明日から、いよいよ再開! ~旧堀田古城園~

2020-09-30 17:08:08 | イベント
新型コロナウイルス感染拡大予防のため、長らく閉館させていただいておりました、
信玄ミュージアム内の昭和初期の建物群「旧堀田古城園」、
明日10月1日(木)よりいよいよ再開です!

ただし、感染対策といたしまして、事前予約制とさせていただきます。
当日のご来館の場合、空き状況によるご入館になります。

ご予約は、電話またはファックスでお願いいたします。
信玄ミュージアム 
電話番号 055-269-5030
ファックス番号 055-269-5031
※個人でご見学の方は2か月前からご予約できます。

~ご見学中のお願い~
・ミュージアム敷地内でのマスクの着用をお願いいたします。
・予約確認をしますので、まずは信玄ミュージアム総合案内にお越しください。
・総合案内での体調確認のチェックシートのご記入、検温、手指消毒にご協力ください。
・入室と退室は、旧堀田古城園の正面玄関からお願いいたします。
・見学中は、総合案内でお渡しする入室証をお持ちください。
・展示物にはお手に触れぬよう、よろしくお願いいたします。

感染拡大防止対策のため、ご来館の皆さまにはご不便をおかけいたしますが、
ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

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明日から、いよいよ再開! ~信玄ミュージアムの特別展示室~

2020-09-30 17:07:33 | イベント
新型コロナウイルス感染拡大予防のため、
特別展示室は、長らく閉館させていただいておりました。
お待たせしましたが、

明日10月1日(木)よりいよいよ再開です!

ですが、感染対策は続きます➡
特別展示室は、事前予約制とさせていただき、
当日、ご来館いただいた場合、空き状況によっては、
お待ちいただく場合や定員に達した場合はお断りすることがあります。

ご予約は、電話またはファックスでお願いいたします。
電話番号 055-269-5030
ファックス番号 055-269-5031
※個人でご見学の方は2か月前からご予約できます。
火曜日は休館ですので、受付はできません。

ご見学は1時間ごと、18名様を上限とさせていただきます。
毎時間00分のスタートです🎶
ご予約時間を10分以上過ぎる場合は、事前のご連絡をお願いします。
ご連絡がない場合はキャンセルとさせていただきます😱 

また、多くの皆さまよりお問い合わせいただいております
御城印の配布等につきましては、特別展示室再開後に配布しますと
お知らせしてまいりました。
今回、再開のお知らせが急となりましたので、
配布時期を少し遅らせ、広く周知してから開始とさせていただきます。
お知らせは、近日中にHP、ブログ等に掲載しますので、お見逃しなく。

感染予防対策の徹底のため、
ご来館の皆さまにはご不便をおかけいたしますが、
ご理解とご協力をお願いいたします。

皆さまのご来館をお待ちしております!
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特別展示室「金」コーナーが新しくなりました!

2020-09-26 12:05:01 | 紹介
信玄ミュージアムでは、新型コロナウイルス感染症予防対策により、
常設展示室のみの開館となっています。
しかし、昨今の規制緩和を受け、閉館中の特別展示室再開に
向けた準備を着々と進めています。

まずは、展示替えです。
開館中は、展示品をリニューアルすることが難しいのですが、
春からの長い閉館期間中から少しずつ展示内容を補強するための工夫を
考えてきました。

まずは、見どころの多い金加工に関わるコーナーから始めました。

山梨県で金というと「甲州金」が頭に浮かびます。
歴史に詳しくなくても一度は耳にしたことがあるかもしれません。
戦国時代、甲斐国では金山の開発が盛んに行われていました。
 信虎の時代から信玄・勝頼の時代にかけて
武田家の経済を支えていたとも言われる金。
その金について、特別展示室では鉱山から採掘され、
加工されるまでに使用された出土品を展示していました。

が、出土品だけでは、金の生産・加工、そして貨幣化していくという
イメージが伝わり難かったこともあり、
来館される方にわかりやすく見学して頂けるよう、
特別展示室の「金」関係の展示をリニューアルしました!
 
 
 
まず、鉱山臼について。
甲斐国有数の金山だった
黒川金山出土の磨り石臼を展示しています。
500年前の人が来る日も来る日も鉱石を磨り潰して、
穴が開くほどまでに使いこんだ臼の表面は、
驚くほどなめらかですべすべです。
 新型コロナウイルス感染防止のため、
当面の間は触らないで見るだけの展示となりますが、
いずれは手で触って感触を確かめていただけたらと思います。
 
また、寺社への贈答や信玄が褒美として家臣に与えたと言われる
碁石金(複製品)も展示しました。
 
碁石のような形態の甲州金は、
江戸時代の初めまで作られていたようで、
江戸時代に発行された『金銀図録』という書物にも載っています。
 
リニューアル後は、この『金銀図録』も展示しています。
 
 
 
江戸幕府の書物奉行によって公刊された『金銀図録』に
甲州金が多数掲載されているのです。
甲州金は江戸時代に入って、
甲斐国三郡で通用する特有の地方通貨となります。
信玄の功績は、
江戸時代になっても脈々と受け継がれていったのです。
 
500年前、金を採掘し、加工していた人々、
自分の国や家を守るため、戦いに出て、
褒美として金をもらい沸き立った人々、
江戸時代なっても甲州金を受け継いだ人々の思いを、
ぜひご覧になって感じて頂きたいと思います!!

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かわいいのは子猫に寅にもう一人の虎!?

2020-09-25 14:54:57 | 紹介
この秋、信玄ミュージアムの近くで誕生したらしい3匹の子猫💓
時の経つのは早いもの。そろそろ、そろそろ、親離れの時期にさしかかっているみたい。
お目目が、かわいすぎます💕💕💕

こんな目で見つめられたら😍 

もう1匹はどこ?
子猫であっても猫は猫。気の向くままに、ちょっと冒険?

話変わって、平成26年(2014)に甲府市に寄贈された「旧堀田古城園」
こちらにも、大きな猫が残されたとか。
猫じゃなくって虎でした😀 
でも、案外、愛嬌のあるお顔じゃないですか。

信玄ミュージアムで、寅と言えば「虎」なあの方、信玄公の父、武田信虎。
息子との対比で、とっても暴君な逸話で注目されがちな信虎公ですが、
心配性で、ちょっぴりユーモラスなパパな一面もあったみたい!?

例えば、信虎さんが京都にいらした1560年ごろ、
末娘との婚儀がまとまりつつあった、つまり、まとまる前に、
未来の娘婿、当時の権大納言・菊亭晴季(きくていはるすえ)の家に押しかけちゃった(!?)とか💦
そんなエピソードが、狂歌という形で残っています。
誰が詠んだかわかりませんが、
後々「落語の祖」と称される、浄土宗の僧侶・安楽庵策伝(1554-1642)の「醒睡笑」の中に。

「むこいりを まだせぬ先の 舅入り きくていよりは たけた入道」

「きくてい」は「菊亭(晴季)」と「聞く体」を、
「たけだ入道」は「武田入道(=信虎)」と「猛けた」をかけています。

こんな風に詠まれるなんて、京都での信虎さん、ちょっと存在感のある、
愛嬌のある御仁として知られていたのかも!? 
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猿、かもしれない。

2020-09-22 17:29:51 | 紹介
信玄ミュージアムでは、武田信玄はじめとする、武田氏がかつて暮らした館跡をご紹介。
その歴史に加えて、館跡やその城下町から出土したものなど、発掘調査の成果も展示しています。

その中のひとつが、先日もご紹介した土人形。

これ、なんだと思いますか。
お人形、おもちゃ、安産祈願のお守り、亡くなった赤ちゃんの供養など、様々な説あり。
出土した場所は、武田氏館跡のすぐそば、「字三角」(あざさんかく)。
戦国時代、鍛冶工房が多数あった場所のようなのですが、
館のホントにすぐそばであったことから、
武田氏館に関係する何やら大切なお仕事を請け負っていた可能性も。
でも、この土人形に関してはよくわかっていないのが、ホントのところ。

ちなみに、形は何に見えますか!?
人が有力。でも、猿に見えなくもない!?
信玄ミュージアムのある甲府北部は、甲府駅からそう遠くはないとはいえ、
それなりに自然豊かなところです。
ちょっと山の方に住めば、庭をお猿が通過(!)ということもあるそうで。
つまり、猿も、現在進行形で住んでいる土地(◎_◎;)でありまして。
ちょっと、ピンと来てしまいました💦

実際、古来より猿は馬を病から守る動物と考えられ、大名屋敷で、今で言う猿回しをする習慣もあったと言います。
武田氏館でも『勝山記』によると、大永6年(1526)に武田信虎が
猿楽を呼んだと記録されていますので、そうした意味も込めてでしょうか?
東北地方のように、馬や牛の健康や安産、火除けとして、猿に関わるものを厩に飾る風習を持つところも。

甲斐国もまた、古代より名馬の産地。
館からは、大切に埋葬された馬の全身骨格※も出土しています。
猿がどこまで関わるかは不明ですが、馬を大切にする伝統が育っていても
不思議はありません。

こちらが信玄ミュージアム、特別展示室の「馬骨」(レプリカ)
※戦国時代の馬で、全身骨格が出土しているのは、全国でもこちらだけ。
※ごめんなさい。只今、当館の特別展示室は閉鎖中。
 ご覧いただくことができません。ご注意ください。

一方で、猿は比叡山・日枝神社の神さまのお使いでもあります。
御祭神は、大山咋神(おおやまくいのかみ)と大物主神(または大国主神)。
こちらの2柱は、地主神として、比叡山・延暦寺の守護神✨でもいらっしゃいます。

そして、どういうご縁と思いがあったのでしょう。
信玄公が天台座主・曼殊院覚恕(1522ー1574)に寄進したのも「猿図」☟

信玄公による寄進状も残されています☟

武田氏と猿との関係・・・
皆さまだったら、どんな仮説を立てますか?
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