武田二十四将総選挙 残すところ後5日!

2021-09-30 08:49:50 | イベント
全国的に発布されてきた非常事態宣言とまん延防止等重点措置が、
ついに本日9月30日、全面解除になります。

そうそう油断はできないけれど・・・
少し明るい兆しを皆さまお感じになるのか、
秋の気配に誘われてか、
このところ、平日ながらもご来館者が途切れることなくお越しいただいております。
ありがとうございます🙇

甲府市も、まん延防止等重点措置の対象地区になったため、一時休館期もあり。
そのためでしょうか。9月はあっという間に過ぎ去って、10月も目前です。

旧堀田古城園に植えたワタもすでに2回収穫。
まだまだ取れそうです。

ということは・・・
「武田二十四将 ドラフト会議」も10月4日(月)まで・・つまり大詰め!

何度かご紹介しておりますが、今回は、武田家家臣が総並びで「よーいどん!」ではなく、
前線部隊、主力部隊、本陣と3つのポジションごとのドラフト会議→投票です。
となると、23将選出された前回とは異なり、厳選中の厳選となるようで・・・
先日お知らせしました「残すところあと10日」の経過報告も見方が変わってきます。


そして、ちょっと気になるのが、
本陣部隊の勝頼公と武田信繁さまとで繰り広げられているデットヒート(≧◇≦)✨✨
今日もたくさんご投票いただいております。
14時現在、勝頼公よりも信繁さまの方が票が入っている印象。

9月27日(月)の集計では、46票差で信繁さまが勝頼公を追っています。
46票も離れているなら、やっぱり本陣は勝頼公の圧勝じゃない?
というお声も聞こえてきそうですが、
投票方法が異なるとはいえ、去年の勝頼公は、真田昌幸さま、山本菅助さまに次いで総合第3位。
対して武田信繁さまは、総合第6位。その票差は214票もありましたから、
かなりの追い上げでございます。

時代の表れでしょうか。

勝頼公も近年、再評価が進んでいる武将ですが、
信繁さまのような武将にも光が当てられるというのは、うれしい気がします。

改めて、武田信繁さまは、どんなお人だったのでしょう。
それは「甲陽軍鑑」や今に伝えられる文書などから推し量るしかありませんが、
兄・信玄公を、時に武田軍の副将として、時に影武者としてよく支え、
「甲州法度之次第」の原型ともされる「武田信繁家訓」を嫡子・信豊に与えたり。
最期は、川中島で戦死なさいましたが、その近くの典厩寺で供養されています。


知れば知るほどに「実るほど頭を垂れる稲穂🌾かな」な、お方だったのではないかと想像してしまいます。
そんな信繁様の対上杉への覚悟を伝えた書状の特別展示も10月4日まで・・!

武田信繁書状(一部)(長野市博物館所蔵)
ぜひ、ご来館ください。


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お待たせしました! 限定版の御城印をお配りいたします!

2021-09-27 17:24:29 | 紹介
新型コロナウイルス感染の第5波もようやく落ち着いてきました。
報道では、28日(火)に正式に決まるようですが、9月30日までとされた
各地の緊急事態宣言もそのまま全面解除となりそうです。

そこで!
8月半ばにお配りする予定でした、記念の限定版御城印を配布したいと思います。
緊急事態宣言解除とはいえ、感染者が一時期に比べればまだまだ多いのも事実。
引き続き、各々で感染対策を心掛けていただき、ご来館時も施設の感染症対策に
ご協力をお願いします。
また、体調不良、味覚異常などコロナ感染の疑いがある方などは、しっかりと
療養されてから改めてお越しください。
この限定御城印は、今回限りではないので、ご安心ください。
デザインは、通常版に信虎公の虎朱印(復刻版)を押印したもの。

配布期間 10月6日(水)~10月11日(月)
※御城印は、信玄ミュージアム・特別展示室ご入室の記念としてお渡しいたします。
販売はしておりません。ご了承のほど、よろしく願いいたします。

ちなみに、急なお知らせで本当に申し訳ありません。
今回ご予定が合わない方は、12月の館移転と新年1月の信虎公生誕日にも
期間限定で再登場する予定です。
そして、おそらく来年の8月も登場すると思いますので、ご都合に合わせてご来館ください。

今回の限定版は、永正16年(1519)8月15日、
信虎公による躑躅が崎館と甲斐府中(=甲府!)の建設開始を記念して✨

永正4年(1507)、父・信縄の死によって家督と甲斐守護職を継いだ信虎公。
御年9歳!

幼少なれど・・翌永正5年(1508)、叔父である信恵との戦いを制して武田宗家を統一。

その後、大永2年(1522)の甲斐国統一を果たすまで、
小山田氏(都留郡)、今井氏(現在の北杜市)、大井氏(現在の南アルプス市)などの甲斐の国衆たちと戦いに戦い、
しかも、背後でちらちらしている後北条氏や今川氏に、時々介入されて😨

そのさなか(!?)、いえいえだからこそ(!?)館と城下町を建設。
21歳の若き当主、信虎公が甲府の開府で目指したのは、
政治的拠点と経済拠点を一元化することで、もっと強くて豊かな国造り。
そんな信虎公の姿は、守護大名が戦国大名へとまさに転身していく姿・・・。

本日午後撮影の初冠雪の富士山🗻 
ちょっと見えにくくてごめんなさい🙇💦

こちらはいかがでしょうか!
閉館後に撮影した、初冠雪の富士山🗻です。
秋分が過ぎて徐々に日も短くなってきましたが、富士山は変わらず美しい✨

皆さまのお越しを、富士山と一緒にお待ちしております🙇
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信玄ミュージアムトイレのコラムにつきまして

2021-09-25 15:54:11 | 紹介
開館以来、多くの方にご来館いただき、施設をご利用いただいてきました。
観光・武田神社参拝も含め、館跡を訪れた方が利用できる公共トイレがなかったこともあり、
施設にきれいなトイレがあってとても便利になった、との声も多く聞かれます。
ただ、大勢の方が利用しますと、どうしても汚れや詰まりが出てしまうことが多く、
丁寧にご利用いただくために何か良い方法はないか、頭を悩ませました。
そこで、女性用トイレの各室に武田家の女性の方々の名前と、その紹介を貼ることで、
きれいに利用していただけるよう試みました。
すると、これが意外と大ヒット。
武田家の方々の名前に配慮してなのか、掲示後は大きなトラブルも少なくなり、
面白いトイレ、ということで、ツアーのバスガイドさんからも評価いただいていました。
その後、館跡と武田氏の歴史を紹介する施設ですので、せっかくならば、
何か楽しんで学んでいただけないかということで、男子側も含めてコラムも年2回程度、
各トイレにそれぞれに合ったテーマで、時事ネタも交えた掲示をさせていただいてきました。

しかしながら、男女トイレの性質上、双方への出入りができないことから、
違う内容のコラムではお互い見ることができない、とのご指摘をいただきました。
以前にも「両方見たいけれど、自由に入れない」、という声もありましたので、
その時点で改善すべきでした。
配慮が足らず、大変申し訳ありませんでした。
そうした指摘をいただいたということは、苦肉の策として講じたコラムを
丁寧にお読みいただくとともに、楽しみにしていただいている方が少なからず
いらっしゃる証ですので、そうした声を大切にしていきたいと思います。
今後、トイレのコラムにつきましては、同じ内容のものを
双方に掲示するようにいたしますので、
引き続きまして、よろしくお願いいたします。

現在、記事中のコラムは、地元の歌人 山崎方代を顕彰する
「なかみち短歌大会」作品募集に合わせて、山崎方代が詠んだ武田氏に関わる句
のご紹介などを掲示しています。
男女とも同じ趣旨での掲示ですので、来月になりましたら男女のコラムを
入れ替えをさせていただきます。

なお、なかみち短歌大会の募集期限が迫っております。
令和3年9月30日(木)必着ですので、この機会にぜひ一句詠んでみてはいかがでしょうか?
お問い合わせ先
甲府市教委育委員会生涯学習課内 方代の里なかみち短歌大会係
☎055‐223‐7323 E‐mail kyobun@city.kofu.lg.jp



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武田二十四将ドラフト会議 残すところあと10日

2021-09-24 15:51:43 | イベント
7月21日(水)から始まりましたドラフト会議ですが、いよいよ残り10日となりました。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、当館も8月8日から9月12日までの繁忙期に
臨時休館せざるを得ない状況となり、企画も一時中断しておりました。
再開後間もないですが、気が付けば開催期間も終盤に差し掛かり、残すところ
あと10日となりました。

先日の3連休、そして、昨日の秋分の日の祝日と、お休みも多かったこともあり、
ドラフト指名も少し得票数を伸ばしたところで最終の経過報告となります。
まず、先鋒をつとめる前線部隊
第1位 山本菅助 499票
第2位 真田昌幸 463票
第3位 真田幸綱 148票
第4位 原 虎胤 139票
第5位 真田信綱  61票  となっています。

譜代の家老衆が居並ぶ主力部隊
第1位 山県昌景 310票
第2位 馬場信春 217票
第3位 春日虎綱 188票
第4位 板垣信方 152票
第5位 内藤昌秀 118票   となっています。

信玄の御一門、本陣部隊
第1位 武田勝頼  574票
第2位 武田信繁  515票
第3位 かわらけ君 292票
第4位 仁科盛信   91票
第5位 木曽義昌   72票  となっています。

前線部隊では、
山本菅助と真田昌幸が30票あまりの僅差で熾烈な争いを繰り広げています。
「表裏比興の者」と言われた昌幸。
大逆転で2連覇!なんてこともあるかもしれません。

現在特別展示室では、昨年の総選挙の昌幸の勝利を受けて、
真田家ゆかりの六文銭旗の展示と、
武田氏滅亡後の昌幸の動静や、真田氏との関連も指摘されている、韮崎の隠岐殿遺跡出土品を紹介しています。

今年のドラフト会議の結果が来年の展示につながるかも!?
ぜひ、ご来館いただいて、あなたの推しの武将を指名してください。
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秋分の日、彼岸の中日、信玄公の火葬塚へ「ぶらり」

2021-09-23 09:21:27 | 紹介
暑さ寒さも彼岸まで・・とはよく言ったものです。
シルバーウィークの次に続き、秋分の日となりました。
今朝の甲府は、昨夜の雨もあがり、カラッと晴れて快晴です。
予報では日中やや暑さが戻りそうですが、ずいぶん過ごしやすくなりました。

秋分の日は、皆さまいかが過ごされますか。
お彼岸の中日ということもあり、お墓参りの方もいらっしゃるでしょうか。

秋分の日は、太陽も真東から昇り、真西に沈みます。
浄土思想では、阿弥陀さまがお治めになる極楽浄土は西にある、という考え方から、
真西に沈む太陽を礼拝しながら、極楽浄土に思いをはせるようになり、
それが、いつしか先祖供養の行事に変化。

また、昼と夜の長さがほぼ同じとなることから、
この日は、彼岸(あの世)と此岸(この世)の距離も最も近くなるとも考えられ、
先祖供養に結びついたとも。

こうした行事は、世界各地で見られそうなものですが、
秋分の日と先祖供養が結びついているのは、意外にも日本だけだそうで、
お彼岸のお墓参りが定着するまでに、
日本にもともとあった太陽や祖霊に対する信仰に、浄土思想が結びついたのではないか、とも言われています。

歩きやすい天候になったからでしょうか。
最近、武田氏館跡周辺の散策コースに関するお問合せが増えています。
特にご質問を受けるのが、信玄公のお墓の場所。
信玄公の死後3年経ち、勝頼公によって盛大な葬儀がとりおこなわれたのも、
信玄公の墓所があるのも恵林寺(甲州市塩山)ですが、
こちら甲府にも、信玄公墓所、通称火葬塚が整備されています。
西上の途上、信濃で亡くなり、館からほど近いこの場所で火葬され、
正式な葬儀までの3年間、こちらに埋葬されていたと伝承されています・・・。

当館より火葬塚まで徒歩で約10分。
探訪マップを片手に、かつての城下町を歩くのもいい季節になりました👟



「武田城下 ぶらり 歴史探訪」では、城下町跡の散策コースをご提案しております♬
右から、「墓所・菩提寺コース」、「家臣屋敷地散策コース」、「上府中コース」

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