二十四将総選挙 ちょっと苦戦している人たちのご紹介 その2

2020-08-17 14:37:20 | イベント
夏休み企画武田二十四将総選挙、
連日多くの方にご参加いただき、感謝申し上げます。

毎日、閉館後にワクワクしながら集計しておりますが、
やはり、真田昌幸、山本菅助の人気は圧倒的です。

そこで再び、
ちょっと苦戦していますが、魅力ある人たちのご紹介。

今回は、
甘利備前守虎泰と甘利左衛門尉信忠の父子です!

甘利虎泰といえば、板垣信方と並んで、
若き信玄を支えた家臣の筆頭的存在として知られています。
しかしながら、総選挙では板垣信方に
少し差をつけられてしまっています。

虎泰について記された史料が少ないため、
諏訪の支配を任された信方ような派手な活躍に
押されてしまっているのかもしれませんが、
虎泰も武田家の「弓矢ばしら」と評され、
板垣、飯富とともに武田家の間者(スパイ)を
預けられていたとも言われていますから、
信玄からの信頼もかなり大きかったことがうかがえます。

史料に残らずとも、地道に確実に仕事をこなしていく……
今も昔も、こういう人がいてくれるから、
世の中がうまく回っていくのですよね。


虎泰が上田原の合戦で戦死した後、跡を継いだのが信忠です。
こちらも実直な性格だったようで、
部下思いとして知られています。
戦で負傷した部下に、当時傷に効くと言われていた
蘆毛の馬の糞を水に溶かした汁を飲ませるために、
自ら飲んで見せて、嫌がる部下を説得したという
逸話が語り継がれているほどです。

部下のためにここまでできる人、なかなかいません。

映画やドラマには登場してこないような人にも、
ドラマになりそうなエピソードがたくさんあり、
戦国の世を必死に生きていました。

31人+3人、それぞれの人生を想像しながら、
あなたの一票を!
ぜひよろしくお願いします!!
コメント
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