バッハの『ヨハネ受難曲』が初演されて、ちょうど300年だと教えて
もらった。
そうだったのね。
初めて聴いたのは中学2年生。
古楽の知識が殆ど無かったので、リヒターの演奏に完全にやられた。
今聴けば、さすがにラストのコラールはマズいでしょうと思うけど。
最近のライブでは、このルッツの演奏がピカイチ。
かつて、リュートの佐藤豊彦が、古楽奏者はもっとロマンティックに
ならなければいけないと言ってたのを体現するような見事な演奏。
朝吹園子さんが弾いているのも頼もしい。
随分前から迷っているのが、亡くなってしまった礒山雅さんの本『ヨハネ
受難曲』を購入するか否か。
事故で亡くなる直前まで書いていた、遺書のようなものなので、いずれは
読むに違いないけど、タイミングがねえ。