オンラインの時代だからこそ

2020-05-19 12:23:13 | 紹介
日本の歴史で、どの時代を面白いと感じるかは人それぞれ。
それでも、戦国時代がとってもドラマチック😉 な時代のひとつであることは、
皆さまご納得いただけるかと思います。

信玄ミュージアムで展示しているものは、武田氏の館跡から発掘されたもの。
信玄の父である信虎、信玄、その子勝頼が活躍した時代をリアルに知る足がかり。

例えば、戦国の世を生きた軍馬の全身骨格を目の当たりにすれば
武田信玄や配下で活躍した二十四将の生きた時代がぐっと近づいてくるはず。

戦国時代の馬の全身骨格としては、全国でも唯一の例。(こちらはレプリカ)
武田氏館跡、甲府盆地を見下ろす梅翁曲輪(ばいおうくるわ)で発掘されました。


写真中央の芝のスペースが馬骨が出土した場所。
館跡の西曲輪の虎口(出入り口)から撮影📷

甲斐国は古代より名馬の産地。おそらくその血を継いだ在来馬。
時代劇にさっそうと登場するサラブレッドとは違うけれど、
大切に育てられ、大切に葬られたからこそ、状態よく出土しました。
どなたの軍馬だったのかはわかりませんが、この馬と主の関係が偲ばれます。


馬鎧の破片。

館跡からの出土した展示物を前に、想像をたくましく💪
新型コロナウイルスの影響で、オンラインサービスの活躍著しい今日この頃ですが、
そんな時だからこそ、リアルな出会いの大切さが身に沁みます😷 
当館にお越しの際、ちょっとでもリアルに武田氏の時代を体感する機会となれば幸いです。


武田氏館跡(現在の武田神社)西曲輪
当時の遺構、雰囲気を残す館跡のお散歩もおすすめ。

【お知らせ🎶】
信玄ミュージアムでは、再オープン後に「武田二十四将総選挙!」を企画しています。
開催時期や企画内容などの詳細は、HPやこちらのブログでお知らせします。
ぜひぜひご参加ください😊

新型コロナウイルス蔓延防止のため、
臨時休館終了後も、しばらくは通常のご見学が難しいかもしれません。
申し訳ございませんが、どうぞご了承ください。よろしくお願いいたします。
コメント
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