私の地域・歴史探訪〜第53回藤村学校 「新紺屋小学校5年生が調べた学校周辺の歴史」〜を開催しました。

2024-01-30 10:08:45 | イベント

1月29日(月)
甲府市藤村(ふじむら)記念館で
甲府市立新紺屋小学校5年生が、
地域の歴史についての学習成果を発表しました。

武田信虎・信玄に関する情報や
夢見山の伝説、甲府城、甲州弁など
各班ごとにテーマを決めてスライドを作成。

クイズを交えて紹介したり
スライドが動いたり、かわいいイラストや写真など
たくさんの工夫のおかげで
会場は和気あいあいとしていました。

小学校5年生の皆さん、ご協力頂いた先生方
素敵な発表をありがとうございました。



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ボランティアガイドの虎の巻

2024-01-26 16:00:35 | 紹介
前回20日に開催しました新年会兼学習会で議題としました、城下散策のリクエストに対応する
ガイドブック作成の話し合い、担当武将決定のご報告をしました。

武田信玄公を支え、武田家を大大名にまで押し上げた家臣団。
現在は、館跡周辺は市街地化が進み、古い町の面影を感じることは難しくなっていますが、
戦国時代にはたくさんの家臣らが居住していました。
その屋敷跡の推定地に、甲府市観光課等で武田二十四将の屋敷跡看板を設置しています。
ボランティアガイドさんが案内する際、看板だけでは情報量が少ないことから、補足情報の
必要性が出ていました。
実際には武田二十四だけではなく、それ以外の武将たちの屋敷跡推定地にも看板があり、
話す内容も、実はたくさんあるのです。
そのため、今回は武田二十四将図に描かれる武将と、絵にはなくとも信玄公祭りなどで
武者行列に名を連ねる二十四将など、幅広く武田家の武将たちをリストアップしました。

そして、このたび12名の方が参加を表明いただき、12名の武将のガイド資料を作成します。
メンバーは、春日虎綱(高坂昌信)・多田三八郎・小山田信茂・飯富虎昌・土屋昌続・
板垣信方・穴山信君・馬場信春・武田信廉・武田信繁・真田幸綱・真田昌幸
以上、12武将をボランティアガイドの参加者の皆さんで調査して作成します。
今後、進捗に合わせて経過報告をいたしますので、ご期待下さい!

昨日の姫は、強風で寒そうでしたが、陽だまりで日なたぼっこ。



のんびりゆるーく皆様のご来館をお待ちしています。

お知らせですが、記事担当の業務の都合で、次回アップは1週間ほど先になりますので、
予めお伝えいたします。
日頃より当ブログをご覧いただいている皆様にはご迷惑をおかけいたします。
少し間が空きますが、引き続きましてご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

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信玄公没後450年甲府歴史講座~甲府を学ぶ~3回目を開催しました。

2024-01-22 15:40:14 | イベント
1月19日(金曜日)甲府歴史講座の第3回を開催しました。

史跡武田氏館跡から発見された馬の全身骨格をテーマに
帝京大学文化財研究所 准教授 植月 学さんが講演しました。

内容は
1武田氏と馬
2武田の騎馬隊はポニー?
3武田氏館の馬の健康診断
4中世の馬の飼育

武田氏と馬、甲斐と馬は密接な関係ですね。

信玄ミュージアムに
馬の全身骨格のレプリカが展示されています。
この馬は、武田氏館跡から発見され
武田時代の馬で、完全な骨格が発見されたのは全国で初めてでした。
ぜひ、実際の大きさを見に来てくださいね!
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新年最初のボランティアガイド勉強会を開催しました

2024-01-22 10:38:40 | 紹介
ただ今甲府盆地各所では、この時期の恒例行事というわけでもありませんが、果樹剪定の
真っ最中で、あちこちで剪定した枝などを焼却する煙が狼煙のように上がっております。
狼煙といえば、武田氏が情報伝達として使用したと伝わっていますので、この時期に甲府盆地に
お越しの方は、そんな目線でも眺めていただくと面白いかもしれません。
結構、遠い場所の煙も見えますので。
ただ、たまに道路周辺まで煙が流れ込んで、霧のように視界を遮ることもありますので、
走行の際はご注意くださいませ。

乾燥続きの天候下では火を使うのは要注意ですが、先週末は久々にまとまった雨となり、
乾燥していた甲府盆地も一気に潤いました。
信玄ミュージアム周辺は、つい先週末までお正月の分散型初詣で大賑わいだったのですが、
雨の影響か、それともようやく落ち着いたのか、再び閑散期の様相となってきました。
そのせいか、朝早い時間から久々に丸々と脂肪を蓄えたお兄ちゃんに遭遇。
野良感が増してワイルド路線を突っ走っています。
そして、妹の姫ニャンはカフェデッキで雨宿り。
お客様に愛想を振りまいて来館を歓迎中。


そんなお天気の中、新年に入って最初の信玄ミュージアムボランティアガイドの勉強会を
開催し、自主企画事業について話し合いました。
冬季は寒さも厳しく、閑散期でもありますので、暖かくなるまで活動はお休み中です。
この期間を利用して、登録者の皆様には研鑽に励んでいただき、春からより良いガイド活動が
できるようにと準備をしています。

昨年、活動再開後のご案内リクエストに城下町散策が多くありましたが、これまで研修も含め、
勉強が少し手薄な部分でしたので、今後強化したいと思っています。
昨年末も参加者の方で館跡北側の城下町を歩いてみましたので、今後もそうした現地
踏査も含め学習していきますが、その教本的な資料が欲しいと思い、ガイドさんが自ら
調べて、まとめたガイドブックを作ってみようということで、この冬の自主企画としてご提案し、
参加者を募っているところです。
作成するのは、戦国時代に甲府に居宅を構えていた武将たちのガイドブックで、市観光課が
設置した城下の武田二十四将案内板を補足する形で資料を作ろうと思っています。
募集は先週末で締めきりましたので、担当武将の割当を数日中に決定して、次の学習会で
お知らせする予定です。
また後日、追加報告をさせていただきますね。

そして、昨年は信玄公没後450年の節目で企画展も開催し、各地からゆかりのある貴重な
資料を借用し、展示をさせていただきました。
その中の一つ、諏訪法性兜が現在、所蔵先で特別公開されています。
信玄ミュージアムでは、信玄公祭りもあった10月−11月に展示をさせていただきました。
諏訪湖博物館様でも普段はレプリカで本物は展示していませんので、実物を見学できる
数少ない機会です。
信玄ミュージアムでお見逃しになった方は、冬の諏訪で温泉に浸かりながら、ゆっくりとご見学ください。

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冬ならではの風景?

2024-01-17 19:35:47 | 紹介
霊峰富士の山も寒々しくより一層真っ白に雪化粧の厚い衣をまとい、連日の寒さで武田氏館跡
(武田神社)の堀も、日中になっても日陰は水面の薄氷が溶けずにいます。
ここ数日は山梨の冬ならではの強烈な寒風が吹いて、体感温度もグーンと下がっております。
すっかり居着いた感のある姫ニャンも昨年からずっと体調がよろしくなく、鼻水や変なくしゃみが絶えません。
風邪かな?
とはいえ、日差しのある日中は元気に活動中で、定番のカフェ側ではなく、旧堀田古城園の
お庭側で何やら探検をしておりました。
そして、館跡の方はと言えば、主郭内に鎮座します武田神社参拝も先週土日までは
超分散型なのか、正月並みに人出があったようでして、大賑わいだったと神社の方が
言っておられました。
今年は繁忙期が長いので気が抜けないとかで、ありがたい悲鳴だそうです。
そんな館の堀には毎年カモなどの渡り鳥が越冬で飛来するのですが、今年は少し数は少なく、
代わりに、鵜がすっかり群で住み着いて縄張りを形成しております。

堀の水全部・・・、という某テレビ局の番組で数年前に全部ではないですが、かなり抜いて
外来生物駆除をしたこともありました。
しかし、堀にはまた外来魚が増えていまして、それらを狙って鵜が活動中のようです。
糞害で樹木が枯れてしまうので、正直、管理者としては困った存在なのです。
今は落葉樹も葉がないのでわかりませんが、すでに枯れた木も確認されつつあり、
さてどうしたものかと。

そして、冬ならではの光景として、この時期限定で貴重な遺構の全体を見ることができる
ポイントが堀にはあります。
それが武田氏の時代の古い石積み。
写真の精度で分かり難いかもしれませんが、中央の水際から立ち上げっているのが
信虎公?あるいは信玄公が晴信、と名乗っていた頃の古いある時代の館の南西隅を
固めていた石積みです。
現在の武田氏館跡の姿は、武田氏滅亡後の徳川・豊臣氏の時代に再利用した際に改修した姿で、「武田氏館」を名乗りながら、武田時代のものがほとんど見られない
ことが発掘調査などでわかっています。
そうした中で武田氏の頃の古い構造物を感じられる数少ない隠れスポットです。
興味のある方は、南の堀に沿って歩いて、隠れた石積みを探してみてください。

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