信玄ミュージアムでクールシェア

2020-08-10 13:04:49 | 紹介
お盆前の連休最終日。
今日も甲府は猛暑で、夏本番🌞です。
猛暑の後にスコールのような雨で「ほっと」一息な日もあれば、
朝からひたすらι(´Д`υ)アツィーな日もあり。

武田神社にご参拝の折には、すぐそばの信玄ミュージアムにもお越しください。
甲府市のクールシェアスポットにもなっています。

新型コロナウイルス感染予防対策と折り合いをつけながらのクールシェア。
臨時受付の扉はほとんど開け放った状態ではありますが、
それでもちょっと違います。

現在、感染拡大を防止するため、当館の見学ルートは一方通行。
受付をしていただき、常設展示室をご見学いただいた後は、
昭和初期の料亭旅館のお庭をぐるっと巡っていただいております。


お庭は当然のことながら屋外のため、ι(´Д`υ)アツィーですが、
せっかくなので、建物の中をちょっと覗いてみてください。
こんなι(´Д`υ)アツィーな日こそ、昭和レトロで涼しげなガラス、
今ではとっても貴重な「結霜(けっそう)ガラス」をじーーーっと観察。

雪の結晶を頭に思い浮かべるも良し、ザクザクっと踏んで楽しむ霜柱でも。
もちろん、かき氷でも🍧
ちょっと涼しくなりましたか?え、ならない!?
「結霜ガラス」という名前だけでも涼しげ、じゃないですか?


トイレの扉の明り取りにも使われて。


模様や透かし具合の違いから生まれる、レトロガラスのさまざまな表情。
加えて、料亭旅館のお客さまのプライバシーをさりげなく守った、なかなかクールな建具です。

旧堀田古城園でご覧いただいている「結霜ガラス」は、
もともと西洋でステンドグラス用に作られたもの。
日本での製造は明治から。和風建築と好相性(!)
しかも、費用も安くすんだ(♪)ことから、
たくさん作られ、製造方法もさまざま研究されたそうです。
結霜とは摺りガラスに膠(にかわ)※を塗って乾燥させ、表面を膠の収縮力で引き剥がしたもの。
自然の力を利用した技術ゆえに、同じ模様は二つとないオンリーワンの意匠。
残念ながら、戦後の工賃高騰から、徐々に製造されなくなり、今日に至ります・・・。
※膠とは、ゼラチンを主成分とした接着剤
                 「産業技術史資料データベース」参照

信玄ミュージアム敷地内の旧堀田古城園の長屋をリノベーションした店舗。
蕎麦・カフェで涼をとるのも「あり!」ですね🍦

株式会社桔梗屋さんが入居されています。
桔梗信玄ソフト+
暑い夏には最高ですよ。
コメント
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