信玄公生誕500年まで、あと50日!

2021-09-14 18:18:32 | 紹介
山梨県のまん延防止等重点措置が解除され、9月13日(月)より無事開館。
ありがたいことに、予想以上に多くの方にお立ち寄りいただいております。
武田神社の場所には、武田信玄の館があったんだ~、館跡も歩けるんだ~💡
などなど、今後も、当館の見学をきっかけに、
たくさんの「へぇ~💡」を見つけていただければ幸いです。

・・・
「今日は何の日?」
インターネットで調べてみると、「○○の日」だったり、誰それのお誕生日だの、命日だのいろいろと出てきます。
そう考えると、毎日が何かしら、誰かしらの記念日、特別な日。
信玄公ご生誕500年まで、あと50日にあたる9月14日もまたしかり。
「あと50日!」の記念日です✨



また、37年前、1984年9月14日は、「東京大阪間光ファイバーケーブル回線完成」の日。
2021年の現在、光回線でインターネットを使うのは、全く珍しいことではなくなりました。
光に比べれば、若干の遅延はありますが、無線通信もこわいくらいに進化している昨今。
「4Gって何?」とぼんやり考えている間に、もう世間では5Gの話題です💦

ともあれ、情報は内容と正確さが大事なのは当然のことですが、
その「鮮度」もフレッシュならフレッシュなほどいいわけで。

それは、現代でも、戦国の世でも同じ。
バイク便に宅急便はもちろん、郵便制度もない時代。
その任を担ったのは街道を走る飛脚、早飛脚、時に道なき道を進む使者、使僧・・・

でも、人の脚では間に合わない時も想定されるワケで、
そんな時は・・・狼煙(のろし)!
武田氏をはじめ、多くの戦国大名たちが、いざという時の伝達手段の一つとして整備させていたと言われています。
実際、武田氏領内にも、烽火または狼煙台だったと考えられる場所が複数あり、
狼煙ネットワークがきちんと機能するか(!?)確認するための実地訓練も行われたようで、
それに関する文書も、武田氏領内ではありませんが、残されています。

「狼煙」=狼など動物のフンで火を焚き、立ち昇る煙を確認し次第、
リレー方式で狼煙を上げ、情報を伝えていく方法。
夜間など、煙が見えない時は、火を使ったそう。
煙の色を使い分けた(!)なんて聞くと、ちょっと疑いたくなりますが、
動物性たんぱく質中心の雑食性の動物のフンは、
時間が経つごとに、燃やした時の煙の色が変わるのは本当のようで、
実験によると、1週間以内のフンは赤く、1週間くらい経ったフンは白く、
からからに乾いたフンを燃やすと、煙の色は青または無色と(本当に!)変化したとか。
でも、狼煙をあげるのはとても大変で、実際に使われていたのか疑問視する声もあるくらい。

ただ、「川中島に向けて上杉軍が進軍!」なんて時に、狼煙を使えば、
長野県長野市にある海津城(現在の松代城)から156km離れた山梨県甲府師の武田氏館に、
約2時間で「緊急事態発生!」と伝達できるようです。
早い!

そして、緊急かつ、もう少し細かいことを伝達したい(!)という時は、
鐘や、ほら貝、太鼓などの鳴り物や、さまざまな形態の旗を使ったようです。
例えば、織田信長の甲州征伐では、手旗信号が使われた・・など。


10月30日にも、武田信玄狼煙会主催「武田信玄狼煙リレー」が行われます。
今年の生誕500年を記念し、初の試みとして、下伊那郡根羽村の杣路峠をスタート地点に、
諏訪地方を経て甲府市の武田氏館跡(現在の武田神社)をゴールに、狼煙をつなぐそうです。
楽しみですヾ(*´∀`*)ノ

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