下をぐるっと巡って、最後に館跡の西側に設けられた府中八幡神社の跡を
見て、スタートした信玄ミュージアムまで戻ってきました。
参加者の皆様、大変お疲れ様でしたが、概ね1時間15分の散策時間で、
約3キロちょっと歩きました。
山梨県は、車社会ですので普段歩くことが少なく、皆さん、良い運動をしながら楽しく学べた、
と概ね好評でした。
もう一方の墓所・菩提寺コース参加者は、それ以上に歩いていただきましたので、
帰着時は皆様大変お疲れでした。

信玄ミュージアムボランティアガイドのご依頼を希望する方は、少なくとも1週間前までに
お電話、FAXなどで平日、甲府市教育委員会歴史文化財課へお問い合わせください。
また、依頼者ではなくガイド側となって一緒に活動いただける応募者も随時募集中です。
現在、参加資格は甲府市近隣在住に限ってしまっていますが、居住要件を撤廃したいと
考えていますので、ご相談ください。

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金木犀の香り

2023-10-17 17:11:51 | 紹介
甲府の空は朝から快晴で、真っ青な秋空となりました。
日中は気温も上がって汗ばむ陽気となり、上着いらずで少し歩くと暑いくらいでした。
昨日ご報告したように、富士山の中腹以上が真っ白になりましたので、これから朝夕は
冷え込むことも多くなると思います。
気温の寒暖差も激しくなりますので、皆様、体調管理にはお気をつけ下さいませ。

いよいよ秋の気配深まる今日この頃ですが、ミュージアム敷地内の旧堀田古城園の庭園
にある金木犀が今年も満開を迎えました。
全体に黄金色の小さな花をつけていまして、よく見ると、びっしりと開花しています。

古城園の建設時からあると思われますので、苗木の状態から植えられたとしても
100年くらいは経っている木ではないかと推測されます。
館内に入りますと、甘い金木犀独特の強い香りが漂ってきます。
中にはこの香りが苦手な方もいらっしゃるので、秋のこのシーズンは厳しい季節かもしれません。
香りに敏感で苦手の方は、くれぐれもご注意ください。
そして、金木犀の香りが好きな方は、どうぞ、ご堪能ください。

本日火曜は休館日ですので、静かな館内でしたが、
姫ニャンだけは元気に走り回っていました。
最近、お目にかかる機会が増えたせいか、前に比べて全力ダッシュで逃げられなくなり、
少し距離感が縮んだように勝手に思っています。
ニャーンと言えば、ニャーンと応えてくれるようになったところで親近感アップ。
これから秋本番を迎えると、たくさんのお客様がいらっしゃるので、ネズミよけだけではなく、
招き猫としての活躍も期待しています。
そうそう、母ニャンも今日はミュージアム駐車場でゴロニャンでした。
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すっかり富士山も雪景色

2023-10-16 18:03:29 | 紹介
先週末に甲府盆地は雨でしたが、高いお山は雪が降ったようでして、
一夜明けた日曜日の朝、東の方角を見ますと富士山が真っ白。
前回は薄っすら初冠雪ですぐに消えてしまいましたが、今回はしっかりと降り積もり、
本日、信玄ミュージアムの建物越しに撮影しました写真には、雪景色のThe Mt.Fuji。

こうなると、いよいよ朝夕の冷え込みも増しますので、今週末辺りから甲府にお越しになる方で、
朝夕の外出を予定される皆様は、上にもう1枚羽織るものがないと寒いかもしれません。
日中は温かで、温かを越えて暑い時もありますので、温度管理が難しいところです。
久々に武田氏館跡の堀の脇で見かけた母ニャンは、のんびり日なたぼっこ。
最近、姫ニャンを残したまま、ミュージアム側では全く見なくなっていたので、
安否も心配していたところでした。
かなり高齢の域に達しているので、動きものんびりですが、長生きして欲しいものです。

甲府も徐々に秋の気配が強まってきましたが、先日資料の返却に伺った長野市も
甲府以上に秋が近づいていました。
千曲市姨捨方向から見た川中島一帯は、
どんより曇り空で遠目にはわかりませんが、山の高いところや街路樹も少しずつ色付き始め、
秋を待つ感じでした。
そして、いつもの古戦場跡に建つ両将の一騎打ちの銅像。
川中島を訪れたら定番でございます。
企画展前期では、上杉謙信所用の軍配を佐久市教育委員会様のご厚意と、
長野市立博物館様のご協力で、武田氏の本拠で初展示させていただきました。
見学者の方には写真のような一騎打ちシーンのイメージが強すぎて、
展示した軍配も信玄公のものだと勘違いされた方も意外と多かったらしく、
刀を受けた傷はどれ?なんて聞かれたことも。
展示解説が分かり難かったのか、見せ方が不十分だったのか、反省の多い展示となりました。

現在、後期展を開催中です。
ぜひ、お越しの際は諏訪法性兜などをご覧になって行ってください。


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