本日の甲府は、昨夜の雨もあがり、暖かな朝を迎えました。
先週は気温もそれほど上がらず、開花した桜もやや足踏み状態で、
7分咲くらいでした。
甲府の予想気温は25度。
今日一日で一気に満開に向かって咲き誇ると思われます。
ミュージアムの屋根越しに見える富士は真っ白です。


まん延防止等重点処置明けで最初の土日で、各地の観光地も賑わった、
とのニュースも聞かれましたが、武田神社周辺はあいにくのお天気もあってか、
賑わいは戻ってきましたが、例年に比べればまだまだといったところ。
感染者数も高止りで、なかなか収束も見通せませんが、
感染予防対策を心がけて、春のお出かけをお楽しみください。
当館も、臨時の入口で入館時の手指消毒は必須です。
体温は自動測定ですので、異常を検知しない限りそのままスルーです。
特別展示室入室時は、健康チェックシートにお名前・連絡先などのご記入を
お願いしています。
感染予防と施設での感染確認時の対応のため、ご協力ください。
なお、これまでアナウンスしてきました信玄公生誕500年記念の特別展は、
3月31日(木)をもって終了いたします。
残りわずかですが、お早めにご覧ください。
4月1日からは、令和5年(2023)4月12日に、信玄公没後450年を迎えるため、
1年前のカウントダウン企画展が開催されます。
初回のテーマは、「甲斐国領主と善光寺」
期間は、4月1日(金)から7月4日(月)
各地の善光寺では、4月3日から数えで7年に1度の御開帳が始まります。
コロナ感染拡大で1年延期されての開催ですが、
苦難を乗り越えての特別な盛儀を多くの方に知っていただけるよう、
信玄ミュージアムでも何かできないか、ということで企画展を計画しました。
企画展が成立できたのは、長野市の善光寺大本願様のご協力があったればこそ。
ご所蔵の「栗田家文書」を借用させていただき、展示品の主軸としました。
この史料群は、善光寺別当の栗田家に伝わった古文書で、
善光寺が甲斐に移っていた頃(現甲斐善光寺)、
甲斐の領主たちが出した書状で、武田・徳川・羽柴・加藤・浅野氏まで、
歴代領主の古文書が揃っている貴重な史料です。
展示室や設備に余裕のある施設でしたら一度に展示できるのですが、
信玄ミュージアムでは、貴重史料が展示可能なスペースは限られるため、
3回に分けて展示します。
すべて並ぶと圧巻な史料群なだけに残念です。
このほか、市内の甲斐善光寺様からもご協力をいただき、
貴重な史料なども期間中展示します。
詳細は、甲府市ホームページの更新とあわせて、近日中にお伝えいたしますので
お楽しみに。