令和3年4月から特別展示室宝物展示コーナーで始まりました記念の展示会ですが、
「本拠」・「姿」が終わり、第三弾「信玄公の戦」が始まります。
戦国時代は、各地に群雄が割拠し、覇を唱えんと争いました。
乱世の中、中部一帯を治めた信玄公も数多くの戦場に赴きましたが、
数ある戦の中でも、どれが有名か?と問われれば、
多くの方が川中島合戦を思い浮かべるのではないでしょうか?
今回のテーマ展示「戦」では、展示資料を紹介しつつ、語り継がれた川中島合戦の様子や、
後世に与えた影響などについて解説します。
展示は、6月23日(水)から8月9日(月)までの予定で、前半の展示資料は、2点。
①長野県木曽郡大桑村定勝寺所蔵の絵画「武田信玄騎馬像」
②山梨県立博物館所蔵の錦絵「川中島合戦備えを立直す図」
から始まります。
「武田信玄騎馬像」は、村指定文化財で、これまで村外に貸出されたことがない県外初公開の資料です。
今回の展示のために、修理をいただき、軸装もきれいになりました。
7月19日までの予定ですので、黒毛馬に跨り戦場に向かう信玄公の姿をお見逃しなく。
続報は、始まりましたら改めてご紹介いたします。
後半戦も展示資料は2点で、
長野県諏訪郡下諏訪町立諏訪湖博物館所蔵「諏訪法性兜」
山梨県立博物館所蔵の錦絵「川中嶌大合戦之図」
が登場する予定です。
この機会にぜひ、ご覧いただければ幸いです。